【特殊な魅力、金融の舞台】【21卒】日本政策金融公庫の夏インターン体験記（文系/総合職）No.11086（早稲田大学/男性）（2020/7/17公開）

金融業界や不動産業界、人材業界など非常に幅広い業界を調べていく中で、政府系金融機関という半官半民という特殊な特徴を持っている日本政策金融公庫に興味を持ちました。メガバンクなどの他の民間金融機関との違いを知りたかったので、応募しました。

まず、半官半民の日本政策金融公庫の民間金融機関との違いについて、公式ホームページなどで学びました。その後学んだことをもとに志望動機を作成しました。

企業に対する融資の可否を判断する

1日目にやったこと

日本政策金融公庫についての説明がありました。その後国民生活事業、中小事業、農林水産事業の3つの事例について、融資の可否と融資額をグループで話し合い、発表しました。最後に3人の社員の方と座談会を行いました。

営業部の社員　人事部の社員

なし

各発表ごとに、社員の方がフィードバックをいただいたが、あまり充実した内容とは言えず、発表の完成度や発表の仕方に対するフィードバックが多かったです。議論の内容に対するフィードバックはほとんどなく、印象的なものは正直ほとんどなかったです。

発表が3回あり、1回1回の時間が非常に短く、短時間で様々な資料をもとに融資の可否と融資額の決定、発表用のホワイトボードを作成したのでとにかく時間管理が大変でした。そのため、発表の出来もグループごとにかなりばらつきがありました。発表に対するフィードバックももう少し充実した内容であってほしかったです。

政府系金融機関というあまりなじみがない企業に対する理解が深まったのは非常によかったです。また、よく比較されるメガバンクや商工中金、日本政策投資銀行、地方銀行などといった違いについてもしっかり教えてくれたので、志望動機の作成に非常に役立つと感じました。

グループワークの際に企業の財務状況などを見たので、そういった財務知識があればもっと話し合いが実りあるものになったと思います。

インターンシップを通じて、様々な財務的に苦しんでいる状況の企業を見て、デモンストレーションとはいえ心の底からなんとかしてあげたいという思いがわいてきたからです。日本政策金融公庫は公共性の高い仕事で、大変な状況にある企業を助けることも多く、そういったことが自分のやりがいであると実感できたのも理由です。

グループワークでのグループ内での取り組みや、他のグループの発表を聞いて全体的なレベルの高さを実感したというのが大きな理由です。私は公務員志望ではないので、そういった面では多少有利になるとは思いましたが、それでも私程度のレベルでは内定を得ることが難しいと実感してしまいました。

日本全国ありとあらゆる企業をお金の面で支えることができる仕事だと知り、非常にやりがいを感じたからです。メガバンクなどの民間金融機関では助けられないような企業も助けられるという少し特別な仕事は、日本政策金融公庫でしかできないのだという独自性にも魅力を感じました。

インターンシップ参加者のみのフォローアップインターンシップの案内はされましたが、参加したからと言って特に本選考につながるようなイベントの案内はなかったからです。

インターンシップ参加前は、特に志望業界を決めていませんでした。そのため、政府系金融機関だけでなく、民間の金融機関や不動産業界、人材業界、IT業界など幅広い業界のインターンシップに応募していました。政府系金融機関の中では、他に日本政策投資銀行や商工中金、信金中央金庫などのインターンシップに応募していました。

このインターンシップに参加した後、政府系金融機関にもっと興味を持つようになり、これまでインターンシップに応募した企業以外の政府系金融機関も調べるようになりました。また、メガバンクなどの民間金融機関は自分に合わないと思ったので、本選考は受けないことを決めました。他の業界については特に変更はありません。