【不動産の魅力を探る】【18卒】住友不動産の冬インターン体験記（文系/総合職）No.812（早稲田大学/男性）（2018/1/29公開）

住友不動産についてはもちろん、不動産デベロッパーの仕事についても深い理解が得られると期待して参加した。デベロッパーを志望するうえでは、少なくとも一社以上のインターンに参加しておきたいと考えていたため、いい機会だった。

短いESと大人数でのグループ面接で合否が決まってしまうため、特にこれといった対策は行っていないが、同時期にほかのデベロッパーのインターンを併願することで、業界のイメージというものをつかんだ。

住友不動産の業務の中で、改善すべき点を一つあげてください

前半にやったこと

企業説明、業界についての説明、物件見学が2日間あり、多くの学びを得ることができた。特に物件見学では、普段は入れないような物件の内部に入り、住友不動産のこだわりを目にすることができた。

後半にやったこと

学生はそれぞれ、新築住宅、リフォーム、分譲マンションのどれかの営業所に配属され、営業同行を行った。私はリフォームの部門に配属され、実際に営業社員とお客様との打ち合わせに同席することができた。
最終日には、インターンに参加して気付いた、住友不動産の業務における改善点を一つ上げてプレゼンする機会が設けられた。

各部署の部長以上

なし

特にフィードバックをもらうような機会がなかったので、印象はないが、各社員の方々の話を聞いていると、物件に対しての思い入れやこだわりが伝わってくることが多く、そういった点の方が印象に残っている。

営業同行は実際にビジネスの場に同席させていただくものなので、いろいろな方に迷惑をかけないように気を張っていたため苦労した。また、最終日のプレゼンは部長級の社員に対して行うもので、かなり鋭い質問や意見が投げかけられるため、とても難しい印象を受けた。

実際の営業の現場を体感できたことが一番の収穫だった。他のデベロッパーのインターンにも参加したが、基本的には物件見学やグループワークが中心で、実際のビジネスの現場を見せてくれるところはなかった。総合職としてデベロッパーに就職したとき、自分たちが企画した物件がどのように売られていくのかを知るのは非常に大事なことであると感じた。

デベロッパーの仕事に対する理解をしておくこと。また、同業他社についても企業研究を行い、住友不動産の強さを探れるといいかもしれない。

かなり体育会系で厳しい会社だということが分かった。大手デベロッパーの中でも恐らく一番実力主義でハードな仕事を求められる環境だと思う。商社や外資企業に近いものを感じた。私はそうした環境に身を置く自信がなかったため、ここで働く自分は想像できなかった。

体育会系の企業であるため、その社風に自分があっていないと自己判断できたため。非常に優秀な社員の方で構成されおり、素晴らしい環境があると感じたが、とにかく雰囲気が私に合わない。また、この感覚は私だけではなかったようで、周囲の参加者の中にも「住友不動産は無理」と語る人が複数いた。

繰り返しになるが、ハードすぎるといってもいいほどの仕事内容に自分はついていけないと感じたから。最終日に「部下は基本的に上司の言うことに逆らうべきではない」という趣旨の発言を部長級の方がされていたところで、完全に志望度は消滅したといっていいと思う。

無条件でOBを紹介してもらえるのは基本。さらに、本選考にもエントリーした場合、特別な面談会に参加することができ、それを通過すると選考ではいきなり最終面接からの登場となるようだった。

基本的には日系の大企業。メーカー（自動車、重工業、電気など）や商社、海運といったグローバルに活躍ができる企業をメインに受け、デベロッパーはスケールの大きい仕事に携わることができるという観点で受けていた。同業他社に関してはもちろん志望しており、三菱地所、三井不動産、東急不動産といったところのインターンはエントリー/参加をしていた。

デベロッパー業界への志望度は確実に高まったと思う。かなり多くの物件を見学できたので、魅力的なビルやマンションについての知見を得られたため、さらに業界研究を進めようと考えるようになった。一方で、激務をこなす社員の方々と実際に接したことで、外コン外銀や商社といった似たような労働環境ノン会社についてはエントリーの候補から外すことを検討し始めた。