20卒 本選考ES
コンサルタント
20卒 | 東京大学大学院 | 男性
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Q.
・学生時代に一番力を入れて取り組んだことと、そこから学んだことは何かを記述ください。(300文字)
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A.
学生時代に一番力を入れて取り組んだのは卒業研究だ。卒業研究では、物理と全力で向き合おうと考え、前例がなくその実験手法から手探りで開拓する必要のある課題を選んだ。 自由度の高い研究において成果を出すために、年度末の学会で発表できる成果を出すことを目標に定め、それぞれのステップを細かく計画立て実験を行っていった。その際、週2日のところを週6日で研究するといった継続的な努力も行った。 その結果、私の学科では通常修士以降で行う日本物理学会での発表を、学部4年の時点で実現することができた。この経験から、前例のない状態で一定の成果を出す方法、計画性、そしてモチベーションの保ち方などを学んだ。 続きを読む
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Q.
・日本の小学校教育について、近年英語やプログラミングの必修化について議論がなされているが、それ以外にあなたが新しく追加するならば何か、理由とともに記述ください(400字)
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A.
前提として、教育現場の人手不足、能力不足は考慮せず考える。 私は「世界の現状を学ぶ授業」の必修化が必要であると考える。この授業では地球温暖化、地域紛争、極度の貧困、技術の発展など、世界中で‘今’起きている課題とそれに対する取り組みをリアルタイムで学ぶ事で、良くも悪くも、自分の住む日本が如何に特殊な環境なのかも学ぶ事ができる。 技術の発展、人口増加、グローバル化等に伴い、世界状勢はかつてない程急速に変化していると感じる。 そのような中で、日本社会についてのみや、切り取った世界の一瞬についてのみ学ぶ現在の授業は、生徒の多様性を許容する能力を育成する(そのためにまず多様性を学ぶ)妨げとなると共に、世界状勢を理解する上で常に時代遅れとなる。 生徒が何を感じ、これからの世界を生きる上で何を学ぶべきかを考える上で、自分を取り巻く世界の現状を教える事こそ、本質的に意味のある教育であると考える。 続きを読む