【情報発信の巧妙戦略】【23卒】東日本高速道路（NEXCO東日本）の冬インターン体験記（文系/ワンデー仕事体験）No.30604（非公開/男性）（2022/11/9公開）

安定と高給が就職活動における軸であったため、業務内容や社風について知っておきたかった。また本選考で優遇がされるものもあると聞いていたのでとりあえず応募した。高速道路会社の中でも自分の居住地と事業エリアがかぶっている企業の方が、後の企業選びで影響すると考えたので東日本を受けた。

過去のインターンシップ選考の記録を調べて事前に準備をした。東日本を含め、高速道路会社を受けた先輩が周囲にいなかったので、有名企業の選考を突破した先輩に添削を依頼した。

中日本や首都高速道路ではなく、なぜ東日本かを説得力を持って述べられるかが重要だと思う。文字数の制約が厳しいので工夫が必要。

ネクスコ東日本の新しい広報施策を考案せよ

会社説明→テーマ発表→グループワーク→プレゼンテーション→フィードバック

高速道路会社における広報部門の仕事

ネクスコ東日本の新しい広報施策を考案せよ

1日目にやったこと

最初に会社説明と合わせて、これまでの広報テーマが伝えられる。説明終了後に、チームに分かれる。その後、事前に配布された資料（事故発生数や利用者データ、アニュアルレポートなど）をもとに、事前に考えてきた内容をグループ内で発表、議論、発表準備を進める。時間になったら、全体で発表し各グループにフィードバックがあった。

人事課社員、広報部門の社員

なし

不特定多数に放映できるテレビCMであっても、厳密にペルソナを設定したほうが内容の濃い成果物が出来上がるというフィードバックを受けた。また、災害関連のセンシティブな情報はメディアでの取り扱いに気を付けなければならないというアドバイスも印象的であった。

固めな社風のインフラ系の企業のインターンシップでありながら、広報施策の考案というある程度独創性が求められるワークであったため、これだというアイデアを決めるのに苦労した。事前に渡された資料の量も膨大であったため、事前の読み込みなどの準備が大変だった。

チーム内での役割分けに従ってワークを進めていった。自己主張しすぎず黙りすぎず丁度よい感じで協力していた。

高速道路会社では、道路管理業務やサービスエリア管理業務、道路建設業務の説明が多くコーポレート部門の仕事については知る機会が少ない。そのため、このインターンシップを通じてコーポレート部門における仕事内容や社員の方が何を考えて働いているか知ることができた。

発表ではCMの構成をパワーポイントを作ってプレゼンする方式だったので、パワーポイントの技術がないと魅力的な発表にはならない。時間もタイトなので一人ができるだけでは厳しいので、それなりに技術を磨いておくべきであった。

このインターンシップで、それまで理解があまり進んでいなかった高速道路会社のコーポレート部門の仕事を実際に体感できた。特にフィードバックでは、ただ褒めちぎるのではなく実際に働くうえでの注意を交えて具体的なフィードバックを頂けた。これらのことから、どのような考えをもって実際に働くのかイメージが深まった。

コーポレート部門であっても、根底にあるのは堅実に業務を進めていくことであったので自分に合っていると思った。また、エントリーシートの倍率がそこそこ高い中で業務理解が進んだことは本選考で有利になると思った。社員の方々の人柄も、穏やかな人が多く自分とマッチすると思った。

インターンシップ参加前は、インフラ系の企業では取り扱う商材の関係で、ルーティンワークが多くなると考えていた。しかしながら、部門によっては頭を使って考える仕事もできることが分かり、社会を支えるという使命感を持ちながら、仕事を楽しめるのではないかと思ったからである。

インターンシップ後に応募者限定の会社説明会が行われたが、対象が応募者であったためエントリーシートさえ提出すれば合否に関わらず参加できた。他に、インターンシップ関係の優遇はなかった。

就職活動開始時から、長く同じ会社で働けることや、給与の水準がそれなりに高いこと、事業の安定感が高いことからインフラ系の企業を志望していた。もともと高速道路会社に興味があったが、それ以上にエネルギー系の企業に興味があった。インターンシップに参加したことで、高速道路会社は業務の幅が広いことに気づき、本選考では高速道路会社も多くエントリーしようと思うきっかけになった。

ただ会社説明会に出るだけでは、道路管理業務やサービスエリア管理業務、道路建設業務の説明が中心であり、コーポレート部門については深く知ることができない。しかし、ジョブローテーションではコーポレート部門も経験する可能性が高いので、そのビジョンについて具体的に話せるようになったことは大きな収穫であった。実際に面接ではインターンシップの話を交えることで納得感のある話ができた。