- Q. 志望動機
- A.
株式会社日本政策金融公庫の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒株式会社日本政策金融公庫のレポート
公開日:2020年7月15日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
なぜ金融か?なぜ銀行か?なぜ公庫かを話せるようにする。民間とは異なり融資のみの仕事や、ステージの進んでいない会社、また融資のハードルが低いなどが差別化の要素ではある。
企業研究としては、郵送されるパンフレットやHPを利用した。将来どうなりたいかなどを聞かれるがパンフレットがとても役立った。
面接では、上司と意見が衝突した場合や融資を断る場合どうするかなどの質問がされるため業務の理解も必要である。
また、最近気になったニュースや社会問題についての質問もされるため日頃から新聞を読むなどすることも大切である。
転勤が多い会社のため、転勤が大丈夫かなどの質問がどの面接でもされた。
面接では第一志望かどうかが問われるため、自信を持って第一志望と答えることが重要である
志望動機
私が銀行業界を志望している理由は「困っている人をサポート」したいからです。その点において御庫が最適であると考えるため御庫を志望しています。
御庫は、利益を追求するのではなく、地域の活性や経済の発展など、政府系金融機関として使命を持っています。
そのため民間の金融機関には難しい融資も検討します。財務諸表などだけでなく、お客様の熱意、将来などを見据えて融資をするそれこそ金融機関のやりがいだと考えています。
また、実力はあるのにもかかわらず、昨今の新型肺炎や災害など外的要因で苦境に立たされる企業も多いと思います。その際にも御庫のセーフティーネット機能を発揮して支えられと考えています。
他にもおんこの全国のネットワークや情報を生かして、融資以外にも困っている人たちをサポートできると考えています。
御庫での業務を通して、実績がない人や災害などの要因によって困っている夢ある経営者の手助けをしたいです。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2020年02月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
公庫の志望動機
事業部の志望動機
自己PR
学生時代頑張ったこと
小企業との関わり
ES対策で行ったこと
就活会議やワンキャリなどのサイトを参考にして作った。文字数の制限が少ないため伝えたいことを簡潔にまとめるように心がけた。
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2020年05月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明 年次は高い
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
質問に対して自分の言葉で話したこと。また緊張せずに元気に話ができたことが評価されたポイントだと思います。
面接の雰囲気
とても話しやすい雰囲気だった。
基本的にエントリーシートの内容であったため落ち着いて自分の言葉で答えることが重要
1次面接で聞かれた質問と回答
融資を断るしかない時どうするか?
日本政策金融公庫の役割として、民間の銀行が融資を行えないようなリスクの高い企業への融資があります。しかし、時にはリスクや将来性を精査して、融資を断らなければならない状況というのも出てくると思います。
この時は、お客様と真摯に向き合い、丁寧に理由を説明して納得をしてもらう。
そして融資ができないのは、何か問題があると思うので、改善点を伝えることで次は融資を受けられるようにサポートしたいと思います。
また私は融資をするだけがお客様を支えるということではないと考えています。
融資をすることができなくても、御庫の持つ幅広いネットワークを生かし、同業他社の過去の情報や、他社とのマッチング、また経営支援などの提案もできると思います。これらにより、融資ができなくても少しでもお客様の役に立ち、支えていけるような努力をしたいと考えています。
最近気になったニュースはなんですか?
私が最近気になったニュースは「テレワークで生産性が下がったと回答した企業が6割」及び「kddi、日立製作所、NTTなどがテレワークを標準にする」というニュースです。私はゼミで労働経済学を専攻しています。卒業論文のテーマにも関係するためとても気になりました。テレワークを導入するにあたり、生産性が向上する業界また低下する業界、また向上するための働き方などを研究したいと考えました。またテレワークで生産性が下がっている企業が多いなか、KDDIや日立製作所、NTTなどがどのようにテレワークを標準化するのかがとても気になっています。この回答をして、逆質問では公庫のリモートの仕事や、IT化への取り組みなどを聞きました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明 年次は高い
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接で一番重要なことは「熱意」だと思います。それを伝えることができたことだと思います。また内定がゴールではなく将来についても語ることができたこと。
面接の雰囲気
一次面接と同じで温厚な人でした。また回答ができなくてもヒントを与えてくれました。焦らずじっくり考え答えることができました
最終面接で聞かれた質問と回答
自分は融資をしたいが先輩が融資をすべきでないと判断した時どうするか
難しいですが、融資を実行しようと努力すると思います。
上司や同僚が行うべきでないと判断したということは、事業計画書などの書類の定量的な面が不十分であることが考えれらます。確かに書類に書いてあることは重要ですが書類だけで決めるのであれば民間の金融機関と大差はないと思います。
事業計画書などが十分でないことを加味しても、私が、面談を通して、社長の夢や計画、社長の人柄などの定性面を知り、融資をしたいと判断したならば、上司や同僚の方に私自身が社長の代わりとなって、会社の魅力や将来性を語ることが融資係の仕事だと考えています。
それでも融資を受けられない場合ももちろんあると思います。その際には書類や計画などにアドバイスをしたいと考えています。
アベノミクスとはなんですか?
アベノミクスとは、「3本の矢」を柱とする経済政策のことです。一つ目は大胆な金融政策 2%のインフラ目標
二つ目は機動的な財政出動 東日本大震災からの復興や地域活性化などに充てるため大規模な予算編成を行うこと三つ目は民間投資を喚起する成長戦略 成長産業や雇用の創出を目指し、各種規制緩和を行い、成長を誘引することアベノミクスにより、円安が進み、株式市場もバブル期以降最高値をつける。企業の経常利益が増加する。有効求人倍率が増えるなど一定以上の効果があったと思っています。しかしインフレ率2%の達成ができていないことやマイナス金利政策によって銀行などが利益が上がらなくなっているなどの問題もまだ残っていると考えています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
私は面接で第一志望であり、他社の内定を辞退すると伝えていたため、就活をやめるようになどの指示はありませんでした。
内定に必要なことは何だと思うか
1、自分の言葉で話すこと。公庫の社員さんは普段から経営者の人を見て融資を判断しています。そのため人を見る力というのは他社の社員さんよりも強いと思います。そのため嘘はバレてしまうため正直に自分の言葉で話すことが需要だと感じました。
2、日本政策金融公庫への理解。銀行業界や同じ政府系として商工中金があるのでそれらとの差別化を測る必要があります。リクルータ面談があるためその際に業務についての質問を多くすることが重要だと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
熱意だと思います。
私は、リクルータ面談から面接を通して第一志望ということを常に伝えていました。そしてただ伝えるだけでなく説得力があるように企業研究を多くしました。
本当に準備を多くすると面接での顔つきは変わると思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
リクルータ面談では質問の時間が多いため、質問を多く考えておくことが重要です。
また、面接はその場で次の面接の案内があるため、日程に余裕を持っておくことが重要です。
webテストも難しいため早めに勉強しておくことが重要です。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者懇談会があると伝えられました。リクルータの方とも話しました。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 社員の魅力・実力
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- 給料・待遇
入社を迷った企業
TIS株式会社
迷った会社と比較して株式会社日本政策金融公庫に入社を決めた理由
初めから第一志望であったため、全く迷いませんでした。
一つだけ懸念点があるとすれば、転勤の頻度が多く全国だということです。しかしそれ以上に自分がやりたいことであるため入社を決めました。
また面接では話していてとても楽しい面接でした、人の良さを感じた共に一緒に働きたと感じました。
今年度からリモートが多くなったため、むしろOB訪問をできる機会が多くなったと思います。OB訪問をすることで企業の理解や社風を知ることができるため積極的にすることをお勧めします。
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日本政策金融公庫の 会社情報
会社名 | 株式会社日本政策金融公庫 |
---|---|
フリガナ | ニッポンセイサクキンユウコウコ |
設立日 | 2008年10月 |
資本金 | 11兆7685億円 |
従業員数 | 7,299人 |
売上高 | 7493億8000万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 田中一穂 |
本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目9番4号 |
平均年齢 | 42.1歳 |
平均給与 | 864万円 |
電話番号 | 03-3270-7440 |
URL | https://www.jfc.go.jp/ |
採用URL | https://www.jfc.go.jp/n/recruit/ |