- Q. 志望動機
- A.
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2016卒三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社のレポート
公開日:2017年6月13日
選考概要
- 年度
-
- 2016年度
- 結果
-
- 2次面接
- 職種
-
- 不明
投稿者
選考フロー
企業研究
説明会への参加は必須ではないものの、参加すべきだと思う。ESは1次締切と2次締切があるが、1次締切に提出しないと、質問会[1次面接]の案内が届かない。そのため、事実上1次締切に出さなければならない。また、この事実も説明会へ参加しなければ得られなかった。三菱UFJリサーチ&コンサルティングは選考を「面接」という表現をせず、「質問会」や「意見交換会」といった名称で研究員あるいはコンサルタントの方との面談が進んでいくため、注意が必要である。ホームページ上で公開されているシンクタンクレポートや研究員の情報に目を通しておくと、面談の際の評価が高くなると感じた。
志望動機
地方財政に関する調査研究、政策提言を行いたく志望した。三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)は東京、名古屋、大阪の三つの地域に拠点を有することから中央省庁と地方をつなげられる強みをもつ純粋シンクタンクであるため、私が大学院で研究したことを活かせると思った。私は日本のマクロ経済政策について地域政策の面から分析し、日本および地域の抱える問題解決に貢献したいと考えている。一例として、歳出が大きく歳入の約半分を国債発行による収入で占めている日本政府の財政問題は、地方財政にも影響を及ぼしている。地方財政は少子高齢化や都市への人口流出と相まって極めて深刻な状況を呈しているが、この問題は政府が積極的な財政支出を奨励したことも事実であり、その事実から政府にも一定の責任があるものとする見解もある。こうした中央省庁が関連する地方の問題解決プロジェクトに携わり、よりよい地域づくりのための解決案を提言していきたい。同業他社がITソリューション事業に重点を移す中、MURCは政策研究事業およびコンサルティング事業に特化しているため、政策研究事業部での調査研究を通して精度の高い政策提言ができると思った。
1次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生5 面接官6
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- ベテランの研究員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
第一に、姿勢が問われていた。「質問会」という名前のため、あまり積極的に発言しない学生も見受けられた。しかし、面接官の研究員の方々は時折メモをとっており、手元にはESがあり、明らかに面接であった。MURCに対する関心の高さ、企業研究をした上での高い企業理解度を占めることができれば、1次面接は通過できるのではなかろうかと思う。
面接の雰囲気
時折、笑いが起こる等、談笑のような形で進行された。司会役の研究員の方が進行させていき、学生側は冒頭に自己紹介をする以外は逆質問を行う。研究員の方は逆質問の内容や回数をメモしており、逆質問の質×量で2次面接に進められるかが決まっていた。和やかな雰囲気なので、選考のように感じないぐらいであったが、しっかりと篩いにかけられていた。
1次面接で聞かれた質問と回答
(逆質問)三菱UFJリサーチ&コンサルティングならではのビジネスモデルとそれに関連する業務のやりがいについて教えてください
(研究員の回答)弊社は環境・資源・エネルギー、社会政策、官民協働、ものづくり、防災、農林水産業、観光、交通、運輸、物流、開発援助政策、国土政策、都市地域政策および公共経営などといった幅広い分野をカバーし、全国の地方自治体から受託研究を行っています。やりがいとしては、地方自治体の担当者の方と共に地域の問題を解決すべく取り組むことができること、地方創生などのプロジェクトに携わることができます。質問する際に気を付けた点は、掘り下げて質問できるようなことを質問し、マクロ的なことからミクロ的なことまで伺うことができました。
(逆質問)三菱UFJリサーチ&コンサルティングの強みは、東京、大阪および名古屋に拠点を持つこと、またITソリューション部門を持たず政策研究およびコンサルティング業務に特化されている点だと存じ上げておりますが、なぜ数多くのシンクタンクの中からMURCを選び、入社されたのか差し支えなければ個人的な理由を教えてください。
(研究員の回答)当時、三和研究所であり、シンクタンクの中でも比較的活気のある研究所でした。インターネットの無い時代で、電話でアポイントメントをとり研究員の方とお話をしたところ、情熱を感じました。地方出身であり、地元のために貢献したいという強い想いもありました。また、大学時代の専攻を活かしたいと思い、幅広い分野をカバーしている当社を選びました。注意した点は、企業研究をした上で、質問していることをアピールすべく、冒頭に強みを述べたことです。
2次面接 落選
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- ベテランの研究員
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
1次面接では聞かれなかった自己PRについて問われた。シンクタンクの業務やMURCの特徴についての理解も逆質問をする上で不可欠であったと思う。結果的に、2次面接で落ちてしまったが、原因としましてはESだったと自覚している。2次面接から3次面接に進むにあたり、ESによる書類選考も加味される。そのため、面接において研究員の方から直接評価していただけたものの、企業研究が不足している段階で作成したESの内容に、MURCの業務において実際に取り組むことができないようなことを書いてしまい、その点について「ESに書いてくれた取り組みたい業務の内容なんだけど、残念ながら、うちではこういったことはできないよ」と言われてしまった。早期の段階で企業研究を徹底的にすべきであるということを痛感した。
面接の雰囲気
1次面接と同様に比較的和やかであった。1次面接は集団面接であったが、2次面接は個別面接であり、さらにリラックスした雰囲気で行われた。今回は1次面接の際に応えた興味のある分野を研究している研究員の方2名との面談だった。最初と最後に面接官から質問をされる。その他は逆質問をする時間だった。質問会に比べると、選考の色合いが強まったと感じた。
2次面接で聞かれた質問と回答
自己紹介も兼ねて、学生時代に打ち込んできたことをエピソードを交えながら教えてください。
私が学生時代に打ち込んできたこと、それは専攻の経済学を追究したことです。疑問点を解決するために指導教員の研究室を積極的に訪問し、図書館や自習室で経済学の勉強に励んでいました。更に深く勉強したいという向学心から、大学3年次に編入学しました。編入学にかかった費用は複数のアルバイトをこなして捻出しました。編入学後、経済学の基礎理論を習熟するため複数のゼミへ参加し、研究の土台を築くことができたと思います。大学院では、研究テーマの視野を広げるために他大学の教員の研究室へ教えを乞いに行きました。結果的に、ミクロ経済理論からマクロ経済政策への専攻の変更に成功し、現在では理論分析および実証分析の双方を行っています。これらの行動、すなわち、編入学を決断し実行したことによって能動性を、学業とアルバイトを両立させる中で時間管理能力を、専攻テーマを変更したことで柔軟性及び適応力を、研究論文を読む中で論理的思考能力を、経済学を研究していく中で「物事を長期的に捉え原因を追及する姿勢」をも身に付けました。面接官である研究員の方に、具体的にどのようなアプローチで研究を頑張ってきたか伝わるよう意識しながら話しました。こちら側が話している間、面接官の方は耳を傾けてくださいました。
学業以外で頑張ったこととそのエピソードから分かるあなたの魅力を教えてください。
大学生協食堂のアルバイトを大学院での研究と両立しています。勤務中に気が付いた細やかな点を欠かさずメモし、接客および店舗運営へ活かし続けました。結果的に、その姿勢がマネージャーに評価され、学生アルバイトとしては異例のケータリングスタッフのメンバーに抜擢されました。生協食堂のアルバイトは「重要なことは社員が決めるから」と受動的に仕事をしている同僚が多かったものの、店長からは「学生の意見も知りたい」と伝えられていました。私の勤務先である店舗は、昼営業に強かったものの夜営業は売上が伸び悩んでいました。その理由の1つとして「出食数が充実していない」という点がありました。そこで私は、レジで人気メニューの統計をとり、出食数の変更をマネージャーに提案しました。また、身近な友人や先輩の意見も参考にし、ラッシュ時における回転率を上げるための席配置案を提案しました。これらの提案が採用され、売上および集客数の増加に成功しました。このように、私は求められていることに気が付き、物怖じせずに行動に移すことができます。注意した点としましては、どのように頑張ったのか、またそのエピソードとPR点が結び付くよう順を追って論理的に説明しました。
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三菱UFJリサーチ&コンサルティングの 会社情報
会社名 | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 |
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フリガナ | ミツビシユーエフジェイリサーチアンドコンサルティング |
設立日 | 1979年7月 |
資本金 | 20億6000万円 |
従業員数 | 1,010人 |
売上高 | 182億2200万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 池田雅一 |
本社所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門5丁目11番2号 |
電話番号 | 03-6733-1000 |
URL | https://www.murc.jp/ |