22卒 インターンES
総合職(技術系 研究コース)
22卒 | 上智大学大学院 | 男性
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Q.
卒論・修論の研究内容について専門外の人にもわかるようにまとめてください。 研究テーマが未定の場合は、これから研究したいと考えているテーマについて教えてください。(全角600文字以内)
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A.
新規の細菌検出法の開発に関する研究を行っています。現在、世界では細菌感染症だけで年間数千万人もの患者がいます。しかし、既存の検出法である培養法やPCR法では検出まで数日要することや、熟練した技術が必要なことなど課題があります。細菌感染症の場合、原因菌が特定できないと治療が開始できません。しかし、最低限グラム陰性菌とグラム陽性菌さえ判別できれば、治療方針が決まり早期に治療が開始できます。そこで、私は誰でも迅速に細菌を検出、識別できる方法を○○という分子を土台にして開発しています。使用した○○は多数の分子と結合できる部位をもつナノメートルサイズの球状分子です。ここに金属イオンを配位させることで静電的に細菌と結合可能な分子である××という別の分子を複数修飾し、多点で細菌と結合できる物質を合成しました。××が細菌と多点で結合することで、細菌同士を架橋し、目視で確認できるほどの凝集体を形成します。この凝集体が沈殿することで、もとの細菌懸濁液と比較するとその濁度が減少し検出が可能になります。卒業研究ではグラム陽性菌の肺炎レンサ球菌とグラム陰性菌の緑膿菌を使用し、わずか15分ほどで肺炎レンサ球菌のみの選択的検出に成功しました。今後はこの選択性が生じた原因を判明させることと、この系のさらなる高感度化、他の細菌を利用して本当に選択的といえるのか検証していきたいと考えています。 続きを読む
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Q.
これまでの経験で得た能力や知識を、アサヒ飲料の仕事でどう活かしたいですか?(全角400文字以内)
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A.
私の持っている計画性や技術を品質技術の仕事に活かしたいです。品質技術は商品を手にした100%のお客様に満足していただき続けるという究極の目標があると考えています。私は物事を確実にやり遂げたい性格上、これまで何事に対しても自分で計画をたてそれを確実にクリアしていくことを実行してきました。例えば、趣味の国内旅行では一つの旅行にプランを三つ立て、悪天候等の急な予定変更にも対応できるように準備してきました。また、私は分析化学研究室に所属しているため、様々な分析装置に触れてきました。これらの計画性やリスクマネジメント、分析経験を活かせるのは品質技術が最適であると私は考えます。貴社には老若男女すべてが知っている製品があり、ブランドがあります。従って、沢山のお客様を抱えています。私はその製品を手にしてくれた人には一人も後悔させたくないです。私の力で間違いのない最高品質の商品を届けたいと思っています。 続きを読む