【中小企業支援の未来】【20卒】日本政策金融公庫の夏インターン体験記（文系/事務系総合職）No.7559（早稲田大学/男性）（2019/10/17公開）

経済学部出身なので、自分の専攻を活かせる仕事について知りたいという思いから、金融業界を選択。その中でも中小企業の発展を担う日本政策金融公庫に興味を持った。中小企業の支援を通し、地方創生に貢献したいという思いから応募した。

インターンの内容が、実際に行われている融資の疑似体験だったので、融資に関する知識についてインプットしといた。

日本政策金融公庫の融資業務を実際に体験してみる

1日目にやったこと

会社概要などのインプットを講義形式で受けた後、日本政策金融公庫が実際に行った融資業務3つに取り組んだ。昼食も出していただいた。各々の議論の後に発表を行った。フィードバックは特になかった。

人事部長の方

なし

時間の関係で、プレゼン後のフィードバックは行われなかった。自分たちの案の評価を聞くことで、理解を深めたかった。ただ、昼食の際には、現場社員からお話を聞くことができたので、生活面や仕事のやりがいについて聞くことができた。

実際の融資業務は専門用語が多く、１dayで行うにしては全体的に内容が難しく、班員も苦戦している様子だった。そのため、こちらから議論を進めようとしても、意見をなかなか言ってもらえず、非常に苦労した。3年夏ということもあり、業界知識が深くないメンバーが多く、議論をまとめるのに非常に苦労した。

金融機関全体に言えることかも知れないが、数字に強いかどうか、金利など金融リテラシーの高さが強く求められることを知ることができた。また、実際に事業の融資判定業務を体験することで、実際に事業を成立させる上で必要な項目はどのようなものか、知ることができた。

日本政策金融公庫が実際に行ってきた融資業務について何件か調べておけばよかった。そうすることで、より一層業務理解が進み、スムーズな議論が可能だっだと考える。

政府系金融機関なので、どちらかといえば「お役所仕事」が多く、新しい知識をどんどんインプットしたいという自分の特性とは合わないんじゃないかと感じたため。また、常に３、４つの融資業務を並行することになると聞き、業務量も多いのではと思ってしまった。

自分は経済学部出身で、ゼミで計量経済学を学んできたことから、数字の強さと金融リテラシーを日本政策金融公庫で活かせるのではないかと考えたため。また、実際に業務を体験してみて、融資の面白さ、融資のもたらす中小企業への影響に魅力を感じ、マッチングはしているのではと感じたため。

志望度が下がった理由は、社員との雰囲気の合わなさが一番の理由である。昼食の際にお話をさせていただいたが、「全国転勤だけど君たち大丈夫なの？」など、会社に対して否定的な話しかされずに、やりがいを持って仕事ができるかどうか不安になってしまったためである。

インターンシップ参加者限定のセミナーに招待されたため。自分は最終的には参加しなかったが、このセミナーに参加することでリクルーターがついたり、早期選考が行われたりなどの優遇があると思われる。

官僚・IT・金融をみていた（IT第一志望）。具体的にはヤフー・ソフトバンク、DeNAなど、社会的インパクトの大きさを持ちつつ、若手にも裁量があると思われる企業を志望していた。また、大手ITにはサイバーエージェントなどがあったが、エンタメ・ゲーム系というよりは社会課題解決系の事業に携わりたかったので、エンタメ・ゲーム系は志望していなかった。

業界をIT一つに絞ることを決意した。理由としては、金融を通じたやり取りで世の中を支える仕事よりも、変化の激しい業界で、必要とされるプロダクトを作っていくことの方に魅力を感じている自分に気づいたためである。また、金融・官僚はどちらも堅実な雰囲気があって、新しいことに挑戦したい自分の特性とは合ってないのではと感じたことも理由の一つである。