18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 北海道大学大学院 | 男性
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Q.
分析試験業界を志望する動機と将来この業界で果たしたい役割について (600~800字)
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A.
分析試験そのものは製薬企業、食品メーカーなど科学的なデータを必要とする企業であれば自前で行う事ができます、しかしながら近年では経費削減の観点から人材や設備を自社で抱え込むのではなく外注することで効率的な経済活動を行うところもあり、専門的な試験を行える受託分析業界の価値は高まっています。更に企業等の自前の試験データの正しさや透明性に疑義が生じるケースもあり、専門家が「安全である」と主張しても人々が「安心」できない状況になっております。このような社会情勢の中、受託分析機関は公正中立な第三者の立場から品質の高いデータ、言わば「お墨付き」を提供し、人々に安心を届ける一助となっています。これら二点の要因からこの業界に将来性と大きな社会的意義を感じ、志望させて頂きました。私は免疫学を専攻する研究室で細胞や動物を用いた実験を行ってきました。分析試験業界においてはどちらかといえば物理的、化学的な試験が主流ですが、これらの試験において技術を用いて社会に貢献するのは勿論の事、私の知識やスキルが活かせる生物学的な試験においても幅広くノウハウを学び、貢献していきたいと考えております。技術員として様々な実験技術を身に付けた後は、その豊富な知識を活かした業務を行って貢献したいと思います。一つは、お客様のニーズに合わせた試験を組み立て、提案していく業務です。目的が明確であるがどの試験項目を用いれば良いか分からないお客様に最も有効かつ経済的な試験を提案、実行していくことでお客様の利益を最大化する事に貢献したいと思います。もう一つは、新規の試験項目の確立です。およそ2万という日本最大級の項目数を誇る貴団体でもお客様のニーズを満たせない事があると大学内の説明会で伺いましたので、利用可能なあらゆる技術を融合し、できない試験を無くしていく事に貢献したいと考えています。 続きを読む