
23卒 本選考ES
創薬研究職 / 技術研究職
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Q.
志望動機(100)
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A.
「一人ひとりに最適な医療を届けるヘルスケアカンパニー」を掲げる貴社でなら私の「有機化学に知識を基にあらゆる人々の健康に貢献する」という夢を実現できると考えたからです。 続きを読む
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Q.
研究で最も苦労した事は何ですか?あなたはどのような工夫をしてそれを乗り越え、どのような成果に結び付けましたか?(800字以内)
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A.
研究で最も苦労した事は中間体の合成収率の改善です。私は現在、「〇〇」をテーマに、〇〇を有する〇〇の合成に取り組んでいます。その上で、中間体の合成収率に課題がありました。私の研究は、一つの中間体を起点にして様々な環構造を構築するものであり、中間体の合成効率が全体の実験効率に大きく影響してしまいます。しかし、予備検討ではこの中間体を収率80%程度で定量的に得られているのに対し、同条件での反応でありながら収率30%程度でしか合成することができず、再現性がとれませんでした。そこで最初に攪拌時間や攪拌温度、酸の濃度など基本的な条件を再度検討しました。しかし収率の改善が見込まれず大きな障壁となっていました。この課題を主に以下の工夫で乗り越えました。まず初めに、手技の再確認を行いました。具体的にはプロシージャに記載されていない細かな条件、実験操作の差に起因すると考え教授とのディスカッションに加え、学外の先行研究者の方とコンタクトをとり、細かな実験操作の再確認を行いました。一つ一つの操作に対して細かく意義の再確認を行い予備検討との相違点の洗い出しに努めました。その上でさらに教授や先輩とディスカッションを行い、同様のケースで効果的であったことを再度検討しました、これらの取り組みにより、減圧留去時の温度が収率に大きく影響することや中間体の合成ステップに先立ちNMRの純度に関わらず原料を再結晶する必要があることに気づきました。これらの試行錯誤により収率を90%程度まで向上させることができ、定常的に高収率を維持できるようになりました。研究を進める上で、ボトルネックとなっている課題を正確に認識し、解決に向け粘り強く取り組んだことで、全体としての実験効率向上にも繋がったと考えます。 続きを読む
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Q.
どんな小さな出来事でも構いません。最近1年間で、自身の強みが活かされた事、および自身の弱みを痛感した事を教えてください。 (400字以内)
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A.
研究室紹介動画作成の際に私の強みである挑戦心を発揮できたと考えます。紹介動画作成はオープンスクールの一環として行われており、例年研究室の写真や文面で研究内容を盛り込んでいます。しかし文字だけでは有機化学の面白さ伝えられないと感じ、化合物を三次元的に示して説明したいと考えました。そこで新たに3DCGを用いた化合物モデリングに挑戦しました。加えてより明快に伝えるためのアニメーション等、周辺知識も貪欲に学び、研究室の仲間から好評を博す紹介動画を作成することができました。 しかし同時に、セルフマネジメントの面で弱みを痛感しました。新しく取り組むなら妥協せずにやりたいという思いに加え、研究も疎かにしたくないという気持ちから睡眠時間等私生活を疎かにしてしまいました。結果体調が優れない日が増えてしまい弱みを痛感しました。現在は負担がかかりすぎないようなスケジュール管理を徹底するよう心がけています。 続きを読む
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Q.
あなたが田辺三菱製薬で実現したいことは何ですか?(400字以内)
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A.
私は、個別化医療が進んでいる現代でさらに治療選択肢を広げるために、「より低コストな製造プロセスの開発」を実現したいです。私には有機化学の知識を基にあらゆる人々の健康に貢献したい、という思いがあります。現在多くの医薬品が開発され、治療選択肢が増えることで患者様一人ひとりと向き合った治療が可能となってきていると考えます。その反面、希少疾患を対象とした画期的新薬創出には膨大な時間や費用が掛かるのも現実であると存じます。このような画期的医薬品を身近な治療選択肢の一つとするためには、より低コストでの医薬品製造の実現が必要不可欠であると考えます。MISSIONとして「病と向き合うすべての人に、希望ある選択肢を。」を掲げている貴社のプロセス研究に携わることで、自身の持つ薬学の知識や、有機合成等の化学の知識をより強く発揮し、私の思いを実現したいです。 続きを読む