
23卒 本選考ES
研究職
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Q.
あなたの強みを活かすことで、当社にどのような貢献ができると考えますか? ご自身の強みとあわせてご記入ください。(800文字以内)
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A.
私の強みは、「周りにかみ砕いて伝える表現力」と「謎をとことん追究する好奇心」です。私はアルバイトで、対話形式ではなく、生徒が写真で送った問題の解答動画を撮影するシステムの塾講師をしています。しかし、教える際に反応が見えず一方通行のため、少しでも分かりにくいことがあるとうまく伝わりません。そこで、単純に問題の解き方を暗記させるのではなく、その背景にある公式や語句の自分なりの解釈を進め、考え方を伝えるようにしました。また、時には勉強に留まらない範囲の豆知識や雑学などを織り交ぜ、楽しく聞いてもらえる工夫を凝らしました。その結果、高い動画の評価を1年以上継続して得て、10人以上の新人への動画作成指導を任されるほどになりました。また研究活動では、私の所属する研究室は天然物合成が中心で、理論科学の側面を持つ私のテーマは異質であり、知見も少なく初めは思うような成果が出ませんでした。しかし、分からないからこそ解明する意義があると捉え、まず純粋に気になったアイデアや条件をしらみつぶしに検討しました。また、身近な人に理解してもらうことこそが重要と考え、立体的な図や動画で工夫し、難しい概念でなく面白いと思うことを意識してプレゼンを行いました。その結果、自分や周りから沸き上がってきた疑問を確かめ、再び発信するサイクルの中で、新たな現象を発見し、学会での優秀発表者賞に繋がりました。抗体から低分子に及ぶ複数の創薬モダリティに注力する貴社には、海外を含めた研究技術の蓄積と様々なバックグラウンドを持つ人材で溢れています。その中で、不思議を追究する私の姿勢から生まれる、新しい「気づき」を分かりやすく伝え共有することは、各分野に大きな刺激をもたらせると考えています。分析技術という各化合物の性質を広く見渡す職種を通し、見落とされている結果をキャッチすることで、貴社の継続的・革新的な新規医薬品の導出に貢献します。 続きを読む