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東京エレクトロン株式会社

【革新的な技術で未来を拓く】【23卒】東京エレクトロンの総合職の本選考体験記 No.24664(大阪府立大学大学院/男性)(2022/4/23公開)

東京エレクトロン株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2023卒東京エレクトロン株式会社のレポート

公開日:2022年4月23日

選考概要

年度
  • 2023年度
結果
  • 内定入社
職種名
  • 総合職

投稿者

大学
  • 大阪府立大学大学院
インターン
  • 日亜化学工業
  • ローム
  • 京セラ
  • 島津製作所
  • 日東電工
  • スタンレー電気
内定先
入社予定

選考フロー

選考情報

OB・OG訪問
実施していない
リクルーター
なし

選考時の新型コロナ感染症対策

選考は最初から最後までオンラインでした。

企業研究

東京エレクトロンは、PC版のウェブページでも情報を集めることができますが、モバイル版でしか公開されていない記事が多数あり、モバイル版の記事を参照することで、東京エレクトロンの最先端の取り組みをより詳しく知ることができ企業研究にとても役立ちました。1次面接に臨む際には、PC版のウェブページの情報しか収集していなかったため、うまく答えられなかった質問がありましたが、某ネットニュースサイトでの東京エレクトロンについての特集記事が複数回組まれていたり、技術者にフォーカスした特集記事もあり、そういった記事を読むことでこの会社が今後どういった分野に力を入れて成長していこうとしているのかがよくわかりました。そして、その領域で自身の活かせる強みをアピールできればかなり高く評価して頂けると思います。実際に、2次面接で会社の成長領域と自身のスキルの親和性をアピールすることで、3次面接(最終面接)は、かたちだけとなり、予定されていた45分の面接は10分程度で終わり、その場で内々定を言い渡されました。

志望動機

私は、自身の専攻分野である半導体や自主的に学んできたAIスキルを活かしたモノづくりで社会貢献がしたいという思いを抱いています。100兆円市場と言われる半導体市場の根底を支える半導体製造装置メーカーである御社のエンジニアになれば、科学技術の力で他社ではできない規模で多方面から社会貢献ができると考え志望させていただきました。また、現代社会の発展には半導体の進化が必要で、そのためには半導体を製造する装置やプロセスの進化が不可欠です。マルチパターニング技術やEUV、極端紫外線リソグラフィなどの最先端技術を追求して半導体の微細化の限界に挑戦している御社でデバイスの進化に貢献したいと考えたことも志望動機の1つとして挙げられます。

エントリーシート 通過

実施時期
2022年02月 上旬
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

志望理由(どんな仕事でどんな風に活躍したいか)/研究テーマと概要/自己PR/趣味特技/サークル、アルバイト経験/

ESの提出方法

採用サイトのマイページから提出

ESの形式

Webで入力

ESを書くときに注意したこと

自身の研究を専門外の人にもわかりやすく伝わるように心がけました。

ES対策で行ったこと

モバイル版の特集記事が会社だけでなく、周辺の業界についての記事もたくさんあったので、そういった記事を参考にしました。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

Newspicks

WEBテスト 通過

実施時期
2022年02月 上旬
実施場所
自宅
通知方法
メール
通知期間
3日以内

WEBテスト対策で行ったこと

インターンシップの募集でウェブテストがあるところをたくさん受けて、復習も行いながら実戦的に経験値を増やしていった。

WEBテストの内容・科目

SPI言語、非言語、性格

WEBテストの各科目の問題数と制限時間

言語、非言語、トータルで35分

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接 通過

実施時期
2022年02月 中旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官1
面接時間
40分
面接官の肩書
ベテランの人事
逆質問
あり

通知方法
メール
通知期間
1週間以内

会場到着から選考終了までの流れ

オンライン

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

社風や、求める人物像と親和性の高い自己PRを伝えられたところが高く評価されたと感じました。技術的な親和性もアピールできたと思います。競合他社の内々定を持っていたこともプラスに働いたと思います。

面接の雰囲気

とても物腰の柔らかいかんじで、優しい雰囲気の中年の人事さんだった。冒頭で近況を聞かれるなど、アイスブレイクから入ってくれた。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

Newspicks

1次面接で聞かれた質問と回答

研究内容を教えてください。

LEDは発光波長に応じて様々な用途で使用されていますが、紫外領域や緑色領域の発光効率が低いという問題があります。そこで私は、ナノスケールの金属構造で光をキャッチして増幅する「プラズモニクス」というナノテクノロジーを用いて紫外光の発光効率を上げる研究に取り組みました。その際、増幅効果を最大限引き出す構造を考案することで紫外領域の発光を高効率化できました。また、光学シミュレーションによってその発光メカニズムを解明した際に発見した光学効果にヒント得て、これまでプラズモニクスがうまく作用しなかった緑色領域の光を著しく増大させる新たな手法を発明しました。この手法は前例のない革新的な手法であったため、特許を出願しました。現在は、この緑色発光の高効率化のメカニズムの究明とプラズモニクスに用いる金属ナノ構造を低コストで大面積に作製できるように、機械学習や画像認識AIを用いた作製手法の最適化を試みています。

自己PRをお願いします。

好奇心が強く行動力があります。学部3年生の時にPythonに興味をもち自主的に学び始めました。最初は基本的な文法を学んでいたのですが、そうこうしているうちにコロナがやってきて、自粛生活を強いられるなかで何かを成し遂げたいという思いがわきました。世の中の動向を探っていると、コロナでDXが加速し、AIもどんどん活用されていくと感じ、今のうちにAIスキルを身に着けておけば、今後自分の可能性を広げられると考え、データサイエンスや画像認識AIの技能を習得しました。もっとAIスキルを高めたいと思ったので、日本ディープラーニング協会が推奨する修了すれば「E資格」の受検も可能な長期インターンに参加しました。ニューラルネットワークを用いた顧客データやコロナ感染者数などの時系列データの解析や画像認識AⅠのビジネス応用例の考案とコーディングなども行い、多種多様なAIをプログラムしました。さらに、一般的なデータを機械学習できるように作り替える手法やAIの精度を上げるノウハウも学びました。現在はディープラーニングの最終課題に取り組んでいます。そして、培ったAI技術を自身の研究をはじめ、研究室内の他のテーマにも活用すれば、今までは、ハードがメインだった研究室にAIという武器が加わり、研究室全体の発展にもつながると考えて、周りの研究室メンバーに声をかけて、AI技術を活用する新たな研究チームを発足しました。このように、好奇心に基づいて新しい技術を学び、実際に身の周りの課題解決に活用する力や、周りを巻き込んでボトムアップで発信していく力があります。半導体製造装置の開発は様々な分野の知識を集結することでよりよい技術が生まれると思うので、世界最高レベルの技術を生み出す貴社の開発現場でも活かせる力があると考えます。

2次面接 通過

実施時期
2022年03月 上旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官2
面接時間
40分
面接官の肩書
技術者と人事
逆質問
あり

通知方法
電話
通知期間
1週間以内

会場到着から選考終了までの流れ

オンライン

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

会社が見据える将来像を的確に把握し、その成長分野において活かせる自身のスキルを存分にアピールできたことが高い評価につながったと考えています。

面接の雰囲気

話しやすい雰囲気の技術者と人事の方でした。うまく質問をしてくれたので緊張することなく自身をアピールすることができました。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

Newspicks

2次面接で聞かれた質問と回答

弊社の商品や技術で気になっているものはありますか。

マルチパターニング技術に関わる成膜やエッチング装置です。半導体の更なる微細化、高集積化によってデータセンター向けの大容量メモリの開発需要に応えられる技術だと考え注目しています。また、フラットパネルディスプレイ(FPD)プラズマエッチング装置にも注目しています。現在は液晶や有機ELディスプレイの回路形成に使われていると思いますが、ディスプレイで言えば、両者を凌駕するマイクロLEDディスプレイが次世代ディスプレイとして将来的に普及すると考えています。私は、大学でLEDに使用される半導体に関する研究を行っており、そういった分野に精通しているので、次世代のFPD装置の開発もできると考えています。さらに、EUV(Extreme Ultraviolet、極端紫外線)リソグラフィ技術にも注目しています。次世代半導体微細加工である5nm以下の半導体プロセスに使用されるこの技術は、5nm以降の先端半導体を見据えれば、EUVは不可欠な技術だと考えます。私は研究で培ったナノ構造や、ナノスケールの光の技術に関する専門性を活かせるので、御社の成長分野においても技術を活かして貢献できると思っています。

思い描いているキャリア、入社後にしたいことについて教えてください。

独創的な提案力で、新しいプロセスや装置を生み出し、潜在的なニーズを含めて顧客のニーズに応えられるプロセスエンジニアになりたいと思っています。また、AIによるリバースエンジニアリングなどを利用しながら省資源、省コストでエンジニアとしてのレベルを上げたいと考えています。こういったキャリアの実現のために活かせる自身の強みは、大学の半導体に関する研究で、複数分野の知識を掛け合わせてプロセスに関する特許を出願した経験や、自身でAIスキルを身に着け、具体的なモノに落とし込んだりした経験だと考えています。こういった私の強みを活かして、プロセスをインテグレーションして新しい方法を生み出し高度な課題も解決できるエンジニアになることを思い描いています。

最終面接 通過

実施時期
2022年03月 中旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官2
面接時間
10分
面接官の肩書
役員
逆質問
あり

通知方法
電話
通知期間
3日以内

会場到着から選考終了までの流れ

オンライン

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

自身の研究における工夫した点、独創的な点をアピールしたことで、東京エレクトロンが求める人材にマッチしたことで、かなり高い評価を最終面接までにして頂き、最終面接は逆質問オンリーになったと思います。

面接の雰囲気

役職はかなり上の人でしたが、とても和やかな方で話しやすい雰囲気をつくってくれたので、過度に緊張することなく臨むことができました。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

最終面接で聞かれた質問と回答

2次面接の時点でかなり高く評価させて頂いており、こちらから聞くことはもうないので、逆質問お願いできますか。

実際に働くことを想定して、思い浮かぶ質問を片っ端からぶつけてみました。以下に、実際に質問した内容を記述します。

1.先月論文を科学誌に投稿して、論文を書くような仕事もしたいと思っているのですが、論文を書いたり、学会発表をするような仕事は若手のうちからできますか?

2.プロセスを開発しようと思うとデバイスについてよく知っておく必要があると思うのですが、半導体デバイスを学ぶような教育プログラムはありますか?OJTで実践的に身に着けていくのでしょうか?

3.imecやシリコンバレーで赴任することも多いと聞きましたが、それ以外の東南アジア諸国に赴任することも多いですか?

4.ものによるとは思いますが、事業やテーマのサイクルは平均的にどのくらいでしょうか?

5.拠点間での異動頻度は高いですか?

弊社の志望度や、どういった評価軸で会社を選びますか。

御社が第一志望です。私の企業選びの軸は、まず1つ目は半導体や製造装置を手掛ける企業であること、2つ目は、高付加価値な製品を提供している会社で、世界一を追求するカルチャーがある、3つ目は若いうちからチャレンジできる社風がある会社、4つ目はグローバルに事業展開している会社です。
また、職種面や社風面でのミスマッチはないかとの確認もあり、次のように答えました。1dayインターンシップに参加して、各職種の仕事内容を明確に把握、理解することができたため、自身の専攻分野と一番マッチしているのが希望コースだと思いました。また、技術者講話に参加して、実際にエンジニアの方のお話を聞くことで、皆で学びあい高めあう風土があると感じ、そういった社風を持つ御社で働いてみたいと思いました。

内定者のアドバイス

内定時期
2022年03月 下旬

内定を承諾または辞退した決め手

営業利益率、給与の高さが決め手になりました。

内定後の課題・研修・交流会等

なし

内定者について

内定者の人数

200人

内定者の所属大学

大阪大学

内定者の属性

電気系、化学系、機械系、情報系

内定後の企業のスタンス

内定をいただいたあとも納得いくかたちで就職活動を終えられるように承諾時期をまってもらうことができた。

内定に必要なことは何だと思うか

東京エレクトロンの事業内容、製品などを理解しているかどうかが重要だと感じました。会社の事業領域、成長領域を的確に把握したうえで、その領域で活かすことができる自身の強みもしっかり把握してアピールしていくことが大事だと思います。研究内容でも学業以外でもどちらでもよいので、求める人物像にマッチする経験談があればかなり高く評価してもらえると思います。志望度の高さをアピールするために自身の就活の軸にマッチした企業を複数社ピックアップし、複数の軸で一番評価が高いということを伝えられればよいと思います。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

半導体業界についての理解や展望、そして、そのなかでも半導体製造装置メーカーがどのような立ち位置で社会貢献できるのかということや、半導体製造装置がどのような技術を結集してつくられているのかを把握できているかできていないかが重要だと思います。

内定したからこそ分かる選考の注意点

学校推薦があれば、1次面接をスキップできるので絶対に行きたい会社だと思うなら推薦を使うといいと思います。推薦を使えば、配属先も考慮してくれるとのことでした。選考における注意点は、気になる製品や技術について1次面接、2次面接両方できかれたので、製品や技術についてしっかり把握しておくことが合格のカギだと思います。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定者限定のイベントがあり、財務状況や会社の展望についてより詳しく知る機会がありました。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 20代の成長環境
  • 会社のブランド・知名度
  • 社員の魅力・実力
  • 福利厚生・手当・働きやすさ
  • 将来起業を見据えて働きたい
  • 成長市場で働きたい
  • 海外拠点で働きたい
  • 会社の規模
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
  • 給料・待遇

入社を迷った企業

キオクシア株式会社

迷った会社と比較して東京エレクトロン株式会社に入社を決めた理由

半導体製造装置メーカーにいくか半導体デバイスメーカーにいくかで迷いました。半導体デバイスメーカーだと、限られた種類の半導体製品にしか携わることができないですが、半導体製造装置は、ほとんど全種類の半導体を製造するのに使用されるため、かなり多くの種類の半導体デバイスに携われるところが大きな魅力だと思いました。さらに、東京エレクトロンは、液晶や有機ELなどディスプレイ製造装置も手掛けており、身の周りの製品に数多く関係しているという点で社会貢献度もかなり高いという点も良い点だなと思います。

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東京エレクトロンの 会社情報

基本データ
会社名 東京エレクトロン株式会社
フリガナ トウキョウエレクトロン
設立日 1963年11月
資本金 549億6120万円
従業員数 20,409人
売上高 2兆4315億6800万円
決算月 3月
代表者 河合 利樹
本社所在地 〒107-0052 東京都港区赤坂5丁目3番1号
平均年齢 43.5歳
平均給与 1354万円
電話番号 03-5561-7000
URL https://www.tel.com/
採用URL https://www.tel.co.jp/careers/regular/
NOKIZAL ID: 1130682

東京エレクトロンの 選考対策

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