【金融業界の挑戦】【22卒】三井住友銀行の冬インターン体験記（文系/SMBCSPRINGWORKSHOP）No.17787（非公開/非公開）（2022/2/1公開）

金融業界を志望しており、単純に興味があった。三井住友銀行のインターンに参加できると3メガをコンプできるので、社風の違いも比べたいと考えていた。また、メガバンクはインターンであっても優遇があるとのうわさを先輩から聞いていたので、それも期待していた。

書類選考のみ且つ問もオーソドックスであったため、エントリーシートには端的に分かりやすくエピソードを書くように心がけた。

開催日数も多いので、ESとWebテストがある程度できていれば問題なく受かると思う。

銀行のあらゆるソリューションを使った課題解決型グループワーク

会社説明→課題解決型グループワーク→発表→座談会

銀行業務全般の理解

課題解決型グループワーク

1日目にやったこと

業界説明・会社説明が全体で行われた後、班ごとに課題解決のグループワークを行う。その後、2－3班ごとにまとめられて発表、全体に集められた後に解説が行われる。最後にまた班ごとに分かれ、座談会を行って終了。

不明

なし

メンターの方が1グループ1人ついてくれる。議論に詰まっていると、都度都度アドバイスをいただける。また個人目標を設定の上1on1を行い、個人の成長にも目を向けてくれている。「すべての産業の根冠を支えている」とフィードバックを受け、自分の仕事に誇りを持っている人が多いと感じた。

まずインターンのワークの内容が難しかった。自分の班は金融業界志望の学生が多く、企業理解・業務理解がある程度わかっている状態でインターンに参加していた。自分は他の学生に比べ、事前知識が乏しくキャッチアップや説明理解に少々時間がかかってしまい、前半は少し足を引っ張ってしまった。

コミュニケーション能力が高く、また学歴も高い学生が多かった。相手に不快感を与えずに議論を収束させるのがうまく、その点で学びが多かったと感じる。

銀行業務の理解が深まったことである。明確に業務のイメージがついておらず、他行との差別化もできていなかったので、その点の理解が深まった。またコロナウイルスが流行している中、インターンを開催している企業であり、班のメンバーと仲良くなれたので、その意味でも参加してよかった。

効率的な情報収集の方法を自分の中で確立させるべきだったと思う。時間に余裕がなく、情報収集が手間取り後半にかなり焦ってしまったから。

インターンが実際の業務に寄せたものであったからだ。市場調査や個々の企業分析を行い、コンサルティングを行うのは、実際の大企業法人営業でも行うプロセスそのままである。また調査の中で三井住友銀行特有の強みも理解できたため、働いた際のコンサル方法までイメージすることができた。

インターンに参加しても全く有利にならず、また参加者の数からかなりの倍率が予想された。しかしメガバンクのインターンは本選考よりも難易度が高いといわれている。優秀な学生が滑り止めとして早期選考を受けるパターンが多いからだ。インターンに受かることができ、それなりに存在感も出せたので、本選考でも内定は出ると思う。

志望度が下がった理由は単純に業務が自分に向いていないと感じたからだ。インターンを通じて銀行業務の面白さや達成感、顧客目線の重要さを学ぶことができたのは事実だ。しかし(無形商材なので仕方ないが)実際に働いてノルマが課せられた際に「顧客目線」でコンサルティングできるかと考えると、板挟みになりそうでしんどいと感じてしまった。

参加者がとても多く、評価されているとも感じなかった。実際にプライベートセッションといういわゆる早期選考のようなものは、インターンの参加有無に関わらず参加できるようであった。

インターンの参加前はグローバルメーカーに興味があった。具体的にはトヨタやソニーなどである。理由は海外で働くチャンスが多いからだ。しかし、実際にそういった企業は管理職になってから海外に行く場合が多く、若いうちから海外に行くことはレアケースだとOB訪問を通じて聞いた。そこから、「既に海外に進出している企業」から「今後海外に進出していく企業」変更し、その裾野を広げるために様々な業界のインターンシップに参加していた。

銀行の業務については他他社のメガバンクのインターンシップで理解はできていたが、社風の部分で新たな発見があった。三井住友銀行は、他社と比べて少数精鋭であることだ。一人の担当する顧客数が三菱やみずほと比べて2倍ほど多く、それが利益の増大につながっているという。また、メガバンク3社と比較すると、一番明るく体育会の雰囲気が強かった。