【21卒】日産化学の冬インターン体験記（理系/生産技術職）No.9009（北海道大学大学院/男性）（2020/6/22公開）

実際に現場で働く人と話すことで、先端技術を追い求めるだけではなく、人や環境といった外的要因も視野に入れて働くことが生産技術のエンジニアとして重要であるということが学べた。
また、専門分野から少し離れた業界でも、エンジニアとして貢献できることは沢山あると感じた。

事前の企業研究をもっとしっかりとやるべきだった。ただ単に事業内容を把握するだけでなく、注力している事業も調べるべきだった。

生産技術職の職務内容はいわば、保守点検であり、新しいものを作り出せる環境ではないと思ったことが一つ。また、働く場所も基本的には都心部ではなく田舎になるので、住環境が自分にはマッチしないと感じた。更に大半の社員のマインドが、安定志向を重視しているため、自分の考えるキャリアとは異なる部分が大きかった。

インターンシップ後、自分には早期選考の誘いが届き、電話でも人事から連絡があったため。
また、インターンシップに参加していた学生を見る限り、大多数は地方国公立の学生であったため、旧帝大・早慶クラスは希少であった。また、グループワークを見る限り、地方国公立大学の学生は大人しすぎて、アピールできていないように感じた。

志望度が下がった理由としては、自分が生産技術職にはあまり向いていないと感じたから。また、北陸で働くことをあまりイメージすることもできなかった。更に、社員の方々のまったり安定志向と自分のキャリアアップ志向が噛み合わなそうであると判断したから。

インターンシップ後の人事からのフォローで、早期選考の招待があったから。少なくとも、生産技術職に関しては早期選考と通常専攻は完全に違うルートが用意されているように感じた。

インターンシップ中、グループワーク等で目立っていた学生には個別にフォローが入り、その後の早期選考に招待される。

インターンシップ前は、メーカーを中心に、研究開発職だけでなく技術営業職や生産技術職など幅広い業種を検討していた。とにかく自分の研究分野と関連した内容であれば、職務内容や労働環境に関してはあまり大きなウェイトを置いていなかった。また、メーカー以外にもエネルギーや化学製品を扱う総合商社にも関心をもっていた。

インターンシップを通して、自分には生産技術職の適性が余りないように感じたため、その後は研究職を中心に「新しいものを作り出せる」会社・業務内容に就きたいと強く考えるようになった。そのために、博士課程への進学も視野にいれつつ、修士卒で研究職に就くことのできる会社についてフォーカスするようになった。また、勤務地に関しても関東・都心で働きたい思いが強くなった。