【21卒】ＭＩＸＩの夏インターン体験記（理系/機械学習エンジニア）No.9475（名古屋工業大学大学院/男性）（2020/7/15公開）

web系の自社サービスを展開している企業のインターンシップに機械学習エンジニアとして参加したかったためです。web系の自社サービスを展開することでデータが集めやすく、その集めたデータを活用してさらなる価値をサービスに与える仕事を経験したかったです。

研究のみならず、個人的な開発によるポートフォリオを整えました。iOSアプリとwebアプリを自分で開発しました。

応募 → エントリーシート → 1次面接 → 最終面接

研究のみならず、個人的な開発をしている点は評価されたと思います。自身がある思いをもって開発したものは質問にも回答しやすかったです。

学生時代一番力を入れて取り組んだことを教えてください。

私は学生時代、勉学に励み、結果として大学を首席で卒業しました。私は大学受験で失敗し、前期で受験した大学は不合格となってしまいました。後期で受験した大学に合格し、浪人するか悩んだ結果、大学では勉学には励むと決意して大学へ入学しました。大学へ入学後は真剣に授業に取り組み、自習にも力を入れました。結果、大学を首席で卒業することができました。

エンジニアとしての目標を教えてください。

私のエンジニアとしての目標は、人々の「負・不・腐」を解消するサービスを開発することです。負とは面倒なこと、不とはできないこと、腐とはもったいないことです。私が得意なwebサービスの開発により、広範囲な方々の「負・不・腐」を柔軟に解消することができると考えます。あくまで技術は手段という考えを持ち、「負・不・腐」を解消するという目的の達成を第一に考えて開発に着手したいと考えています。

個人的な開発のみならず、研究に関しても真面目に取り組んできたのがすごくよくわかったという評価をいただきました。きちんと両立している点が評価されたと思います。

研究内容について教えてください。

私の研究内容はオンライン議論の構造抽出です。深層学習を用いた自然言語処理の分野における研究です。この研究は、オンライン議論のファシリテーションを行うエージェントの一機能として必要な研究です。提案手法は自然言語処理の分野における関連研究と同等の精度を達成しました。また社会実験でもきちんと動作し、その有効性を示すことができました。

なぜ機械学習エンジニアとしてサービス開発に携わりたいのですか？

機械学習エンジニアとしてサービス開発に携わることで、データに基づく新たな価値を提供できるためです。従来のサービス開発ではアルゴリズム的に確実に解消できるものまでしか解消することができません。しかしそのサービスにデータに基づくアプローチを加えることで、さらにユーザに価値を与えることができる点が魅力的だと感じるためです。

家族アルバムのサービスの新機能開発

1週目にやったこと

1日目は会社案内や備品の受け渡し、開発環境の構築を行いました。2日目からは実際に開発に取り掛かりました。1日に1度、定例のミーティングを行い、開発の中でわからないことが出てきたらその都度相談させていただきました。

2週目にやったこと

2週目も1週目と同様、機能開発に取り掛かりました。2週目はスクラム開発におけるタスクの洗い出しやポイント出しにも同席させていただきました。2週目で用意された課題の1つを終えることができました。

3週目にやったこと

3週目からはもう1つの課題に取り組みました。AWSのEC2 Spot Instanceを用いた機械学習のトレーニング自動化におけるコスト削減に着手し、一連の動作システムを構築しました。

受け入れ部署の社員

なし

開発レベルに関してはかなり高いという評価をいただくことができたのは嬉しかったです。実際に企業で開発に着手されている社員のエンジニアの方々からそのような評価をいただいたのは、かなり自信になりました。

2つ目の課題は、AWSにおける最先端の機能を用いて解決するものだったので、あまりドキュメントが整っておらず、想像により進ませていかなければならない状態でした。AWSのサポートに問い合わせてもなかなか返答が帰ってこなかったため、貴重なインターンシップの時間をそこに割かなければならなかったのは苦しかったです。