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愛三工業株式会社 報酬UP

【未来を支える環境エンジン】【18卒】愛三工業の総合職の本選考体験記 No.4094(三重大学大学院/男性)(2017/12/13公開)

愛三工業株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒愛三工業株式会社のレポート

公開日:2017年12月13日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 総合職

投稿者

大学
  • 三重大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定
  • 三菱重工業

選考フロー

企業研究

愛三工業の自動車業界での立ち位置は、エンジン回りの流体関係の設計を主として行っています。ガソリンエンジンがメインですが、最近はハイブリッド車用のエンジンや水素自動車用のエンジンにも取り組んでいます。将来的にガソリン自動車は減ると言われていますが、まだ50年はガソリンエンジン車が主体と言われていますので、その点を押していけばよいと思います。最先端の技術や、EV、水素自動車を押しすぎると苦い顔をされますのでガソリンエンジンの設計をするつもりでいた方が良いです。他には、自動車が好きということをアピールすると面接のときも自動車の話で盛り上がるので、話のネタとして何かひとつ持っておくと良いです。あの車が好きだとか、昔のあの車種はすばらしいなどといった少し昔の話から今の話に至るまで面接官は食いついてきます。

志望動機

私が御社を志望する理由は、車が好きでその心臓部分となっているエンジンの設計に携わりたいからです。現在の自動車エンジンは電気自動車や水素自動車など環境にやさしい自動車へと移り変わりつつありますが、まだ今後数十年はガソリン車が主体となります。そのため、新しい燃料システムを導入するよりも、既存のガソリン車を改良し環境に配慮することが急務だと考えます。御社は電気自動車や水素自動車のエンジン部にも取り組んでおりますが、ガソリン車をメインで扱っており、これまでの歴史で培われてきたノウハウが蓄積されています。私は御社を通して、ガソリン車がより環境にやさしい自動車になるようにエンジンの開発を行いたいです。そして、近未来の自動車産業を支えて、より車が好きになってもらう人が増える社会を望みます。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年03月

エントリーシート 通過

実施時期
2017年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

志望動機、好きな自動車、自動車の整備や分解経験

ES対策で行ったこと

自動車業界と最新の技術について調べ、自分が今後の社会でどのように自動車に携わっていくかという視点でESを書きました。

WEBテスト 通過

実施時期
2017年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

SPIの参考書を使って勉強しました。すでに受験が終わっている分野は結果を使いまわしました。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、英語

1次面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生3 面接官3
面接時間
60分
面接官の肩書
人事、技術者
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

自分がやりたいことが明確になっていることと、自動車に興味があり今後の自動車業界についての考えを持っていることが評価されたと感じました。

面接の雰囲気

人事の方も技術者の方も明るい雰囲気で話しやすかったです。解答に詰まっていると助け舟を出してくれます。自動車の話で盛り上がっているうちに時間が来て面接を終えました。

1次面接で聞かれた質問と回答

大学ではどのような勉強をしてきましたか。

私は農学系の学科ですが、大学では機械系の勉強をしてきました。というのも農業機械を専攻しており農学よりも工学分野の授業の方が多いため機械系中心の学問を修めています。授業の一環で、トラクターのエンジンを分解するという実習がありました。ヤンマー製の4輪駆動トラクターのエンジンで、空冷単気筒サイクルガソリンエンジンでした。分解前にエンジンの機構やパーツの講義を受けてコネクティングロッドなどの重要な部品がどこにあるのかなど理解することができて楽しかったです。その中で、農業機械だけでなくより多くの人に利用されている自動車のエンジンに興味がわき、仕事として携わっていきたいと思うようになりました。以上の経緯から、御社では、大学で学んできた機械系の知識を活かして仕事をしていきたいです。

今後の自動車はどうなっていくと思いますか。

今後の自動車業界は電気自動車や水素自動車などが普及していくと思いますが、今後数十年はまだガソリン車が主体になっていくと思います。というのも、電気や水素を供給するインフラが整うのにはまだ時間がかかり、現在のガソリンスタンドには及ばないということや自動車を量産する体制がまだできていないため、ガソリン車に比べて電気自動車や水素自動車は高価であり購入する人が少ないからです。また、一方で自動運転車の技術も進歩してきていますが、ガソリン車または、ガソリンと電気のハイブリッド車での自動運転が主体となっています。そのため、今後もガソリン車が主体となり、ガソリン車での環境負荷を低減する技術が求められていく社会になっていくと考えます。御社では、まさに環境にやさしいガソリン車のエンジン部分を設計しており、私は御社を通して環境にやさしいガソリンエンジンを設計していきたいです。

最終面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
人事、役員
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

答えづらい質問に対して、自分なりの考えを話せたことが評価につながったと思います。圧迫面接に対して目を背けずに話したことがポイントです。

面接の雰囲気

人事の方は話しやすい方だったが、役員の方は堅く緊張感のある雰囲気だった。特に役員の方が主に質問をしてきて、答えづらい質問が多かった。

最終面接で聞かれた質問と回答

なぜエンジンの設計がしたいのですか。

私は自動車が好きで、その心臓部であるエンジンの設計に携わりたいと思っています。車の性能や燃費やエンジンによって大きく左右されます。御社では長年培ってきたエンジン設計技術のノウハウがあり、より高性能なエンジンを設計することができると思っています。今後はガソリンエンジンのさらなる環境負荷の低減が求められる社会になっていきます。時代のニーズに応えるための技術を御社は持っており、今後の社会でもまだまだガソリン車の需要は高い状態なので、御社の技術が今後の社会にとって重要となります。私は時代に合わせてエンジンの設計をしている御社でなら、今後の車社会を支えられると思い、御社で働くことを志望しています。時代に合った環境にやさしいエンジンの設計をしていきたいです。

これからはどのようなエンジンが売れると思いますか。

今後、需要が伸びてくるエンジンは環境にやさしいエンジンだと思います。エンジンは燃費の良いエンジンほど高性能と言われていますが、時代の変化とともに環境意識が高まり、SOxやNOxの危険性が指摘されるようになり、自動車の印象が悪化しつつあります。若者の自動車離れも増えつつある中で、環境にやさしいということを証明できれば自動車の印象もよくなってくると思います。有害物質の根本である燃料を使用している部分、自動車のエンジンこそがこの問題を解決する鍵となってくると思います。環境にやさしいエンジンを搭載した車が売れるようになることで、自動車メーカーも環境にやさしいエンジンを調達するようになるので、このようなエンジンの需要が高まると思います。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定が出たのが6月でしたが、既に愛三工業では内定者は出そろっていたことと、自分の時期が遅かったこともあり、1週間の期限付きで内定承諾か辞退かを迫られた。

内定に必要なことは何だと思うか

愛三工業では面接での受け答えで見えてくる人間性よりも技術力を重視していると感じました。大学で学んできた分野であったり、どの程度の成績を収めてきたのか、資格を持っているのかなどが掘り下げて質問されました。流体を扱う製品を作っていることから、流体力学の成績を重視され、それに付随する機械力学、材料力学、熱力学の成績についても聞かれました。面接中に簡単なテストや質問があり、それに答えられないと内定を取ることは難しいと思います。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

内定者や最終面接に残っていた学生は、工学系の国公立の大学院生や学部生、工業専門学校の人たちでした。必ずしも愛想が良いというわけではなかったので、人間性よりも学力、実務重視で採用されているのだと感じました。

内定したからこそ分かる選考の注意点

愛三工業の注意点は最終面接です。Web試験や一次面接はハードルは低いです。一次面接の印象によって最終面接の日程が変わってきます。というのも、同じ大学で愛三工業を受けた人が5月初旬には最終面接を受けているのに、自分のところには最終面接の日程は伝えられませんでした。6月になりようやく日程が伝えられましたが、その日にいた他の学生は機械系、工学系とはかけ離れた学生ばかりでした。最終面接では厳しい質問やテストなどでふるいにかけられ、落ちた人が多ければ、一次面接でストックしておいた学生を消費していくといったスタンスだと感じられたので、最終面接まで行ったからといって、油断しない方が良いです。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定後は、自主的に流体やエンジンの勉強をしておくように勧められました。

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愛三工業の 会社情報

基本データ
会社名 愛三工業株式会社
フリガナ アイサンコウギョウ
設立日 1938年12月
資本金 106億8100万円
従業員数 8,961人
売上高 3143億3600万円
決算月 3月
代表者 野村得之
本社所在地 〒474-0061 愛知県大府市共和町1丁目1番地の1
平均年齢 43.5歳
平均給与 691万円
電話番号 0562-47-1131
URL https://www.aisan-ind.co.jp/
NOKIZAL ID: 1132408

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