【未知の魅力、開拓へ】【21卒】三井不動産レジデンシャルの夏インターン体験記（文系/総合職）No.10832（東京外国語大学/女性）（2020/7/22公開）

不動産デベロッパー志望であったため、同業界のインターンシップに積極的にエントリーしていた。正直この会社のことは知らなかったのだが、「三井不動産」の名前がついていたため、魅力を感じた。また、グループワークのみならず現場配属の時間もあるということで、充実したコンテンツに惹かれて応募を決めた。

複数の就活サイトで選考過程を調べ、面接でされるであろう質問への対策を行った。特に、マンションデベロッパーということで、「住宅」への理解や興味に関して、話せるエピソードを用意した。

指定されたエリアでのマンション企画立案

前半にやったこと

既にある物件のモデルルームを見学し、営業の仕事の理解を深めるほか、現場社員に一日同行し、現地視察や会議への参加で働くことのイメージを養った。現場社員からはプライベートのお話や働き方についても伺うことができた。

後半にやったこと

指定されたエリアでのマンション開発グループワーク。実際にエリアまで足を運んで交通利便性や性格環境に関する調査を行ったあと、企画コンセプトやターゲット設定、さらに収益性に関してもまとめて発表した。

現場社員および参加学生

なし

企画プレゼンでは１位を受賞することができ、ターゲット・ペルソナ設定に関してどのグループよりも詳細に考えられていた点が高く評価された。一方で、自分たちの「作りたいコンセプト」が先行し、せっかく設定したペルソナのライフスタイルにおけるこのコンセプトの必要性が弱いとのアドバイスもいただき、社会で必要とされることと自らの思いの実現は必ずしも両立しないのだと学んだ。

暑いなかスーツで都内をよく移動したため、疲労を感じることもあった。また、限られた時間のなかで手書きでプレゼン資料を用意する必要があったため、論理性や収益性にもっとフォーカスしたいという思いもあったが、ある程度は成果物を仕上げる作業の時間が多くなってしまった。

デベロッパーの仕事の流れやそのやりがい・難しさについて、グループワークを通じて体感できたこと。また、デベロッパーのなかでも住宅へのこだわりが強い現場社員複数人のお話から、自分の好きなアセットでこだわりを追求し続けるキャリアに多いに魅力を感じることができた。

現場社員から働き方やプライベートに関してなどを伺う時間が多いので、決算書等に目を通して企業の展望や課題について聞く準備をしていくとより理解が深まったのではないか。

文系出身者でも図面を書き、女性社員も女性ならではの感性を生かしながら最前線で活躍している姿を見て、文系の女性である自分も同じように生き生きと働く姿が想像できた。男性でも育休を取得するなど、プライベートと充実したキャリアを両立する社員が多く、この点でも自分のキャリア観と一致していた。

詳細なリサーチでグループに貢献でき、ある程度の手応えを感じることができたため。また、海外事業も積極的に行っているなかで、この業界を志望し、語学に長けた人材は記帳かつ有利であると現場社員から聞き、海外経験のある自分も会社に貢献できるように感じたため。

マンション専門デベロッパーとして、長いキャリアのなかで専門性を高めて住宅のプロフェッショナルになれると感じたため。また、働き方の面でも、キャリアとプライベートの両方を充実させることが可能であると感じ、自分のキャリアビジョンと合致していたため、志望どが上がった。

選考自体の優遇は特にないように感じたが、人事社員に顔と名前を覚えてもらえるのは大きい。また、業務内容や事業内容、社風について深く知ることができるため、面接で志望動機を話しやすくなるように感じた。

個人よりもチームで働き、規模の大きな事業に携わりたいこと、また、自らのアイデアを成果物として残せるという点から、不動産デベロッパーと広告代理店を志望していた。不動産デベロッパーに関してはネームバリューや給与の面から総合デベロッパーばかりに注目しており、マンションデベロッパーに関してはあまり知識がなかった。

物件開発のソフト面・ハード面両方のおもしろさを実感することができたほか、働き方（特に文系、女性でも活躍できるという点）についても業界の魅力を感じ、不動産デベロッパーへの志望度が確固たるものとなった。漠然と総合デベロッパーに興味を持っていたが、こだわりを持って住宅に携わることのできるマンションデベロッパーにも惹かれるようになった。