【未来を切り拓く挑戦】【20卒】ジェーシービー（JCB）の冬インターン体験記（文系/総合職）No.6317（神戸大学/男性）（2019/6/24公開）

社会広範に影響を与えることができる企業を中心に研究する中で、キャッシュレス化の進展と共に、人々の生活になくてはならないものになりつつあるクレジットカード業界にも注目するようになり、業界研究もかねて参加を志望した。

グループディスカッションの内容は、前日程で参加した友人や就活サイトから情報を得て、予めイメージを固めた上で選考に臨んだ。

前半　国内事業における新規事業創出 後半　海外事業における新規事業創出

前半にやったこと

前半の二日間は国内事業における新規事業創出ワーク。始めにインターン概要と会社説明を軽く行った後は各班に時間管理を一任し、自由にワークに取りかかるというスタイルだった。

後半にやったこと

後半の三日間は海外事業における新規事業創出ワーク。途中、通常の説明会では聞くことの出来ないＪＣＢの戦略に関する詳細な説明を受ける時間があったが、その他の時間は国内編と同様、時間管理は班ごとに一任されていた。全日程終了後、懇親会あり。

人事部社員

国内編　ノベルティグッズ　　海外編　ディズニーチケット

「審査する人のご機嫌を伺って事業を創ってないか？」という言葉が印象的だった。もっと自分たちが心からやりたいと思う事業をやろうとしないと、これを実際社会人として取り組むとしてもモチベーションが持たないぞと言われたのは、社会人は我慢の連続だと思っていた自分にとって驚きだった。

グループワークは国内編、海外編共に時間的に厳しく、班によっては夜遅くまで取り組む日もあった。私の班も、最終日前は朝まで取り組んだ。
また、「新規事業を創れ」としか言われず、その他の指示は一切ないため何から始めたら良いかすら分からなくなることも多々あった点は打開するのに苦労した。

クレジットカード業界やＪＣＢの社風に対する理解は格段に進んだため、他の就活生よりも説得力の高い志望動機を作成できた上、入社後のキャリアイメージが描きやすくなり、入社後のギャップが少なくなると感じた。インターンでしか得られない情報も多かったため、志望度が高い学生は是非参加すべきだと感じた。

新規事業創出というマーケティング的要素が強いワークのため、4Pや3Cといった基本的なマーケティング知識があるとワークに取り組みやすいかもしれない。

「ＪＣＢの働き方をそのまま持ってきた」と社員さんが言っていたとおり、ＪＣＢの雰囲気や仕事の進め方がそのままグループワークに反映されていたため、ワークを進める中で、「ＪＣＢで働くとはこういうことなんだろうな」と感じるようになっていった。自分はその雰囲気が好きだったので、働くイメージが十分に湧いた。

ワークを進めながら他の班を見る限り、通用しないほど高レベルだと感じる事はなかったため内定は無理だと感じる事はなかったが、自身が参加したほかにも同規模のインターンが3回開催されていること、自身のクレジット業界への熱意が他の参加者に比べ低いことを鑑みると、かならず内定が出るとは言い難い状況だと感じた。

クレジット業界への理解が深まっていく中で、「ブランドホルダー」として働くことに対する興味、関心が湧いたため、事業に対する興味がますます増したから。また、社風も明るく活発で、楽しみながら働けるのではないかと直感的に感じる事が出来たため、志望度が上がった。

インターンにおける事業理解や業界研究は、通常の説明会のそれとは比べものにならないほど濃密なため、志望動機や希望キャリアなどの完成度が一般選考の学生と比べ、圧倒的に説得力のあるものになると感じたから。

参加前は、社会広範に広く影響を与えられる企業としてインフラ（電力、ガス、鉄道）や重工、電子部品、建機メーカーを見ていました。とりわけ重工業(川崎重工、IHI)と部品メーカー（村田製作所）には強い興味を抱いていました。インフラ的要素の強い企業の研究の一環として、新たな「決済インフラ」となりつつあるクレジットカード業界へ興味を持ち、JCBのインターンに参加しました。

インターンでの企業研究、業界研究の結果、非ブランドホルダー会社（三井住友カード、三菱UFJニコスなど）へ興味、関心が広がることはなかったので、カード会社はJCBのみ受けることにしました。したがって志望業界に変化はほとんどなく、従来興味を持っていた企業群＋JCBを受けるという形で本選考に入ろうと決意しました。