【加工学の舞台で輝け！】【22卒】タンガロイの夏インターン体験記（理系/切削工具開発体験コース）No.12671（芝浦工業大学/男性）（2021/2/16公開）

埼玉県に在住しており、福島県に所在している会社を訪問すると同時にその土地柄ならではの会社の雰囲気を感じたかったため、現地開催のインターンに参加した。興味を持ったきっかけは、交通費宿泊費が支給されるということで、福島県の観光ができると思ったのがきっかけである。

参加したコースが「切削工具開発体験コース」なので、大学で学修した「加工学」の復習をしてから臨んだ。結果的に、大いに知識が役に立ったので勉強してから参加してよかったと思う。

応募

コロナの影響で二日間にわたって予定されていたインターンは一日開催となった。そのため、工場見学や会社説明会のみであった。

1日目にやったこと

10：45～オリエンテーション
11：00～会社概要説明
12：00～昼食
13：00～会社紹介ビデオ
13：30～工場・職場見学
15：00～優先選考情報・質疑応答
16：15　終了

なし

課題やグループワーク等のアウトプットする機会はなかったので、フィードバックはいただいていないが、積極的に社員様方から学生に話しかけてくださっていたのは印象的だった。

特に大変であったとか苦労したことはなかったが、事前に加工学の勉強をしていったとはいえ、知識は社員様と比較すると足りないところばかりであるので、工場見学の際に社員様が話されている専門的な内容を理解することが難しかった。ただ、わからないことがあれば随時気軽に質問を受け付けていただけるので、不自由なくインターンを終えられたと感じている。

学校で勉強した専門知識が社会でどのように役に立っているのかが工場見学等で理解できたのはよかった。３年の夏休みにこれらを理解しておくことで学業に対するモチベーションも向上し、社員様との交流を通して社会人とのコミュニケーションの取り方を学ぶことができたのは大きな財産となった。

前述しているように、金属加工の会社であるので機械工学を専攻している方は、加工学等を復習してから参加すると有意義に話を聞ける。

工場見学を通して、様々な職場で働く社員様の姿を見ることができた。その社員様方の中には自分と同じ機械工学を勉強されている方が多く、２、３年後の自分を想像しやすかったと感じる。また、インターン後に会社周辺の観光も行い、福島に移住した後の自分の姿もイメージすることができたのもこの企業働いている自分を想像できた要因の一つである。

上記に記載したように、工場見学等を通して自分が会社で働く姿や会社の強み弱みを詳しく知ることができた。もし、選考を受けることになったら今回のインターンにて学習したことをベースに選考を受けることができると思うので、大変有利に働くことは容易に想像できる。

志望度は上がった。もともとは関東圏に在住していることもあり貴社のことを存じ上げなかったが、会社周辺の雰囲気をはじめ、社員様の対応の丁寧さから選考を受けてみたいと考えるようになった。特に、大学で勉強している加工学が仕事で直に生きてくるとわかったことで志望度が上がるきっかけになった。

インターシップ参加者には、早期選考が案内されるため本選考よりも有利になると考えた。また、早期選考では本選考よりも選考過程が少なく、早期の選考ということで内定者枠も多いから確実に有利になる。

インターンの終了直前に記入した感想記入シートに記入した質問に対してはすべてに丁寧な回答を付けて後日メールを通して返信があった。また、早期選考の案内を受けた。

パイロットを第一志望として活動していたが、倍率が大変高い業界であるとのことから、リスクヘッジとして機械工学科卒業者が活躍できる業界を中心に就職を考えている。自分は首都圏で20年間生活してきたので、地方の暮らしには憧れがある。そこで、地方の企業でかつ交通費宿泊費が支給されるインターンシップを中心に探していた。

就職活動の軸（航空機設計に携われるかどうか、若手の内から責任を持った仕事ができ、経験を積むことができるか等）は変わらないが、航空機設計の上流から下流までの内、上流しか見ていなかったが、金属加工のための切削工具を製作する会社を見て航空機製作の下流をイメージすることができた。そのため、航空機設計も直接航空機を設計するだけではないということを理解できたので視野が広まった。