【未知なる不動産の魅力】【21卒】日鉄興和不動産の冬インターン体験記（文系/総合職）No.10992（東京外国語大学/女性）（2020/7/16公開）

不動産デベロッパーを志望していたため、同業界のインターンシップには積極的にエントリーしていた。また、夏に開催された日鉄興和不動産の1dayインターンシップをきっかけに、冬の複数日のインターンシップにも参加したいと感じて応募した。

同業他社のインターンシップや説明会、OB訪問等を通して不動産デベロッパーの業務理解をしておくこと。また、面接に備えて業界とインターンシップの志望動機を練った。

応募 → エントリーシート → WEBテスト → 最終面接

1dayインターンで感じた「悔しさ」を伝えられたこと、加えて、学生時代に力を入れた経験では周囲を巻き込んでリーダーシップをとった経験を話し、業界への適性が示せたために評価されたと感じる。

インターンシップの志望動機

夏の1dayインターンシップで取り組んだ、新規プロジェクト立案のグループワークにおいて思うようにパフォーマンスができず悔しかったことに加え、日鉄興和不動産の街や人々のために「こだわり抜く」という姿勢に強く共感し、5日間という期間で自分なりに「こだわり抜く」体験を悔いなく経験したいとの思いから応募した。

不動産デベロッパーの志望動機

街への興味に加え、思いを形に残したいこと、そして個人よりもチームで大きな事業に取り組みたいという思いから志望する。不動産デベロッパーであれば、メーカーとは異なり、文系の自分でも「開発」事業に携わることができる。さらに、同じく成果物を得られる広告業界では、チームで動くことが多くとも、個人のアイデアや発想の部分が評価されると感じた。こうした他業界との比較から、デベロッパーであれば自分のキャリアビジョンに最も近いキャリアが歩めると考えている。

①部署配属 ②北九州での街づくり見学

前半にやったこと

①部署配属
東京本社で、学生の興味・関心に応じて部署に配属され、2日間に渡ってメンター社員に同行する。部署によって取り組む内容は異なるが、開発現場や会議に同行するほか、物件賃料の検討など事務的な作業にも触れることができた。

後半にやったこと

②北九州での街づくり見学
日鉄興和不動産が開発した北九州の住宅地や、会社のルーツがある製鉄所などを見学する。最終日にはインターンシップ前半の各部署での経験や北九州の見学を踏まえたグループワークに複数回取り組む。

人事・現場社員

順位付けは行われなかった

複数の社員が話していたことで印象深かった点としては、華やかに思われがちなデベロッパーだが、外からは見えにくい部分に泥臭さもあり、それを理解した上で志望することの必要性を実感した。

北九州での最終日は、移動が多かったなかで何度も班を組換えながら複数回グループワークを行ったため、心身ともに疲労する場面もあった。また、旅行気分に陥りやすいなか、常に人事社員から評価されている姿勢で挑んだため、絶えず気を張っている必要があった。

現場配属では、物件の賃料設定に関する知識を、実際に街を歩きながら深めることができ、業務内容をよく理解できた。また北九州での見学では、東京都心のみならず、地方を開発することの可能性やデベロッパーの存在意義について考えることができ、業界への理解も深まった。

日本製鐵にルーツを持ち、合併した経緯もある企業ということで、ルーツが事業の様々な面に現れている会社である。そのため、企業の遠隔についてのインプットが最初にあると、より鋭い目線で事業を体験できると考える。

現場配属では実際に社員と机を並べて業務体験ができるほか、オフィスのカフェテリアで部署の社員と昼食を共にするなど、実際にこのオフィスに勤務する自分の姿が大いに想像できた。また、年次や部署関係なく仲睦まじい様子で語らう社員の姿を見て、楽しく働ける環境があると感じたため。

同業他社の難関インターンシップに複数参加経験があるなど、自分よりも優秀な学生が多かったため。また、不動産デベロッパーを志望する学生全般に言えることであるが、リーダーシップや人格に優れた学生が多く、能力面のみならず人格面でも、自分は他の学生に比べて劣ると感じた。

収益性を追求するだけでなく、真に街の住民のために「こだわり抜く」街づくりをしている魅力的なデベロッパーであると感じたため。また、社員が楽しそうに働く姿から、キャリアとプライベート両方の充実を実現できる働き方が確立された環境があるようにも感じたため。

例年、内定者の半数程度が5daysインターンシップの参加者であることに加え、社風や事業内容については企業ホームページやパンフレット、説明会等では伝えきれないほどの情報を得ることができるため。

インターンシップ参加後、一定数の学生に企業側からアプローチがあり、本選考に繋がるリクルーター面談へと案内される。

他業界はほとんど見ておらず、不動産デベロッパー志望であった。複数社のインターンシップに参加した経験から、不動産デベロッパーが持つ様々なアセットのなかでもオフィスに興味を持っており、OB訪問でもオフィスに関係する業務を担当する社員さんにお話を伺うことが多かった。一方で、自分の興味の振り幅に応じて様々な業務を体験したいとの思いから、専門よりも総合デベロッパーの方が志望度が高かった。

不動産デベロッパーへの志望度が確固たるものとなった。デベロッパー特有の大規模で華やかな業務内容に惹かれるミーハー気味な就活生も多いと思うが、社員さんの表現するところの「泥臭さ」についてもインターンシップ中に目の当たりにし、業務全体への理解と覚悟を持って各社の選考に挑むことができるという自信につながった。