【5Gで未来を創る】【21卒】三菱総合研究所の夏インターン体験記（理系/ITコンサルタント）No.9383（名古屋工業大学大学院/男性）（2020/7/15公開）

ITコンサルタントの方々はどのような働き方をされているか興味があり、内資の代表的な総合研究所である三菱総合研究所のインターンへの参加を決意しました。社員の方々と同じ執務スペースで、アドバイスを受けながら実践的な体験ができる点に魅力を感じました。

コンサルタントのインターンと言えば東京大学や京都大学といったトップレベルの学生が応募する印象があったため、そのような学生が執筆されるようなエントリーシートより出来がいいものを執筆するのは大前提だという思いで、エントリーシートの内容を詰めました。全て規定文字数ちょうどにし、具体的な数字や用語を用いてイメージされやすく執筆しました。

5Gを活用した民間ビジネスの提案

前半にやったこと

前半はテーマの中で、自分がどのような提案をするか、その方向性をまとめました。様々な参考文献を調査して、最近の動向はどうなっているか、またその具体的な数字はどうなっているかまとめていきました。

後半にやったこと

後半は主に発表の準備を行いました。パワーポイントで5Gを活用した民間ビジネスの提案について、独自の内容を発表しました。発表練習を2回ほどご実施いただき、発表自体の完成度も高めました。

メンターの方々、所属する部署の方々

なし

与えられたテーマの裏にあるバックグラウンドを捉えることが大事であるというフィードバックをいただきました。ヒアリングできた内容が全てではなく、なぜそれが求められているのか、さらに上の概念を掴むことを教わりました。

前半の方向性を固めるフェーズで、自分が実際には体験したことがないものを提案しようとしたため、全てが想像となってしまい、具体性に欠けるという事態に陥ってしまいました。しかしメンターの方がご丁寧にアドバイスしてくださったため、実体験に基づく内容で進めていくように軌道修正することができました。

ITコンサルタントとして働くことで、どのような業務内容に取り組むか、またどのような働き方になるのか、実務に取り組まれている方々を目の前にして理解を深めることができた点です。説明会や面談ではややイメージしづらいことがあったりしますが、肌で感じることができたのは貴重な経験でした。

社会について理解を深めておくとより良い提案ができたかもしれないと思います。新聞を読むことの重要性を感じました。

近いお仕事をされている部署の方々は1フロアにおさまっており、コミュニケーションが気軽に取れることを知りました。またフレックスタイム制が導入されており、社員の方々はご自身で勤務のスケジュールを調整されていることがわかりました。自分もそのような働き方になるのだなとイメージが湧きました。

最終発表会でかなり堂々と、自分が考えた提案について発表することができたためです。社員の方々よりいただいたフィードバックでもお褒めの言葉をいただき、評価いただいたことがわかりました。そもそもインターンシップに参加できたことで、より中の情報を知ることができたのは大きいと感じました。

志望度が上がった理由は、ITコンサルタントとしてどのような業務内容に取り組むかがよりクリアになったためです。また働き方に関して、想像していたほどは長時間拘束されることがないと思ったためです。その後のキャリアについても形成しやすいという印象を受けました。

インターンシップへの参加が本選考に有利になると思った理由は、実際に中の働き方を知ることで、より具体的な、経験に基づく主張ができるためです。想像で語ると違った時のマイナスが大きいため、事実を述べられることの強みを感じました。

インターンシップに参加する前は、IT業界の中でも規模が大きい、かつ事業範囲が広い企業でエンジニアとして働くこと、もしくはITに注力している総合研究所でコンサルタントとして働くことを志望していました。具体的には前者に関してはリクルートやヤフー、後者に関しては三菱総合研究所や野村総合研究所を志望していました。

インターンシップに参加して実務に近い内容に取り組んでみることで、ITコンサルタントの業務に対する適性があるというように感じたため、志望度は上がりました。しかしインターンシップに参加したからといって、完全にコンサルタントとして働くことに決断することはできませんでした。片方しか経験していないため、もう片方を知りたくなりました。