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【技術と経験の融合、未来への挑戦】【21卒】アマゾンウェブサービスジャパン合同会社のソリューションアーキテクトの本選考体験記 No.8553(慶應義塾大学大学院/男性)(2020/6/23公開)

アマゾンウェブサービスジャパン合同会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2021卒アマゾンウェブサービスジャパン合同会社のレポート

公開日:2020年6月23日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • ソリューションアーキテクト

投稿者

大学
  • 慶應義塾大学大学院
インターン
  • ソフトバンク
  • 三菱UFJ銀行
  • 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ
  • SAPジャパン
  • アマゾンウェブサービスジャパン合同会社
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

AWS(アマゾンウェブサービス)は、クラウドサービスを提供する企業でNO1の圧倒的なシェアを持つ。ここで注意したいのが、Amazonの子会社であるが、ECサイトを作っている会社ではないことだ。AWSはクラウドを使ってベンチャー企業や大企業がこれまで自社で整えていたIT設備を、クラウド上に構築するためのサービスを提供している。つまり、AWSのエンジニアとして働きたい場合、プログラミング経験だけではなく、データベースや機械学習、ストレージ 、ネットワークなど非常に幅広いITの造詣が必要になる。そのための有効な対策として、応用情報技術社試験やその他、IPAのデータベーススペシャリストなどの資格勉強をしておくことをお勧めする。情報工学を専攻する学生でないとハードルは高いかもしれない。しかし、多くの友人も情報工学専攻でなくとも合格していたのでぜひ勉強を積んだ上でチャレンジして欲しい。

志望動機

クラウド技術を基盤に、新しい技術を常にキャッチアップしながらエンジニア兼顧客営業をかけていく働き方をしたいと考えています。SAとして働きたい理由は2つあります。1つは次々に生まれる技術のキャッチアップが好きな点です。応用情報技術者試験の勉強やブロックチェーンビジネスをするベンチャー企業でのインターンシップ、研究活動における論文をたくさん読むこと、長期インターンシップを通したWEBアプリケーションの実装と理論の同時学習、ゲームアプリを作る起業活動における仮想通貨によるマイニング資金化などこれまでたくさんのことに取り組んできました。
2つ目に挙げられるのが非常に技術者が尊重される環境であり、同時にお客様訪問や資料作り、テクニカルコンテンツの執筆、技術公演への登壇など、非常に幅広いことを学び、楽しむことができる確信があることです。プログラマーではなく、私はこれまでのプロジェクトに責任者の立場で関わってきました。プレゼンテーションや会議の主催、チームメンバーへの技術サポートから実際のコーディングなど全ての業務にオーナーシップを持って取り組むことで本当の意味で楽しむことができていたと感じています。

エントリーシート 通過

実施時期
2020年01月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

インターンシップ経験/ITスキル/現在行っている研究(あるいは専攻)内容について *最大500文字/最近気になるテクノロジーとその理由 *最大500文字/将来、キャリア上で実現したいこと*最大500文字

ES対策で行ったこと

特に研究やITスキル、最近気になるテクノロジーなど、技術的なテーマの質問が多かったので、積極的にこれまで技術的な経験を積んできたことをアピールすることを心がけた。

WEBテスト 通過

実施時期
2020年02月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

一般的なSPIではなく、AWS独自のIT知識を問うウェブテストであると知っていたので、応用情報技術者試験の過去問などを繰り返し解いた。

WEBテストの内容・科目

ネットワーク/ストレージ /CPU/プログラミング言語/アプリ開発/機械学習などの分野から幅広く出題された。

1次面接 通過

実施時期
2020年02月
形式
学生1 面接官1
面接時間
50分
面接官の肩書
3年目のソリューションアーキテクト
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

この面接では必ずしも全ての質問に答えられる必要はない。全部でIT関連の全5分野から出題される。5分野の中で、3分野ほど能力があると判断さればこの面接は突破することができる。私の場合は、機械学習とストレージ 、アプリ開発の分野の質問で多く正答できたため突破できたと考えている。

面接の雰囲気

面接はウェブを通して行われ、アイスブレイクなしに技術的な質問が始まった。厳しい雰囲気ではないが、淡々と進んでいくので答えられないものが多いと個人的に非常に焦った。

1次面接で聞かれた質問と回答

セキュリティ技術について知っていることをお話ください。

特にWebアプリケーションで使われているセキュリティ技術についてお話ししたいと思います。中でも⑴XSSと、⑵セッションハイジャックについてお話しします。⑴のXSSはcross site scriptingの略です。例えばTwitterのような掲示板形式のウェブアプリケーションの入力欄に、悪意のあるスクリプトを入力された場合に、クレジットカードの暗証番号などを盗み取られるなどの問題が発生する攻撃です。悪意を持ったスクリプトがサイトを横断して実行されてしまうことがからクロスサイトスクリプティングと呼ばれ、CSSと区別するためにXが使われます。また、⑵のセッションハイジャックはウェブアプリケーションの会員として他人のマイページに不正ログインする攻撃です。他人のCookieを不正に取得し、Gmailアカウントなどに不正ログインすることなどが挙げられます。

ネットワークについての質問です。 NAPTについて知っていることを話してください。

NAPTはNetwork Address Port Translationの略で、NATの拡張的なプロトコルです。具体的に、ネットワーク内の複数の端末が外部のネットワークにアクセスする場合に、ポート番号を使うことで1つのグローバルIPアドレスで外部にアクセスできる仕組みです。
具体的にwebサーバからLAN内の端末へデータ送信があるとき、webサーバから送信されたパケットのヘッダに含まれる宛先ポート番号(ルータが自動で振り分けたポート番号)と宛先IPアドレス(ルータのIPアドレス)が使われます。このパケット内に含まれるポート番号とIPアドレスは、LAN内のPCからwebサーバへリクエストの送信時にルータで保存しておいたPCのIPアドレスとポート番号に書き換えられてPCに送られます。

最終面接 通過

実施時期
2020年03月
形式
学生1 面接官4
面接時間
240分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

ここでも前回同様、技術に関しての能力を試された。1日で4人の面接官とそれぞれ1時間ずつ技術面接を行うので、中途半端な技術力では通過できない。
また、AWSを含めAmazonではOLPという原則がある。技術面接の後半で学生時代に頑張ったことを何度か聞かれた。そのときに、OLPに沿った自分の行動指針を伝えられると高く評価される。

面接の雰囲気

面接官は4人いるが、それぞれ年次も違えば、雰囲気も全く異なる面接官だった。全員ソリューションアーキテクト職で、技術について非常に造詣がある方だった。

最終面接で聞かれた質問と回答

プログラミング言語についての質問です。スクリプト言語とコンパイラ言語の違いを教えてください。

プログラムファイルの実行時に、高級言語から機械語に変換されるタイミングの違いがコンパイラ言語とスクリプト言語の違いです。具体例として、コンパイラ言語とスクリプト言語にはそれぞれ次の言語があります。
コンパイラ言語:Java,C++,Cなどです。
スクリプト言語:Ruby,JavaScript,Python,PHPなどです。

コンパイラ言語はソースコードを事前にコンパイルして機械語に変換しておく必要のある言語、スクリプト言語は逐次機械語に変換しながら同時に実行していく言語です。
それぞれに長所があります。機械語への変換をコンパイラ言語では事前に時間をかけて効率よく処理が動く機械語に変換しておくため、コンパイラ言語の方が一般的に高速です。また、コンパイルをする際にコンパイラがエラーチェックなどを行なってくれることもコンパイラ言語のメリットです。一方スクリプト言語では、ソースコードを書き換えるだけでコンパイル作業を無しに実行できるため手間が省けるメリットがあります。

ストレージ分野に関しての質問です。NASについて詳しく説明してください。通常のハードディスクではなく、NASを使うメリットも合わせて説明してください。

NASとはNetwork Attached Storageの略で、その名の通りLAN上に接続することができるハードディスクです。ハードディスクというと、一般的にはパソコンに内蔵するタイプや、USBで接続するタイプのハードディスクが多く知られています。これらは基本的に、パソコンと1対1で直接接続して使用します。USB接続のハードディスクに保存したExcelファイルを、2台以上のパソコンで編集したい場合、編集するたびにつなぎ換えが必要です。その手間を考えると、USB接続のハードディスクは、2台以上のパソコン間でのデータ共有には向いていません。
これに対して、NASはネットワーク、つまりLANに接続します。そのため、1対多の接続が可能となり、複数のパソコンから同時に接続することができます。この点で、複数人でファイル操作をする上で非常に効率が良い点がNASのメリットだと考えています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定取得後も特に拘束を受けることはない。しかし、ほとんどの学生は待遇の良さやレベルの高さからAWSを内定した後に就職活動を辞めるようだ。

内定に必要なことは何だと思うか

AWSで内定をするためには2つ欠かせないことがある。①OLPに沿った「ガクチカ」の説明能力、②圧倒的な技術力だ。①は、一般的なガクチカを質問される機会が、最終面接になって初めて発生する。それまでの面接では技術的な質問しかされない。OLPはAmazonのホームページに載っており、就職活動の参考書でもAmazonに入社するための原則について説明している物も多いので是非選考までに確認するべきだ。②は、言葉通りどれだけITに関しての知識と能力があるかである。ITに関しての資格を取得していたり、エンジニアとして長期インターンをして知識や経験を深める、あるいは研究を通して深い知識を蓄えた上で面接に望まないと歯が立たない。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

上記で説明した通り、①OLPに沿ったガクチカの説明がいかに精度良くできるのか、②どのくらい高いレベルのIT技術を保有しているのかだ。私は、①についてはOLPの原則に合う自分の経験をそれぞれ選んで説明することで確実に社風にある人物であることを伝えた。OLPは13個あるので、それぞれに当てはまる経験を選んで話せるようにしておくこと。②はこれまでの勉強の復習など、絶えず勉強する他ない。これに関しては伝え方や慣れではなく実力が必要だ。

内定したからこそ分かる選考の注意点

この企業の注意点は、OLPの重要性だ。一般的な就活で、社風にあったような答えに自分の答えを寄せて質問に答える程度ではOLPに沿った人物であるとみなされない。OLP13個のうち、全てに深く該当する自分の経験を見つけ出して、なんとなく当てはまるではなく、確実に当てはまると誰が聞いても思うように回答を固めることが大切だ。その点をよく理解して面接に備える必要がある。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定受託書が送られるなど、他の企業と違ったことはない。内定以降は大学院の学生が多いので研究に謹んでいる人が多いように感じる。

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アマゾンウェブサービスジャパン合同会社の 会社情報

基本データ
会社名 アマゾンウェブサービスジャパン合同会社
フリガナ アマゾンウェブサービスジャパン
設立日 2009年8月
資本金 3億9500万円
従業員数 2,959人
決算月 12月
代表者 長崎忠雄
本社所在地 〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目1番1号
URL https://aws.amazon.com/jp/
NOKIZAL ID: 1704614

アマゾンウェブサービスジャパン合同会社の 選考対策

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