22卒 本選考ES
研究職
22卒 | 金沢大学大学院 | 男性
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Q.
自己アピール提出方法 【A】テキスト入力※1000文字以内
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A.
私が化学を志したのは未知のものを作り出し社会に貢献したいという夢があったからです。私たちは東日本大震災を目の当たりにし数々の災害が伝えられる中無力さを痛感して育ちました。高校で有機化学に出会い、0を1とも世界を切り開くことさえできる化学の力に憧れ、この力で社会に貢献したいと思いました。私は応用化学科に進学しましたが化学の基礎研究への思いが芽生え編入を決意しました。情報収集し課題を専門知識と時間の不足と分析し、授業を一番の対策としました。予習復習を徹底し最前列で受講し最大限吸収に努め、積極的に質問に行きました。どの先生も回答に留まらず深くご教示いただき、化学への探求心とモチベーションの向上に繋がりました。1年間朝7時半に登校し図書館閉館の夜10時まで取り組み、結果合格し、在籍校では学部生114人中2人の成績優秀者に選出されました。この経験は課題を分析し努力を続け、協力を得て目的遂行する力となりました。念願の機能性有機分子の基礎研究の中で、反応点が3つのトリアルデヒド体と2つのジアミノ体を反応させカゴ型分子の合成に取り組み、カゴ型分子の生成に加え不純物が生成され混在する課題に直面しました。カゴ型分子の精製を試みても除けず、私は反応物質のトリアルデヒド体に焦点を戻し「反応点の数が異なるジアルデヒド体やモノアルデヒド体が存在し、それらがトリアルデヒド体に連鎖的に反応し不純物として存在する」と仮説を立てました。トリアルデヒド体の純度をあげるためGPCや再結晶という精製方法を駆使し、純度の高いトリアルデヒド体を得て不純物のないカゴ型分子の合成に成功しました。この成果で国際学会2件を含む8件の学会に参加し、日本化学会北陸地区講演会で300人中15名の優秀ポスター賞に選出されました。それ以上に「君はこれを世界で初めて作った人だよ」と言われ「これが化学だ、生涯続けたい」と心底思えた熱い思が力になっています。ここまで来るにも、そして今も私は誰よりも努力し毎日報告できる量のデータをあげ、欠かさずディスカッションを志願して、少しでも何かを得て前に進み自分自身をアップデートし進化し続ける研究者でいたいと努めています。それは編入挑戦からの力や化学への熱い思い、そして私の軸にある化学の力で社会に貢献したいという思いが突き動かすものです。この思いと力で貴社の発展と社会に貢献したいと思います。 続きを読む
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Q.
語学スキル
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A.
英検 準2級 TOEIC、775 実用フランス語技能検定5級 続きを読む