- Q. 志望動機
- A.
株式会社ニッスイの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒株式会社ニッスイのレポート
公開日:2019年6月25日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職/研究職
投稿者
選考フロー
企業研究
企業研究では事業展開や同業他社との違い(強み)、その中でもなぜ日本水産を選んだのかを話せるようにしておく必要があります。総合職採用ですが、やりたいことをしっかりと頭の中で整理しておく必要があります。特に研究職を志望する場合には1次面接(集団面接)が免除されるなど、選考フローが少し異なる為、研究職を志望する場合には研究職を志望したい理由等も明確にしておく必要があります。
面接対策は、就活掲示板で過去にどんな質問がされたかを事前に調べてからいきました。しかし実際の面接は会話のような雰囲気で、過去の質問とは全く違う質問も沢山ありました。面接対策はもちろん必要ですが、それ以上に普段の生活から様々なことに目を向け、視野を広げておく必要があると感じました。
志望動機
私は、将来仕事をする上で「食」を通じて笑顔を創造できる仕事がしたいと思っています。なぜ「食」かというと、自分が食べることが好きということもありますが、それ以上に「食」は最も生活に身近なものでありながら、家族や友人へのお祝いであったり、旅先でそこにしかないグルメを食べたり、日々の生活の中で様々な役割を担い笑顔を生み出す点で魅力を感じたからです。そうした「食」の価値に魅了され、新商品や新技術の開発を通して、多くの人を笑顔にしたいと思うようになりました。また、様々な「食」の中でも、修士研究で魚や海の魅力を知ったことから特に水産食品の研究開発に携わりたいと考えるようになりました。
水産食品業界の中でも、研究開発を重視し、幅広い事業で拡大を続ける貴社で、「食」を通じた笑顔の創造を実現したく、志望致しました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
志望理由/自慢できるエピソード/大学時代に熱中したこと
ES対策で行ったこと
日本水産の強みや独自性に特に着目して、企業研究を行った。
ESは、内容を具体的に書くようにし読みやすい文章を心がけた。特に研究内容等の専門的な内容に関しては、その分野の知識がなくても理解できるように少し簡略化して書いた。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事/研究職社員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接は会話形式であるので、1つの質問に対して長々と話しすぎないように心がけた。これにより会話がスムーズに進み、雰囲気がよくなったと思う。
面接の雰囲気
非常に和やかでした。面接官とは机を挟む形で距離も近く、お茶も出してくれたことから緊張がほぐれました。
1次面接で聞かれた質問と回答
大学時代の授業の中でとるのに苦労した科目と実際の対処方法を教えてください。
私が、履修に苦労した科目は大学1年次の「物理」と「数学」です。現在、私は生物学を専攻していますが、所属していた学科は工学部で、大学1年の一般教養の物理と数学は比較的難しい内容だったことを覚えています。また、高校時代に物理を履修していなかったこともあり、大学の物理の授業はとても難しく感じました。この「物理」と「数学」を乗り越えたのは、周りの友達の協力があったからです。私は当時寮に住んでおり、身近な距離に沢山の友達がいました。私は高校時代、物理を履修していませんでしたが、友達の中には逆に物理は履修していたけども生物を履修していないという人もおり、そういった友達とお互いの足りない部分を補うように勉強を教え合いました。その結果、「物理」も「数学」も見事S評価を獲得することができました。
研究内容をわかりやすく説明してください。
日本周辺に生息している深海魚における隠蔽種の解析を行っています。実際に乗船してサンプルを採集するところから、実験室でピペットマンを握って実験するところまで、幅広く活動しています。隠蔽種(生殖隔離)の有無は、人の親子鑑定でも用いられる遺伝子マーカーであるマイクロサテライトを用いて解析を行っています。マイクロサテライトは短い塩基配列の繰り返し配列で、DNA複製の際に繰り返し回数にミスがでやすいことから、個体や集団ごとに差が出やすいことが知られています。現段階ですでに、種内で生殖隔離が起こっており、これまで1種とされてきた種内で“2種”あることが示唆されました。この“2種”における分布と形態的な差異、さらには生息地域における過去の地理的な環境変動を調べることで、“2種”が種分化に至った進化の過程を解析しています。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官8
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 研究所長/研究職社員/人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接官の多くが研究職社員であったため、専門的な話をすることで研究への意欲と知識をアピールした。他にも、やりたい研究等を具体的に話せたことで評価されたと思う。
面接の雰囲気
少し圧迫なようにも感じたが、それは面接官の人数(学生1人に対して面接官8人)が多かったことによる心理的なものかもしれない。
2次面接で聞かれた質問と回答
研究内容とその研究の意義を教えてください。
日本周辺に生息している深海魚における隠蔽種の解析を行っています。隠蔽種(生殖隔離)の有無は、人の親子鑑定でも用いられる遺伝子マーカーであるマイクロサテライトを用いて解析を行っています。現時点ですでに種内で生殖隔離が起こっており、種内で“2種”あることが示唆されました。この研究の対象種は水産有用種ではないので、直接社会に貢献できる内容ではありません。しかし、この種は深海底においては最優占種(数が最も多い種のこと)となっており、様々な水産有用種の研究の基礎として知見を与えることができると思います。今後、水産資源は減少していくと言われていますが、資源管理を行う上でも最優占種の研究は大事になってくると思います。
日本水産の研究についてHP等から学んでると思いますが、その中で改善点があれば教えてください。
養殖事業に関してですが、1つの育種にこだわりすぎていると感じました。養殖では、人間からした「良い」個体のみを増やすことが多いと思います。しかし、そこで問題となるのが個体数を絞って繁殖を行うことで、遺伝的多様性が失われてしまうということです。例えば特定の病気に弱くなってしまうことが挙げられます。これは「近郊弱性」といって集団サイズの小さい全ての生物種において言われていることですが、集団が小さくなることで生存に不利な遺伝子が広まってしまうことがあります。養殖においては、この「近郊弱性」によって、特定の病気に弱くなり、1度病気が広まった時に全ての個体が全滅してしまう危険性もあると思います。これは養殖事業においては危機的問題になると思います。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 常務/人事部長
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
これまでの面接と同じような質問が多かったが、同じように答えることで一貫性を持つよう心掛けた。入社してからやりたいことや自分が活かせる点を明確に話せるようにしておくといいと思う。
面接の雰囲気
少し圧迫なように感じた。面接官は笑顔で話してはくれるが、その質問は答えにくいことも多く、特に逆質問の時の対応が怖かった。
最終面接で聞かれた質問と回答
総合職採用ですが大丈夫ですか。
大丈夫です。御社の事業展開や社風の良さをとても魅力に感じており、どの職種でもやりがいを持って仕事に取り組めると思います。「ジョハリの窓」にもあったように、自分で気づいていないだけで相手は気づいているものは必ずあります。例えば自分には向いていないと思っていた仕事でも、それが向いているという風に評価していただけたのなら、それは自分が気づいていないだけで自分に向いている仕事になると思います。また、インターンシップの座談会で営業職の方や生産技術職の方ともお話をさせていただきましたが、どの職種もとても面白そうで、自分が働くイメージも持てると感じました。様々な職種があることはメーカーだからこそでもあるので、広い視野を持って色々な職種に挑戦していきたいです。
周りにどんな人と言われることが多いですか。
何にでも挑戦する人と言われることが多いです。ですが、これはいい意味でも悪い意味でも、両方の意味を込めていると思います。いい意味では、思いついたことをすぐに実行することや、これまで様々な学校行事の代表や幅広いジャンルのアルバイトに挑戦してきたことだと思います。一方悪い意味では、計画性のない計画に挑戦してしまうことだと思います。例えば、やってみたいアルバイトが多く掛け持ちにした結果、手が回らなくなってしまったことがあります。研究でも、欲張って実験を詰め込んでしまったり、きちんと調べる前に実験してしまったり、考える前に行動してしまうことがあります。これからはいい意味での挑戦する人といってもらえるよう、責任を持って何事にも取り組んでいます。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
最終面接後、電話で本社に来るよう言われ、本社で直接内定と言って頂いた。拘束はなく、納得いくまで就活してくださいと言って頂いた。
内定に必要なことは何だと思うか
1次面接~最終面接を通して、同じ質問(志望動機、研究内容等のメジャーな質問)が何度もありました。学生の答えたことはメモ等を通して面接官に共有されているので、同じように答えるように気をつけたほうがいいです。また、食品業界は大きな業界で企業数もとても沢山あります。他社ではなくなぜ日本水産なのかは、とてもよく聞かれます。自己分析に加え、面接前の企業研究は企業への熱意をアピールする上で非常に大事になってくると思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
日本水産は売り上げの割に従業員数が少ない、所謂「少数精鋭」な企業です。効率よく仕事がこなせるようなテキパキとした学生が好まれている気がしました。面接の中で自分の能力について自信をもってアピールするといいかもしれません。
内定したからこそ分かる選考の注意点
職種やエントリー時期によって選考フローが少し違うと感じました。就活掲示板の情報に惑わされないようにしたほうがいいです。面接では毎回逆質問の時間があるので、しっかりと考えてから面接に臨んだほうがいいいと思いました。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者懇談会を実施するとの連絡がありました。
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A.
私が福岡県魚市場を志望する理由は、魚のスペシャリストに成長し、また自分の長所である「共感力」を活かして大きな消費地であるここ福岡で、消費者の求めるものを常に考えながら魚食文化を支え、発展させていくための力になりたいと感じたからです。私は就活の軸として「特定の分野のスペシャリストになり、自分にしかできない仕事ができること」「大学・大学院の6年間を過ごした福岡の食を支えること」を持っています。大学・大学院で興味を持った、現在衰退の途を辿る農林漁業、特に母が漁業会社に勤めていたことから特に関心の高かった魚に特化した知識を深めていくことで自分にしかできない仕事を作り、また大学・大学院を通じて研究対象とし、様々な人たちと関わることができた福岡でその力を活かして時代に合わせて変化する魚食文化を今まで以上に発展させたいと感じ、福岡県魚市場を志望致しました。 続きを読む
ニッスイの 会社情報
会社名 | 株式会社ニッスイ |
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フリガナ | ニッスイ |
設立日 | 1943年3月 |
資本金 | 306億8500万円 |
従業員数 | 10,104人 |
売上高 | 8313億7500万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 浜田晋吾 |
本社所在地 | 〒105-0003 東京都港区西新橋1丁目3番1号 |
平均年齢 | 43.1歳 |
平均給与 | 766万円 |
電話番号 | 03-6206-7000 |
URL | https://www.nissui.co.jp/ |