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東レ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒東レ株式会社のレポート
公開日:2019年7月4日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 研究開発職
投稿者
選考フロー
企業研究
化学メーカーは第一志望業界であり、他の企業も受ける中で東レでなければならない理由を徐々に練っていった。技術面接はかなり重要度が高いと考えて発表練習を何度も行ったり、研究に関連する論文を何度も読み直して技術的な観点に関する質問には何でも答えられるように対策を行った。また、自分自身が行った研究の新規性や工夫した点についても的確に答えられるように答えを用意した。人事面接では研究面以外で、人となりを見られていると感じたので素直に自分の言葉で答えるように心がけた。いずれにせよ、私自身が行ってきたことやこれまでに経験したことと、東レで行っている事業の中でそれをどのように生かすことができるか紐づけること、つまり過去・現在・未来の視点から一貫性をもって話すことができるかがカギだったと思う。
志望動機
現在の得意分野に依存せず、時代に適応した新しい価値を届けたいです。私は食品化学や栄養学を学びたいと思い農学部に入学しましたが、生命科学を専攻し、環境や健康分野の課題にも関心を抱くようになりました。これらの課題は多角的なアプローチがされており、1つの専門知識だけでは解決できないことを学びました。現在私は、充実した人生を送るためには健康が一番の資本であると考え、「健康な生活への貢献」を軸に就職活動を行っています。また、広範囲に影響力を及ぼす仕事がしたいと思い、様々な製品を通して価値提供ができる素材メーカーに興味を持ちました。中でも貴社ではライフイノベーションの推進に取り組んでおり、長年培ってきた先端材料技術を生かした、よりよい生活への提案ができると考え志望致しました。吹奏楽を通して課題の共有の有効性を学んだことから、他部署とも連携して仕事を推進できる社会人として活躍したいです。特に携わりたい分野としては、DNAチップなどのバイオツールや、現在の研究を生かして抗体医薬に関わり人々の健康な生活に貢献したいと考えています。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年03月
座談会・懇親会
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 実施時期
- 2019年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
◆研究テーマの概要(全半角300文字以内)
◆上記テーマで、あなたなりのオリジナリティを発揮した点、画期的な点など特に主張したい点を3つあげて下さい。(全半角40文字以内)
◆主張したい点(2つ目)(全半角40文字以内)
◆主張したい点(3つ目)(全半角40文字以内)
◆専攻区分で選択した専攻のさらに詳細な専門分野(得意とする分野)を最大3つまでご記入ください。(全角50文字以内)
◆学生時代に、あなたが最も力を入れて取り組んだことを述べて下さい。(全角400字以内)
◆あなたが東レというフィールドで成し遂げたいことを述べてください。(全角400字以内)
ES対策で行ったこと
就活会議や他の就活サイトを参考にして、選考を通過した人のESを読んで書き方を学んだ。特に研究概要に関しては、研究背景を知らない人にもわかり易く伝えるように心がけた。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
参考書を一通りといて苦手な単元を確認した。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格検査
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
青本を一冊買って苦手な分野だけ勉強した。テストセンターは早めに受験して良い得点が取れたと思ったので、使いまわした。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格検査
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官5
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 研究員、グループリーダー
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
企業研究者としての心構えを問われていたと感じた。現在の研究内容をしっかり話すことができるというのは前提の上で、特に修士の人はそれだけに固執しない姿勢が求められていると思います。
面接の雰囲気
とある研究グループの研究員とそのグループのグループリーダー合計5人が面接官だった。全員年次が高めで、控室で話した若手社員から笑顔やリアクションが少ないと聞いていたので緊張したが、自分の発表が終わって質疑応答は活発な議論ができてだんだん緊張がほぐれてきた。
1次面接で聞かれた質問と回答
東レでどんなことをやりたいですか、具体的にどのような分野に携わりたいですか。
高校時代は栄養学や食品化学に興味があったことから、農学部に進学して勉強することを決意しましたが、大学時代に生命科学を専攻し、バイオ医薬品として市場で注目を集める抗体に関連した研究に携わることになってライフサイエンス分野に仕事としても携わりたいと思うようになりました。御社では生物系の分野は歴史が浅い方であり、これから伸びていく分野に対して大きくアプローチできると考えます。自身の研究を直接生かすならばがんをターゲットにした抗体医薬の分野で活躍できると思いますが、現在の専攻に囚われず様々なことにチャレンジしたいと考えています。関連する分野ですと、DNAチップを使った診断ツールの開発に興味があります。
企業で研究をやるうえで心がけたいこと、気をつけたいことがあれば教えてください。
企業と大学での研究の違いとして、時間やコストの制約といった面が挙げられると思います。研究室では何時まででも残って実験をしてしまいますが、企業では日々の就業時間はもちろん、顧客から定められた期間を意識するという心掛けがより重要になってくると思います。また、どれだけいい結果が出たとしてもコスト面でのニーズを満たすことができなければ、それも顧客にとってはよい結果がと言えないと思います。私自身は修士を修了した上で企業研究者を志しているので、研究面では博士の人と比較すると専門性は浅いかもしれません。しかし、社会のニーズに応える上での発想や着眼点といった面では柔軟性を示すことができると考えています。この姿勢を今後も貫いていきたいです。
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
筆記試験対策で行ったこと
クレペリン検査だったので特に対策をしていない。前の晩しっかり寝て、直前は糖分をとってしっかり頭を働かせることが大切。
筆記試験の内容・科目
クレペリン検査
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2019年05月
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 研究所長、案内役の社員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接ということもあって他社の選考状況についても質問されたが、東レが第一志望だと決めていたのでそのことをはっきりと伝えた。志望度の高さも研究への取り組みも十分に伝えることができた点が良かったと思う。
面接の雰囲気
案内役の人は一次面接のときも同席していた人だったので安心感があった。合否を決めるというよりも、採用前提で意思確認のような意味合いだと感じた。
最終面接で聞かれた質問と回答
研究で大変だったポイントについて教えてください。
私の実験では大腸菌を宿主として抗体の大量発現系を構築するという内容をやっていますが、二つの異なる条件下での実験を同時並行で進め、一気に結果を出すことが一番大変だと感じました。時間の制約がある中で、いかにして効率的に実験を進めるか考えて実験スケジュールを組み、マネジメントするスキルが身についたと思います。研究は途中で息詰まることもありましたが、検討会や日々のディカッションでの他の人の研究内容やアプローチをよく聴いて、自分の実験に持ち込める点はないか、また関連分野の論文を読んで視野を広げることを意識していました。実験しながら知識も吸収することは大変だと感じましたが、地道な努力が一番力がつくと信じて乗り越えました。
研究している内容は、具体的にはどのように社会で役に立つのですか。
私の研究室では、これまでに開発された方法や周辺技術を特許化してバイオベンチャーを立ち上げています。実際にこれまで取得が困難だった抗体の新規遺伝子配列の取得にも成功しており、今後も抗体医薬や診断ツールへの応用が期待されます。また、大腸菌という誰でも簡便にあつかうことのできる生物種を使って抗体断片を大量に合成することができれば、インフルエンザ等の迅速診断キットへの応用や、特定の疾患では抗体医薬にFc領域を必要とせず効果を発揮するものもあることから、そのような分野で安価に抗体断片を提供するための起爆剤になると考えます。現在はまだ論文で報告されているだけで、社会での応用には繋がっていない部分もありますが、10年後の医療に影響を与える可能性があると考えます。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
第一志望だと伝えていたので迷っている場合の対応は不明。推薦状を出すように指示されるのである程度拘束はきつめかもしれない。
内定に必要なことは何だと思うか
化学メーカーの研究職を志すならば、やはり現在の自分の研究についてしっかり話せることが一番目に重要なことだと思いました。同じ研究職でも食品メーカーで技術面接を行っているところは少ないと思いますが、化学メーカ-では学会のようにPowerPointを使った長時間の発表を課すところが多いです。東レでは修士と博士では研究職として求めているところが異なると感じていて、修士では専門性の高さ以上に企業で新たな分野に挑戦することになっても柔軟に対応できるということをアピールできればいいと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
上記にも書きましたが、現在の専門性のみに固執するのではなく、様々なことに挑戦したり興味を持つことができる適応力の高さを求めていると思います。まだ他の内定者の人に会う機会がないので他の人のことはわかりませんが、選考で出会った若手の社員さんも学生時代とは少し異なる部門に配属されたそうで、その中でもうまく立ち回ることができるか見ているのだと感じました。
内定したからこそ分かる選考の注意点
人によって選考フローが異なっているようだが、通常ルートでは6月1日からしか面接をせず、技術系は人事面談と技術面談を同日に行って一日で内定が出ると聞いた。早めに選考に呼ばれる人は配属も決まっていてかなり優遇されていると感じた。研究系はインターンシップがないので本選考から皆選考が始まるが、学内の合同説明会や座談会に積極的に参加して面接やESの参考にできる話を聞く機会を作ることが大切。
内定後、社員や人事からのフォロー
健康診断書や教授の推薦書などを提出するように言われた。他の技術系内定者と会える懇親会に参加する予定。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- 給料・待遇
入社を迷った企業
JNC株式会社
迷った会社と比較して東レ株式会社に入社を決めた理由
配属先が確定していることと、研究職に確実につけるという二つが大きな決め手でした。他に2社内定をもらっていたのですが、職種や勤務地が完全に会社によって決められることが大きなネックでした。また、事業内容についても東レが最もライフサイエンスのフィールドに資金を注いでいると感じ、将来もこの分野に携わっていける可能性が一番高いと思ったことも決め手の一つです。新卒の機会は一度しかないので、自分が納得いく条件で選びたいと思っていました。
東レ株式会社の選考体験記
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- Q. 志望動機
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A.
私が御社を志望する理由は大きく3つあります。一つ目は、高分子事業と繊維事業のどちらもを手厚く扱っているからです。高校で化学を勉強する中で、日常生活に密に接する材料に興味を持ちました。そこで、大学は高分子と繊維を深く学べる●●大学を選びました。将来は、学んだことと、御社の技術を生かして生体適合性を持つ材料の開発をしたいと考えています。二つ目は、御社の経営理念に共感したからです。私は材料の質を向上させることは生活の質を向上させることにつながると考えています。三つ目は、海外トレーニー制度や留学制度があり、海外拠点も多くあることから、「グローバルに活躍する技術者として海外で働きたい」という夢を、御社でなら叶えることができると思ったからです。 続きを読む
東レの 会社情報
会社名 | 東レ株式会社 |
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フリガナ | トーレ |
設立日 | 1926年1月 |
資本金 | 1478億7400万円 |
従業員数 | 48,140人 |
売上高 | 2兆4645億9600万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 大矢光雄 |
本社所在地 | 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号 |
平均年齢 | 40.7歳 |
平均給与 | 765万円 |
電話番号 | 03-3245-5111 |
URL | https://www.toray.co.jp/ |
採用URL | https://www.toray.co.jp/saiyou/fresh/ |