【ビジネスモデルを理解せよ】【21卒】双日の冬インターン体験記（文系/総合職）No.7494（大分大学/男性）（2019/10/8公開）

商社業界に興味があり、第１志望として掲げていたため。また、商社の中でも総合商社は、複数の商材を取り扱い、事業投資まで手がける業態の広い業界であるため、どのようなビジネスモデルで動いているのかしっかりと理解出来ていなかった。それを十分に理解したいとも思ったため。

事前にこのインターンシップの選考に通ったESを参考にした上で、自分なりにアピールできる部分を記載した。ESでは、自分のことを全く知らないひとが読む自己PR文のため、簡潔かつ分かりやすく書くように心掛けた。あとは、商社マンとして求められる資質をHP等で確認し、それに合致するような自分の中の強みをアピールするようにした。

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午前の部：ベトナムで手がける海外工業団地事業で考えられるリスクやプロセスを考えろ。また、事業を通してどのような価値提供が出来るのかを考えろ。 午後の部：グループで協力し、企業収益を上げろ。

1日目にやったこと

午前と午後でそれぞれのワークを通して、総合商社のトレーディングや事業投資の仕組みを体感するものになっていた。
午前：プロジェクト体感ワーク（グループ内ワーク）
午後：商社ビジネス体感ワーク（グループ対抗戦）

人事部7～8名程度

なし

フィードバックの時言われた印象的な言葉が、いかに他のチームと協力しながら、ゲーム内のチームの強さを示す指標の営業力や競争力を伸ばし、最終的な収益拡大を目指していくかが重要だということだった。総合商社は様々な産業か企業と関わる必要があり、それらをまとめてはじめてプロジェクトが進む。自社でまかえない部分は、他社で補完するというやり方で業務を進めていく必要があるらしい。それを支えるのが商社で働く社員１人ひとりの個の力であるとも教わった。商社マンたるものいかに人間力や信頼力をあげることができるかが、他のステークホルダーとの協力にも関わってくることを学べた。

特に午後の部で行った商社ビジネス体感ワークで、いかに他のチームの動向を見ながら、自分たちのチームの収益を伸ばしていくかを判断するのが難しかった。良い資源が先に他のチームにとられることもあれば、良い交渉でクライアントへ資源を販売し、収益を上げていくチームもあった。その中で、時にはそれらのチームより収益を伸ばすために、他のチームとアライアンスを組んで、収益拡大の構造を作っていく必要があった。それを遂行するために他のチームへの営業交渉をロジカル思考で行っていくことも必要だったため、終始頭をフル回転しないといけずに、非常に大変だった。

インターン全体を通して、いくら総合商社といっても、自社だけではビジネスをこなすのは難しいということが一番認識できた。商材を持たない商社の強みであるオーガナイザー機能を活かし、世界中の社会問題を解決するプロジェクトを成功させるためには、どんなパートナーとアライアンスを組んで、どんな企業を巻き込んでいくべきなのかということが分かった。午後の部の商社ビジネス体感ワークでは、他のグループとアライアンスを組んで、クライアント提案をすることも出来たため、商社マンは、営業力や巻き込み力、リーダーシップ力が必要だと感じた

インターン開始前に、双日が実際に総合商社としてどのようなプロジェクトをどのような国でどのような価値提供を行っているのかを事前に調べておくべきだと思った。それを頭にいれておくだけで、商社マンとして業務に取り組む際に、どのようなことに気をつけてどのようなプロセスで進めていくのか少し分かるため、ワークの取りかかりがスムーズに進んだかもしれないためだ。

企業HPや就活サイトだけでは理解するのが難しいのが、BtoBの商社であり、総合商社ならばいくつもの商材を扱い、事業投資も手がけるため、より一層理解しにくいものだった。しかし、このインターンを通して、実際に行われた業務やプロジェクト内容をもとに、商社の仕事について学ぶことができたため、商社のビジネスモデルやそのモデルを駆使して行うプロジェクトの例も知ることができ、一石二鳥であった。また、内々定者や現社員の方から貴重な生の声を聞くことができる機会があり、なぜ総合商社を選び、なぜ双日に入社したのか、そしてやりがいは何なのか等を吸収することができ、自分自身が本当に総合商社で働きたいのかどうかをすりあわせることができたため。

内定は出ない。1Dayインターンでも、早期選考にはのらないと考えられる。しかし、ここで社員の方にたくさん質問をぶつけたり、熱意を見せることで、目にとまり、今後の選考に影響が出てくるかもしれない。双日はこのインターンとは別に、ゲリラランチや社員座談会、5Daysインターンシップなど他の総合商社よりたくさんの就活生向けイベントが開催されるため、そのようなイベントにも定期的に参加することが内定近道かもしれない。

働かれている社員の方が、総合商社の中でも下位層だが、自分たちのことを誇りに思い、果敢に挑戦しつづけようとするマインドに惹かれたからだ。また、双日が誕生してまだ長い歴史がない今、その時代を作るのは自分たちの世代であり、双日の成長とともに自身の成長も見ることができる点が魅力だった。

有利になるとは思わなかった。双日では、他にもたくさんのイベントを開いているため、それらにも地道に参加していくことが、本選考有利に進んでいくかもしれない。また、5Daysインターンシップは、有利に働くと思われるので、それには絶対に参加した方が良い。

特になし。インターンシップ終了後、会場に残っている人事の方に質問等をぶつけることで、熱意を示すことが出来れば、何かしら今後の活動に影響が出るかもしれないと思った。

インターンシップ参加前と後でも、商社業界への志望度の高さは依然として高いままだった。特に双日は、総合商社という立ち位置で、社会貢献性が高いということやグローバルで活躍できる機会が豊富に備わっていること、そして何より若手から裁量の大きなことに挑戦でき、経験が沢山積めるという点で、より双日への志望度が高まった。また、総合商社の魅力や醍醐味を認識できたため、総合商社の志望度も上がった。

双日で働いている社員の方々のマインドや働く環境に惹かれたため、自分の中で第１志望の企業になった。若手から裁量権のある仕事に取り組めたり、世界中のグローバルネットワークを活かして、働ける点が第１志望にさせた大きな要因であった。このインターンシップを契機に、双日が開催する数々のイベント参加や総合商社の業界研究が増えていった。