【製品選択の舞台裏】【20卒】ダイキン工業の冬インターン体験記（文系/事務系総合職）No.6699（神戸大学/男性）（2019/7/19公開）

ダイキンの事業内容に興味を持ったから。どの業界にも関われるような汎用的な製品に興味を持ち、そうした事業を行う企業に行きたいと考えていた中、空調というどの業界でも必ず使われる製品に惹かれたから。内定を取りに行こうというよりは、どんなことをやってるのか調べに行こうといった程度の意気込み。

面接選考付きの冬期インターンはデータがなく（恐らく２０卒から始めた試み）、何の対策もできませんでした。

選択した海外市場に投入すべき製品を選択せよ

1日目にやったこと

ダイキンの企業及び事業紹介のあとグループワーク。選択した海外市場にはどの機能を付けた製品を投入するべきかというテーマで行う。ワーク終了後は現場社員との座談会。その後、３０分ほど懇親会。

なし

ワークそのもののフィードバックはあまり行われなかったため印象的なものはなかったが、海外進出の際、日本人が「当たる」と思ったものは現地でウケるものと違うことが多いという話は印象に残りました。とても良い意味で中小企業っぽさが残り、現場･現物を重視するといった泥臭さも重視するダイキンの社風が良く現れている見解だと感じました。

大変と言うほどのことではないが、グループワークの雰囲気があまり明るくなく、班をリードする上でやりづらかったという印象が残りました。社員･参加者共、全体的に大人しい人が多いため、そういった社風と合わないという人にとっては中々苦労するのではないかと感じました。

ダイキンの社風と事業内容は十分に理解することができた。特に社風は、インターンに参加するとはっきり分かります。比較的大人しい雰囲気とされるBtoBメーカーの中でもとりわけ大人しい人が集まっているという雰囲気だった。しかし、前述の通り、社員同士で雑多に意見をぶつけ合い、若手にも任せる中小企業的な雰囲気も残っており、ただ堅苦しいという訳でもない「ダイキンらしい」雰囲気でした。（20代中盤で海外挑戦するプログラム等もあり。）志望者はぜひインターンに参加して確認して欲しいです。

グループワークでは、必要な情報は全て与えられるので、特段学んでおくべき知識はありません。ただし、1dayインターンにしては社員に質問できる時間が非常に多いので、予め聞いておきたいことをまとめておくと良いかもしれません。

前述の通り、非常に大人しい雰囲気なので自分には合わないかもしれないと感じてしまった。ただ、社風が合うと感じる人であれば一気に志望度は上がり、入社後働いている自分も想像できるのではないかと思いました。（全体的に体育会の人は少なく、一般選考で入ってくる体育会の方を含めると雰囲気はガラッと変わるかもしれません。終始大人しいと言っていますがあくまでもインターン参加時の主観です。）

インターンの面接選考の時点で相当数絞られていると社員の方がおっしゃっていたので、面接でしっかりと結果を残しさえすれば内定は近いのではないかと感じました。ただし、自分の雰囲気がダイキンの社風とマッチしているかは少し不安を覚えたので、少々自信が付く程度で内定を確信するには至りませんでした。

何度も繰り返しになってしまいますが、やはり社風と自信の持つ雰囲気がマッチしていないと感じてしまったので志望度は下がってしまいました。しかし、あくまでもマッチング以外の面でマイナスポイントはなく、社員さんの誠実さや事業内容、積極的な海外展開には非常に好感を持ちました。社員さんの誠実さに関しては選考段階、内定取得後も印象は変わらず、むしろ強い好印象を持ちました。

エントリーシート通過後即最終という会社は滅多にないことから、他企業に比べても「有利度」は絶大だと感じました。また、一般選考で受けた知り合いがテストセンターの段階で多数落ちていたことから、一般選考は少し基準が厳しくなっているように思えます。

「社会広範に影響を与える企業」をキーワードに、電力･ガス･鉄道といったインフラ系企業を始め、重工業や建機、総合化学、電子部品といったBtoBメーカー、クレジットカードと幅広く志望していました。ダイキン自体も、どの業界でも汎用的に使われる「空調」を扱っていることからインターン参加以前（3年夏～）から志望していました。

社風を知り、少し自分と合わないと感じたことから志望度は少し下がりました。また、個別にキャリア相談をしていた社会人の方から、インターンの内容をふまえたアドバイスを頂いた際、「空調は社の中で「備品」的な要素が強く、総務を初めとするバックオフィスを相手取って仕事をするという意味を考えた方が良い」という言葉を頂いたので再考した結果、自分のやりたい事には即していないと考え、志望度は更に下がりました。