【未知の金融世界へ】【20卒】ＳＭＢＣ日興証券の夏インターン体験記（文系/総合職/リテールコース）No.3597（一橋大学/女性）（2018/9/12公開）

金融業界のインターンに数多く参加しようと考えていた。しかし証券にはあまり興味がなく、また自分が興味を持つ可能性も低いと思ったため、3日間のインターンシップで比較的負担にならないこの企業に応募しようと考えた。

ネットで企業のホームページは確認したが、それ以上は特に何もしなかった。ESは分かりやすい言葉遣いで書くように心がけた。

証券業務への理解を深める/ボードゲーム/リテール事業/顧客理解ワーク/市場理解ワーク

1日目にやったこと

最初に簡単に証券ビジネスの仕組みを説明されてから、そのあとにボードゲームを用いてその理解を深めた。同じグループの人で自分の強みと弱いを共有する時間も多く取られていた。

2日目にやったこと

顧客理解と市場理解に関するワークを行った。証券会社が顧客との信頼関係構築を大切にしているのが伝わってきた。また株式や債券など業務の根幹となる部分の説明も丁寧にしてもらった。

3日目にやったこと

1日目と2日目を踏まえて、総合的なワークを行った。考えなければならないことが多く、とても難しかった。社員の方との懇親会もあり、様々な話を聞くことができて充実した時間だった。

なし

ワークの間に、実際の業務だとどうなるのかという点を丁寧に説明してもらった。ワークは本当の仕事に近いように設定されて行われていたが、それでもやはり差異があるのだと感じた。

証券会社の業務自体が難しかった。お客様と関係を構築するワークで少しずつ距離を詰めていくのはもちろん、専門知識がないなかでグループのメンバーと話し合ってワークを進めるのが大変だった。また社員の方からお話を聞くことができる機会があまりなく、残念だと思った。

資産運用は日常生活で経験することがあまりできないため、そのワークを経験出来て良かったと感じた。また証券業務の流れは説明されただけではわかりづらいものがあったので、ボードゲームを用いて自然と理解することができるようにしてくれたことも良かった。

投資にまつわる知識を最低限知っておくと良いと感じた。株式や債券の違いすら理解できていないとワークで苦労すると思う。

今回のインターンシップは証券会社の業務を体験してみるという点に軸が置かれていた。実際に働いている社員の方から普段の話を聞ける機会は最終日の懇親会以外になく、そもそもこの企業で働く社員の方がどういう生活を送っているのかがイメージできなかった。

この企業がどういう人材を求めているのか分からなかった。専門知識は入社してから覚えることができると言っていたためそこは気にしていないのかもしれないが、インターンシップの中で求める人材に関して特に言及していなかった。熱意があれば少なくとも有利にはなると思う。

証券会社の業務をさほど面白いと感じなかった。他の金融系の業界でも同じような業務はできると感じたため、あえて証券会社に入社する魅力はわからなかった。また、他のインターンシップと比べて、社員の方からのフォローをさほど感じず、人という点でも魅力を感じなかった。

企業がこのインターンシップにあまり重きを置いている様子はなく、ワークの際にメモを取っているということもないので、このインターンシップに参加することは本選考には何も関係しないと感じた。

金融業界を考えていた。もともと証券会社に興味はなかったが、自分が業務を知らなくて興味を持っていないだけかもしれないと考え、インターンシップに応募した。他にも保険業界、銀行業界などのインターンシップも参加を考えていた。ただメーカー、不動産などの業界もこの時期から視野を狭くするのは良くないと思ったため、少し見ていた。

証券会社は証券業務に特別の興味や魅力を感じていないとすぐに飽きてしまうのかもしれないと思った。また体育会の気質であるということはよく耳にするので、体力も必要だと思う。ただ日本全体で考えた時に、平均的な給与水準を大きく上回る給料を得ることができるので、興味がありかつ熱意がある人にとってはとても良いのかもしれないと思う。