【建設業界の舞台裏を体験】【21卒】清水建設の夏インターン体験記（理系/総合職内勤）No.10389（東京工業大学大学院/男性）（2020/7/16公開）

建設業界に興味があり、建設と言えばゼネコンだと思っていた。とりあえず就活が始まるまでにどこかのゼネコンのインターンに行こうと思い応募した。建設業界や他のゼネコンとの違いが分かればいいかなと思っていた。

ESの内容を埋めることを第一に考えていた、すでに他のゼネコンの現場見学などには参加していたので、受かるための準備などは特に行わなかった。

エントリーシート

各社員による業務紹介、演習、現場見学など

前半にやったこと

インターン生の顔合わせ、アイスブレイク、会社概要についての紹介、若手社員による業務紹介、構造物の設計について説明を受けた後、演習として構造物設計における断面設計の計算をグループで行いました。

後半にやったこと

清水建設が請け負っている現場、LNGやガス発電所の見学、ベテラン社員による業務紹介、実務における数値解析について説明を受けた後、演習として解析ソフトによる解析を行いました。

人事/インターン中に関わった社員の方々

なし

ゼネコンという会社である以上施工現場での仕事がメインである。また、たとえ内勤での設計業務に携わるとしても現場のことについてよく知っておく必要があると言われたのが印象的でした。

社員の方による業務紹介や、大学の授業のような演習がメインでしたのでそこまで大変ではなかったです。ただ、内勤のインターンシップと伺い参加したのですが、まる2日は現場見学として遠くの現場で過ごしていたので体力的にはとても疲れました。最終日の発表もインターンシップの内容とは関係のないもので苦労しました。

今迄、建設業界と言えばゼネコンであるという程度の認識であったが、インターンシップに参加することで、建設業界におけるゼネコンの役割等を認識することが出来たのでよかった。また、現場見学でも普段はいることのできないと事に入ることが出来たので良かった。

会社の概要や演習についても詳しく教えていただけるので、特に事前について準備をしたほうがいいことはないと思います。

社員の方の話を聞く限り、昔は設計志望だと、現場に出ることはほとんどなかったが、今は、若手は全員ローテーションとして4年間は現場で施工管理に携わる必要があるため、現場での長期滞在を望まない私にとって、清水建設で働く自分を想像することはできませんでした。

インターンシップを通して、会社の概要や業務内容についてはよく理解できましたが、同業他社との違いや、実際にどういった学生が欲しいのか詳しくはわかりませんでした。少なくとも、施工管理の仕事に抵抗がある人に内定が出ることはないのだろうと強く感じました。

前述したように、ゼネコンでは施工管理の仕事がメインであることが分かったので私自身の志望度が上がることあありませんでした。ただ、インターンシップに参加したことでミスマッチを防ぐことが出来たし、建設業界についても理解が深まったので良かったと思います。

インターンシップ後、参加者限定のイベントや選考はなく、選考開始前にリクルーターとなりうる方から連絡があったのみです。なので、インターンシップの参加が直接選考に有利になることはないと思います。

インターンシップに参加したからといって、特に何もありませんでした。例年通り、選考時期になると大学のOBがリクルーターにつきました。

元々、社会インフラの設計に携わりたいと思っており、建設業界におけるゼネコンやコンサルを志望していました。しかし、ゼネコンの中での違いなどは分かっておらず、とりあえず建設業界といえばゼネコンであろうという漠然とした理由で志望していたにすぎません。本格的に志望先を考え始めたのはインターンシップ後になります。

ゼネコンを志望することをやめ、建設業界に絞らず私自身が本当に働きたいなと思える企業を見つけることにしました。納得して就職活動を終えることが出来るように、以前に比べてより慎重に企業や私自身のことについて研究するようになりました。また、今回のインターンシップで知ったことについては他業界との比較のために役立て、その後の選考対策に利用しました。