22卒 インターンES
研究職
22卒 | 金沢大学大学院 | 男性
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Q.
1.学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容をお書きください (必須) (500文字用)
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A.
私の研究内容は「分子サイズの世界で蓋の開閉ができる容器を作る」というものです。私達の身近に存在するペットボトルなどの容器は蓋の開閉によって、中にある内容物を取り出せたり、取り出せなかったりします。分子の世界でも容器と内容物が存在し、内容物は特にゲスト分子と呼ばれます。現在、目的のゲスト(内容物)分子を「取り込む」ことができる容器分子は数多く存在しますが、ゲスト分子の「取り込み」「取り出し」の両方を制御することは非常に困難であり、このような制御を実現できる高機能な容器分子の開発が現在注目を集めています。そこで私の研究では、かご型の容器分子を合成し、その容器に蓋を取り付け、さらにその蓋の開閉を行うことで同一の容器内で自在かつ簡便にゲスト分子の「取り込み」「取り出し」を制御することを目標としています。実際に私はこれまでに、蓋がない容器を合成することに成功し、その容器がどれぐらいの大きさであるかを見いだしています。今後は、蓋がない容器に対して蓋を導入し、開閉が可能か検討を行いたいと考えています。この研究は将来的に、体内における薬物輸送や、環境中での有害物質の除去などへの応用が期待されています。 続きを読む
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Q.
2.自己PRをお書きください (必須)
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A.
私の強みは「困難なことがあっても解決のために粘り強く挑戦し続けること」だと自負しております。私は有機化化合物を合成する研究室に所属しています。新規性の高い化合物を合成する化学実験には失敗がつきものです。私は失敗をしてからどのようなアプローチをすれば良いか考えることが大切だと考えています。実際に私は失敗の原因を考察したり、論文などから知見を得て改善点を模索したりすることで、実験方法を改良してきました。何度も失敗することもありましたが、私は新たな知見を得るために、教授や先輩方と議論を行うことで問題点を追求し、計画的に再実行することで、目的の化合物を得るまで、根気強く実験を行ってきました。この失敗の経験から、目的の達成に向けて、改善し続ける姿勢を身につけることができました。 続きを読む
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Q.
3.学生時代に、最も打ち込んだことについてお書きください (必須)
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A.
私が学生時代に最も打ち込んだことは編入学の試験に向けて行った取り組みです。前大学での化学の既存研究の改良では飽き足らず、新たな機能を持った化合物の合成など、化学の基礎研究を志望し、編入学を決意した私は、大学の各科目の勉強に加え、編入学の専門予備校の通信講座を受講することや、図書館で様々な化学の問題集を解くことなどで、編入試験対策を打ち込み、周りの友人が遊んでいる時もひたすら机に向かいました。また、編入学にはTOEICの受験が必須であり、スコアを300点上げることを目標に、毎日の通学の貴重な時間を有効活用して、リスニングを勉強しました。これらの勉強を多い日は1日12時間行い、その結果、TOEICのスコアを470点から775点にあげ、学部生114人中2人しか選ばれない成績優秀者にも選ばれ、目標であった編入学の試験にも合格しました。この経験から、何が課題かを見極め、地道に努力し、継続することの大切さを実感しました。 続きを読む
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Q.
4.インターンシップの志望動機およびインターンシップに期待することについてお書きください (必須)
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A.
私は、化学メーカーの開発業務に興味があります。現在、私は超分子化学の研究室で、機能性有機分子に関する研究を行っています。この研究を通じて、「まだ誰も作ったことのない」、新しい機能を持った化合物を開発する喜びを学び、自分が行った開発したものを社会に役立てたいと考えるようになりました。しかし、化学メーカーの開発は、大学で行っている開発とはどのように違うのか、どのような技術が必要とされているかなどのイメージは持っていません。そこで、化学メーカーの仕事について理解ができる貴社のインターンシップに参加することで、化学メーカーの開発はどのようなものか具体的に理解し、実際に自分が仕事に就いたときの明確なイメージを持ちたいと考えています。また、機会がございましたら、貴社の社員の働き方、仕事への思いを直接お伺いしたいと思います。 続きを読む