20卒 インターンES
コンサルタント
20卒 | 大阪大学 | 男性
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Q.
学生時代に一番力を入れて取り組んだこととそこから学んだこと
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A.
私は塾で英文法を高校生に教える中で、曖昧なものを具体化する力の重要性を知った。私が担当していた英文法は高校では暗記するものとして教えられるため、生徒たちはそれについて深く考えることなく勉強してきた。そのため、一度自力で解けぬ文法問題に出会うと疑問が次々とあふれる。私はその姿を見て、暗記ではなく論理的な説明が必要だと感じ、自分なりに分析して指導法を編み出した。幸い、説明は生徒たちに好評で彼らは理解した上で問題が解けるようになった。この力はコンサルティングにも欠かせないと考える。クライアントの抱える問題ははじめは曖昧で、それを分析して具体化し、さらに伝える必要があるからだ。 続きを読む
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Q.
日本の小学校教育について、近年英語やプログラミングの必修化が議論されているが、それ以外にあなたが新しく追加するならば何か、理由と共に記述ください
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A.
小学校教育にも高校の倫理のような哲学や思想に触れる科目を導入するべきだ。塾講師のアルバイトをする中で、成績不振あるいは記憶力に問題のある生徒に共通するのが「自分で考える力を持っていない」ということ。例えば、新しい知識を頭に入れる際、単に一つ一つの単語を覚えるだけでは当然ながら記憶には残らない。重要なのはその知識をどう捉えるか。自分の既に持つ知識·経験と関連付ける、あるいは自分の覚えやすい方法を考える。そういった工夫や知識の背景を見抜ける生徒たちが少ないように感じる。つまり、マインドの豊かさに問題があるのではないかと。哲学というのは考えるということを突き詰める学問であり、思想を学ぶというのは自分とは異なる思考を理解し受容することである。こうした科目を通じて子供たちはより論理的に、抽象的に物事をとらえ、時にクリエイティブに、時にロジカルに勉強だけでなく物事を解決する力を得ると私は考える。 続きを読む