22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 早稲田大学大学院 | 男性
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Q.
現在の社会情勢を踏まえ、あなたは当社に入社しどのようなことに挑戦しますか? 具体的な内容と、それを実現するあなたならではの強みを教えてください。
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A.
私は貴社において、少子高齢化社会にも対応し、省力化しつつ従来以上のサービスや快適さを提供するような駅を設計したい。そのために二つのアイデアを持っている。 一点目は都市部においてIoTを利用した分かりやすい空間を作りだすことだ。乗客に対する案内をデジタルに移行することは、労働人口の減少に対する解決策となるだけでなく、多言語対応などサービスを向上する可能性を秘めており、海外へ鉄道事業を展開する際にも重要になるだろう。 二点目は無人化の進む地方部の駅を、公的サービス提供の拠点として作り替えることだ。無人駅にカウンターを併設し、曜日を定めて行政や企業のスタッフがそれらの駅を巡回することで、行政書類や郵便物・EC商品の受け渡し、健康診断やカウンセリング等のサービスを受けられるようにするものである。自治体や他企業との連携により駅舎維持コストの分担を図るとともに、駅中心のコミュニティの再生と維持を図ることができないかと考えている。 これらのアイデアの実現には、建築学の範囲を越えて新たな技術や知見を吸収し、専門分野や業界が異なる相手と対話を重ねる姿勢が重要であると感じる。私は学生時代、他系統の研究室や国外の学者と協働し調査研究を進め、またコロナ禍のリモート環境にあっても学びを深めるべく設計作品オンラインアーカイブの実現や3D技術の建築保存への活用に参画した。この突破力を、御社での挑戦に活かしたい。 続きを読む