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富士フイルム株式会社 報酬UP

【未来を拓く挑戦者】【17卒】富士フイルムの本選考体験記 No.1654(京都大学大学院/)(2017/6/13公開)

富士フイルム株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2017卒富士フイルム株式会社のレポート

公開日:2017年6月13日

選考概要

年度
  • 2017年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 不明

投稿者

大学
  • 京都大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
  • エア・ウォーター
  • 東レ
入社予定

選考フロー

説明会(3月) → ES+SPI(4月) → 1次技術面接(5月) → 最終面接(5月) → 内定(6月)

企業研究

この企業に内定をもらうにはまずは推薦応募が必須といっても過言ではないように思います。自分も推薦応募をしましたし、内定者懇親会に参加していた技術系内定者はほぼ全員推薦応募、もしくは奨学金制度で応募していた人達でした。選考については、特に技術面接でかなり学会に近い雰囲気の研究紹介が求められます。就活のテクニックなどではなく、日ごろの研究を真剣に行い、現状と将来についてよく整理して臨むことが最重要かと思います。人間性や、希望職種よりはそのような個の能力を試されているという感があります。

志望動機

私は御社で将来も見据えた最先端の開発をし、社会に大きな影響を与える仕事を成したいと考えております。時代を先取りし自社製品すらも淘汰する新技術を自ら生み出す御社に憧れを感じ、私も社会を発展させる側として成果を出したいと思いました。そして、新しい物事に挑戦し要領よく吸収することが得意な私は、事業領域が広く他部署とも交流のある御社の職場でこそ最も力をつけて御社と社会に貢献することができると考えました。

1次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官5
面接時間
30分
面接官の肩書
人事1名/技術系社員4名
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

先述したように、研究遂行能力、説明能力、質疑応答から見える頭の回転の早さ、といった個の能力を見られていると先方の技術系社員と思われる方々は事前に提出した研究資料を参考に分野の近い研究員が揃っていたと思うし、なるべく鋭い質問をするようにと定められていたのではないだろうか。感じた。志望動機や会社に入ってどうしたいか、などの会社とのマッチングはこの面接では問われなかった。

面接の雰囲気

正直、学会の質疑応答と変わらないと思いました。怪しいと思われたことは突っ込まれますが、それは圧迫面接を目的としているというよりは、よりリアルな研究者としての資質を見られているだけと感じました。

1次面接で聞かれた質問と回答

この研究で最も困難だったことは何か

自分の分子はラジカル分子を対象としているため、非常に不安定な分子でした。さらにラジカルであるがゆえに、生成物が目的物であるかどうかをNMRにより確かめることができず、単結晶構造解析に頼らざるを得ませんでした。不安定な分子であるがゆえに単結晶をとることも難しく、時間がかかりましたが、ポスドクの方に教わった単結晶の取り方に自分なりの工夫を加えることで単結晶をとることに成功し、今では論文を執筆している段階です。注意したことは、他の質問にも共通することですが、なぜそれが自分の答えなのか論理的であるように努めました

その研究は今後何に役に立つのか教えて下さい

正直に言いまして、すぐに何かの役に立つという研究ではないと自分は思います。今後研究が進めば、あらたな有機半導体材料の研究の一助とはなるとは思いますが、目先の利益を考えずに研究できるところが大学ならではのものだと思っているので、単純な新規性、独自性のみを考えて結果を出すのも良いというのが自分の考えです。先方も大学と企業の研究は違うことはもちろんわかっているので、無理に自分の研究を捻じ曲げてまで実用性をアピールする必要はないと思い、この回答に至りました。

最終面接 落選

実施時期
不明
形式
学生1 面接官3
面接時間
40分
面接官の肩書
人事2名/研究所所長1名
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

1次面接とは異なり、人間性を見られた。想像かもしれないが、1次面接では入社直後の馬力、この面接ではある程度会社の中で上の立場の人間としての性質を見られているような気がした。上述したリーダー論の話は長く続いたし、簡易でわかりやすい説明は部下に何かを説明するときの効率に直結すると思う。総じて、相手が納得するような話というのが求められると思う。

面接の雰囲気

少し緊張をしていたが、それをほぐすように自分の緊張を指摘してくれた。言葉に多少詰まったり、言葉を選ぶ時間も与えてくれて、とても話しやすかった。

最終面接で聞かれた質問と回答

研究内容について、専門以外の人でもわかるように説明してください。

私の研究はビラジカルという性質を持つ分子が対象です。ビラジカル分子には、ビラジカル構造とキノイド構造という2つの状態があることがわかっており、そのどちらの構造をとりやすいのかは分子ごとによって異なります。僕の研究では、そのどちらか一方の構造をよりとりやすくするのかを明らかにしました。このことがすぐに何かの材料に使えるわけではありませんが、そもそもラジカル分子というのは実はその多くは不安定で空気中に存在できません。安定なラジカルを作りさらにその性質を明らかにするというのは基礎研究として求められておりやりがいがあります。なるべく専門用語は出さず、出したものも「そういうもの」として受け入れやすいような説明を心がけました。

今までのあなたのリーダー経験は30人程度の団体までだと思うが、百人千人規模のリーダーになったときに、どのように引っ張っていくのかを教えて下さい。話し合いだけでは難しいと思のですがどうしますか。

確かに人数が増えるたびに、温和に話し合って解決というのは難しくなるのではないかと自分も思います。不満を持つ人達に直接説明して不満を取り除くという作業も実質不可能になります。ただ、スタンスは変わりません。その努力はしたうえで、団体が動けないという状態は避けなければいけないので、結果としては強硬策を取るということになるかと思います。この質問は予想しておらず、答えを作りながら話していました。最初は相手の言葉を受け入れて時間を稼ぎ、ちぐはぐにならないようにだけ気を付けて思ったことを話しました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

推薦応募を使ったので明確に「他社さんは断ってください」と言われた。

内定に必要なことは何だと思うか

先述したが、入りたいなら推薦応募を使うべき。自由応募で合格した人は割合にしてほとんどいない。また個別のOB訪問などはしていないようなので、就活のやり方で有利になることは少なく、単純に自分を磨くしかない。技術系なら研究をがんばることが内定に近づくことになると思う。面接の練習も、研究概要の発表に重点を置くのが良いと思う。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

1つは学歴がある程度必要に感じる。周りを見ると、国立なら旧帝大上位、私立なら早慶でないと厳しいのかもしれない。人間的には、懇親会で話した人たちはみんな話が面白かった。やっぱり理路整然としているし、相手のツボを押さえるのもうまいのだと思う。あとは抽象的だが、さわやかで清潔感のある人が多かった。スポーツマンも多かったし、勉強だけやってきた風な人はいなさそうだった。

内定したからこそ分かる選考の注意点

インターン、奨学金制度はできたら利用した方が選考が非常に早まり有利になると思う。技術面接はとにかく学会や研究室でのセミナーと同じような雰囲気で、先方は自分の研究の専門が来ると思って対策した方が無難だと思う。下手にごまかさない方が良い。最終面接は本当に素の自分をうまく話せれば問題はないのではないか。細かい点だが、クールビス推奨は素直に従って問題ない。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 20代の成長環境
  • 社員の魅力・実力

入社を迷った企業

東レ株式会社

迷った会社と比較して富士フイルム株式会社に入社を決めた理由

元々就活が本格的に始まる前から富士フイルムには興味がありました。それは、一度は写真フイルム事業という会社の主力が時代の流れによって淘汰されたにも関わらず、その流れに飲み込まれることなく、今や総合化学メーカーとして強い地位を築いている実力に魅かれたからです。おそらくあまり社員に甘い会社ではないとは思いますが、その分報酬はもらえる印象があり、やりがいを感じると思ったからです。

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富士フイルムの 会社情報

基本データ
会社名 富士フイルム株式会社
フリガナ フジフイルム
設立日 2006年10月
資本金 400億円
従業員数 4,982人
売上高 6752億3700万円
決算月 3月
代表者 後藤禎一
本社所在地 〒106-0031 東京都港区西麻布2丁目26番30号
電話番号 03-3406-2111
URL https://www.fujifilm.com/jp/ja#
採用URL https://careers.fujifilm.com/graduates/
NOKIZAL ID: 1130343

富士フイルムの 選考対策

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