21卒 インターンES
技術系
21卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
学生時代を振り返り、最も自ら考え周りを巻き込み行動出来たと思う場面を思い出し、その時のことを以下の質問に沿って記入してください。 ◆設問【1】 そのときの状況を記入してください。その状況下において、どのような課題がありましたか?(400文字以内)
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A.
私は高校生の時に始めたバンド活動を大学入学後もサークルで続けたいと考えました。経験者でしたがあまり上手ではなかった私は、サークル選びでは初心者から経験者まで気軽にバンド活動ができることを重視しました。そこで、初心者から経験者まで幅広いレベルの人が在籍していると謳っていたサークルに入ることを決めました。しかし、加入してみると、実際には初心者がほとんど活動していない事が判明しました。先輩方で活発に活動していたのはほとんどが経験者で、初心者の8割は所属しているだけで出席もせず、中には辞めてしまう人もいました。この要因として、初心者は大学生から新しく楽器を始めることに不安な中、経験者からのサポートもないため技術的にも精神的にも挫折してしまい、活動に消極的になっていくためだと感じました。また、経験者同士でバンドを組むことが多かったため、初心者にとって活動しにくい環境にあることも課題だと感じました。 続きを読む
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Q.
設問【2】 あなた自身がとった行動を具体的に記入してください。(400文字以内)
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A.
運営を行う2年生の時に、上記の課題を解決するため初心者が活動しやすくなるように2つの施策を企画し、同期と共に実行しました。第一に、初心者が継続的に活動するためには最初の大きな障壁となる「バンドを組む」という過程を無くし、基本的な知識や技術を学ぶ事が必要だと考えました。そこで、年度最初に行われるライブで「くじ引きライブ」を実施しました。これはパートや学年ごとにレベルを問わず、くじ引きでメンバーを決めライブを行うというイベントです。第二に「楽器屋巡りツアー」を実施しました。初心者が多く入ってくるサークルのため、楽器を持っていない人も多くいました。各楽器の経験者と共に楽器屋へ行き、購入までサポートすることで各自にあった楽器を購入でき、購入に際する不安を解消できました。また、演奏に対する初心者の不安や疑問を解消するために、基本的な知識や技術を学ぶワークショップを楽器経験者と協力して行いました。 続きを読む
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Q.
設問【3】 それは、成功しましたか?その結果、どのようになりましたか?(400文字以内)
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A.
これらのイベントを実施し、初心者からは「初めて楽器に触れたけど、サポートのおかげで戸惑うことなく練習することができた」と皆が意欲的に参加してくれるようになりました。その結果、初心者の出席率はほぼ100%になりました。私たちが運営する代が終わった後もくじ引きライブは毎年行われ、「初心者でも気軽にバンドを楽しむことができる」と評判が広がり、年度途中から入部する人も増えました。卒業する年には部員が入部当初より30人以上増え、ライブに出演するバンドも2倍以上になりました。それだけでなく、新しく楽器を始めやすい雰囲気が作られたため、バンド活動だけでなくアコースティックギターやピアノなどを演奏する弾き語りライブが開催されるようになりました。今まで大学内にはバンド活動をするサークルしかなかったため、「バンド以外の楽器をしてみたい」と入部する新入生も増え、他のサークルにはない特色を得ることが出来ました。 続きを読む