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【データ多様性で新価値創出】【18卒】楽天グループのエンジニアの本選考体験記 No.3955(三重大学大学院/男性)(2017/12/14公開)

楽天グループ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒楽天グループ株式会社のレポート

公開日:2017年12月14日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 最終面接
職種
  • エンジニア

投稿者

大学
  • 三重大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

楽天さんの事業内容や競合他社との違いの分析などは徹底的にしておくのがいいと思います。
基本的な事業内容についてはホームページに目を通して行いましたが、楽天さんは事業部署ごとに募集を行なっているので、どの部署に応募するかをまず決める意味でも事業内容をしっかり理解しておく必要があります(逆に違う部署であれば、選考に落選しても受け直すことができます)。
そして実際の仕事を進める流れや雰囲気などは部署ごとによっても異なる様なので、部署ごとの情報収集もしっかり行なっておくことが大切だと思います。
例えば英語をどの程度業務中に使うのかについても、部署によってかなりの差がある様です。
しかしこの様な情報はホームページ等、ネットの情報だけでは収拾することが難しいので、説明会などを通して実際に働いている社員の方に話を伺っておくことをお勧めします。

志望動機

私は将来的には幅広い分野に精通したエンジニアになりたいと考えていますが、その中でもまずデータ分析ができるエンジニアを目指したいと考えています。
そのため、現在はかなりの規模のデータを持っている企業、また今後データを集められるであろう基盤を持っている企業に絞って企業選びをしています。
御社はその中でもかなり多種多様のサービスを展開しており、現状として社会のインフラに近い形まで発展していると思います。
そこで得られるデータの種類も量も申し分ないと思いますし、それらに対する分析を徹底的に行うことで自分自身のキャリアを築いていくとともに、それらの分析を生かして、新しい価値を生み出していきたいと思い志望しました。

リクルーター面談・人事面談

形式
学生不明 面接官不明
面談時間
- -

実施時期
2017年03月

1次面接 通過

実施時期
2017年03月
形式
学生1 面接官2
面接時間
60分
面接官の肩書
技術者の方
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

データ分析に対する自分の考え方やキャリアなどを明確に伝えることができたのが良かったと思います。
データ分析については深掘りもされましたが、具体例を示しわかりやすく伝えることができたと思います。

面接の雰囲気

以前逆求人イベントでお会いしていた方が面接官であったため、非常に話しやすい雰囲気でした。
技術やキャリアに関する考え方を中心に聞かれました。

1次面接で聞かれた質問と回答

あなたは一つのサービスにおけるデータ分析をやりたいのか、複数サービスのデータを総合的に扱ったデータ分析をやりたいのかどちらですか。

正直にお話ししますと、どちらのデータ分析もやってみたいという気持ちがあります。
しかし私は今までに実際に動いているシステムの運用等をこなした経験があるわけでもないため、まずは特定の事業について分析以外にも開発や運用などいろんなことを経験し、一つのサービスをしっかり分析、理解することを経験することが必要ではないかと考えているため、まずは一つのサービスのデータ分析を担当してみたいと思います。
そして、いくつかのサービスのデータ分析を経験し、複数サービスのことを深く理解できるようにな流ことを目指したいと思います。
そのあと、最終的には複数サービスのデータを総合的に扱ったデータ分析にも取り組んでみたいと思います。

データをたくさん持っている企業でデータ分析をした場合、そうでない企業と何が違うと思いますか。

複数サービスのデータを持っている場合、単一サービスのデータしか持っていない場合よりもユーザーの理解が深まる可能性が高いと思います。
例えば、御社には電子決済サービスの楽天Edyがありますが、ユーザーがEdyで決済をする度にその行動はデータとして残るため、ユーザーはその時どこにいたのか、どのようなものを購入していたのかがわかります。
そしてこれらのユーザーの取引データを時系列順に整理して分析すれば、ユーザーがどのような行動をとっていたかも推測することができると思います。
一方で御社はECサイトである楽天市場も運営していますが、こちらではユーザーが通販で何を買ったか、というデータが残ると思いますが、そのデータだけではなぜその商品の購入に至ったのかという背景はわからない場合も多いと思います。
そこで、楽天Edyで得られたデータから推測されるユーザーの行動を参照すれば、楽天市場での商品購入前の行動を割り出すことができる可能性があり、商品購入に至ったかの背景がわかる場合もあるのではないかと思います。
このように単一サービスのデータ分析だけではわかり得ないことが、複数サービスの分析を行うことでわかるということがあると思うので、ユーザー理解という点でデータの多様性は非常に大切だと考えています。

2次面接 通過

実施時期
2017年03月
形式
学生1 面接官1
面接時間
50分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

詰まりながらも自分自身の考えをしっかり伝えることができたのが評価されたのではないかと思います。
またインドの人とエンジニアとして一緒に働く中で、自分なりに考えてうまくマネジメントしようとした姿勢も評価してもらえたと考えています。

面接の雰囲気

非常に会話に近い形の面接で話しやすくはありましたが、予想外の質問もいくつかされ、回答に詰まる場面もありました。

2次面接で聞かれた質問と回答

あなたは技術者として、一つの技術をとことん極めるスペシャリストタイプか、複数技術を把握しているジェネラリストタイプか、どちらの技術者を目指しますか。

私の考え方としては、これは両方当てはまると思います。
まず私の考えとして、将来的には幅広い技術を扱いたいと考えているため最終的にはジェネラリストタイプを想定しています。
しかし、最初からジェネラリストタイプを意識して技術を磨いていると、いろんなことに手を出してしまいそれぞれが中途半端に終わってしまう恐れがあると考えています。
それは避けたいと考えているので、まずはスペシャリストになるつもりで、一つの技術分野を誰にも負けないレベルまで高めることを目指したいと思います。
その後、その技術を中心として、自分が精通している分野を少しずつ広げていき、理想としては複数分野を深く理解できているエンジニアになりたいと考えています。

インドの人と一緒に働いた経験があるそうですが、その時に一番困ったことは何ですか。

インドの人と日本人の人で一番違うと感じた点は、時間に対する考え方です。
日本ではプロジェクト等の締め切りが設定されれば、必ずそれを守らないといけないという考え方が強いと思いますが、インドではしっかり働いて間に合わなければ仕方がないという考え方です。
そのため何も考えずにプロジェクトを進めるだけでは、締め切りを守ることはできないと感じたため、早めに実装を完了する計画を立てるなど工夫するよう心がけていました。
しかし一方で、自分が早く実装を完了するように計画を立てても、インドの人の感覚からすると仕事量が多くなってしまうので理解してもらえないこともあり、そこをマネジメントし、なんとかやりくりすることに苦労しました。

最終面接 落選

実施時期
2017年04月
形式
学生1 面接官1
面接時間
40分
面接官の肩書
役員の方
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

面接は全体的にいい雰囲気で進めることができたと思っていましたし、質問は少なかったものの受け答えもできていたと思います。
その上、質問もいろいろ積極的にさせていただき、熱意もアピールできたと思ったのでなぜ落選してしまったのか理由がよくわかりませんでした。

面接の雰囲気

質問にたくさん答えるよりも、面接官の方が楽天のことについて話す時間の方が長かったと思います。
非常に和やかな雰囲気でした。

最終面接で聞かれた質問と回答

学生時代に力を入れて頑張った経験を教えてください。

私は大学院生になってから研究の国際発表や国際交流に関わる機会が非常に増えましたが、その中で海外の学生と話す中で感じたことが、海外の学生は勉学に対する意識や意欲が日本人に比べて非常に高いということです。
私は将来漠然とIT企業に就職したいと考えていましたが、IT企業の中でもどのようなものが自分に向いているかを見極めたい、また学生のうちに海外の学生と競い合ってみたいと考えたこともあり、一年間休学してITのベンチャー企業でインターンシップをして働いていました。
そのインターンシップでは、インターンシップの企業のインドオフィスにて働くことができるというのが特徴で、そこでインドのエンジニアと一緒に働くこともあり、仕様通りに実装するという技術的な仕事だけでなく、チームとしてのマネジメントにも関わる機会がありました。
そして当時企業が全体的に忙しいこともあり、日本人社員の人に頼ることがなかなかできない状態であったため、技術的な問題などを中心に自己解決しなければならない状態が続き、かなり鍛えられたインターンシップだったと考えています。

現在、マイコンを使って電子決済のプロトタイプを作成するプロジェクトがありますが、やってみたいですか。

私は機械工学を専攻しているため、今までにもマイコンを用いて簡単なプログラムを走らせてみた経験などはあります。
しかし電子回路などを扱った経験はあまりないため、複雑なものであれば一から勉強をしないといけないとは思いますが、ぜひ挑戦してみたいと思います。
現在、私自身はまずデータ分析を中心に扱い、データ分析ができるエンジニアとしてキャリアを始めることを想定しています。
しかし将来的にはデータ分析に限らず幅広い技術に精通し、それらを組み合わせることで新しいものを生み出したり提案できるエンジニアになりたいと考えているので、どのような技術でも任して頂けるのであればぜひ先頭に立って挑戦してみたいと考えています。

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楽天グループの 会社情報

基本データ
会社名 楽天グループ株式会社
フリガナ ラクテングループ
設立日 1997年2月
資本金 4467億6800万円
従業員数 30,830人
売上高 2兆713億1500万円
決算月 12月
代表者 三木谷浩史
本社所在地 〒158-0094 東京都世田谷区玉川1丁目14番1号
平均年齢 34.4歳
平均給与 794万円
電話番号 050-55816910
URL https://corp.rakuten.co.jp/
採用URL https://corp.rakuten.co.jp/careers/graduates/
NOKIZAL ID: 1130238

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