21卒 インターンES
研究開発
21卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
◆設問1:現在取り組んでいる研究テーマを教えてください。(70文字)
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A.
肝機能に対するBCAA分解亢進の影響 続きを読む
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Q.
◆設問2:上記の研究内容を教えてください。(500文字)
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A.
私は肝臓で分岐鎖アミノ酸(BCAA)が減少することで肝機能が悪化するかどうか、というテーマで研究をしています。BCAAとはアミノ酸のバリン、ロイシン、イソロイシンの総称であり、体内で様々な機能を持つことが報告されています。アミノ酸は肝臓で主に代謝されるため、肝機能の低下は体に大きな悪影響を与えます。肝機能が低下する病気では、生活習慣の乱れによる脂肪肝が近年増加しており、BCAAと脂肪肝の関係が指摘されていますが因果関係は明らかになっていません。脂肪肝の発症メカニズムは解明されていないため、この因果関係を明らかにすることで治療薬の開発に繋げたいと考えました。そこで、肝臓でのみBCAAの分解が進み、不足するような遺伝子を改変したマウスを用い、脂肪肝の進行に変化が起こるか検討しました。その結果、肝臓でBCAAが不足したマウスでは肝臓の脂質がより増加していることがわかりました。現在は脂質が蓄積した原因の特定に向け解析を取り組むだけでなく、肝脂質以外にも影響が出ているか検討することで新たな知見を得られると考え、GC-MSを用いて体内アミノ酸を網羅的に解析する予定です。 続きを読む
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Q.
◆設問3:キユーピーへの提案を教えてください。(200文字) ※商品、サービスなど自由に発想していただいてかまいません。
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A.
私は貴社が行っている食の講演会に「卵の力」という新たなテーマを提案します。人には食事で摂取しなければならない必須アミノ酸があり、タンパク質の量だけでなく質も重要ですが、このことはあまり周知されていません。そこで、必須アミノ酸がバランスよく含まれている卵をテーマとした講演会を実施することで、人々の健康知識が深まると思います。また、貴社の強みである卵事業に興味を持ってもらえることが期待できます。 続きを読む