21卒 インターンES
技術系
21卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
当社インターンシップへの応募動機をお書きください。 400文字以下
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A.
貴社における研究開発を体感したいからです。私は将来、よりおいしく人々に喜んでもらえる食品を開発したいと考えています。幼い頃は体が弱く、頻繁に病院に通い薬をもらっていました。粉薬を服用していたため、薬のまずさにいつも悩み、ゼリーやジュースなどと組み合わせることで飲むことができていました。この経験から、おいしい食事やバランス良く健康になれる食事へのこだわりを持つようになりました。食を健康の面から考えたいと思い、現在は栄養素の研究をしています。しかし、実際に研究開発の成果を商品に反映させるといったことは経験がありません。貴社は和酒のリーディングカンパニーであり、定番商品から数多くの新商品を販売しているため、研究開発を商品に反映させる力が優れていると感じました。また、日本食文化を積極的に海外へ発信している点に興味を持ちました。日本の文化を広める、という点での研究開発について体感したいです。 続きを読む
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Q.
現在の研究テーマの概要をお書きください。 150文字以下
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A.
脂肪肝を改善できるアミノ酸について研究しています。脂肪肝発症のメカニズムはわかっていませんが、あるアミノ酸が脂肪肝を改善するという報告があります。アミノ酸の作用を明らかにすることで、治療薬の開発に繋げたいと考えています。そこで、遺伝子を改変しアミノ酸が分解されてしまうマウスを用いて実験しています。 続きを読む
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Q.
現在の研究における目標とその目標を設定した理由、目標達成に向けた取り組みについてお書きください。 困難な課題があった場合はどのように対応したか、合わせてお書きください。 500文字以下
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A.
脂肪肝に対するアミノ酸の効果を実証し、発症メカニズムの特定を目標としています。近年では、生活習慣の乱れにより脂肪肝患者が増加していますが、脂肪肝発症のメカニズムは明らかになっておりません。脂肪肝をアミノ酸(BCAA)が改善するという報告もありますが、作用機序も明らかになっていません。私はBCAAの脂肪肝に対する効果を明らかにすることで、脂肪肝発症のメカニズムを解明したいです。このメカニズムが明らかになれば、将来はBCAAを脂肪肝の治療薬として用いることができるようになります。この目標を達成するために、まずは動物実験を行いました。遺伝子を改変し、BCAAが体内で分解されてしまうマウスを用いて脂肪肝がより悪化しているか検討したところ、悪化していることがわかりました。この原因を特定するために様々な実験を行う中、研究室で誰も成功していない実験をすることになりました。プロトコル通りに行っても成功せず、先輩も成功していないため失敗の原因がわかりませんでした。そこで私は、実験方法に関する論文を読み、元々あるプロトコルを改善しながら何十回も試しました。その結果、期待できる結果を得ることができました。 続きを読む