【未来を切り拓く投資銀行志望】【20卒】 ＳＭＢＣ日興証券 投資銀行部門の内定ES(エントリーシート) No.27127（東京大学大学院/男性）（2019/7/25公開）

　私はこれまでの人生を顧みて、就職活動において3つの軸を定めた。 　一つ目は人生観でもある「知的好奇心を追求できる仕事」である事だ。残りは大学で研究する中で大切だと気付いた「産業の発展に寄与できる仕事」、「自分の実力でビジネスを作り出せる仕事」である事だ。 　投資銀行業務は、常に変化する社会を捉えながら、その時々でクライアントに内在するニーズを見つけ出す事で案件を創出できるという非常に学びがいがあると共に、フェアな仕事であると考える。またM&AやIPOといった専門的な手法で、一人の戦力として産業の構造配置等に寄与できる点に非常にやりがいを感じる。 　そのため、私は投資銀行で働きたいと考えている。 続きを読む

　学問等、何かを習得する際の話を書く。私は何かを習得する際には、とにかく数をこなす事を大切にしている。数をこなす事で事象間に共通する普遍的な部分が自動的にスクリーニングされる。その部分がその分野における勘所であると同時に、複数回経験することになるため、自動的にその分野の要点を習得する事ができる。結局、遠回りに思える‘数をこなす’という作業こそ、何かを習得する上で最も効率的なのだ。 　私は物理学やプログラミング等を学ぶ上でもこの手法を用いてきた。ここで重要なのは、毎回複雑な課題に挑戦する必要はなく、初めは数をこなす事である。そのため、参考書等はある程度易しく早いペースで進められるものが適している。 続きを読む

　一連のM&A群について書く。私が注視しているのは、ファミリーマート、ユニー、ドンキホーテ、伊藤忠商事が絡む一連のM&A群である。初めは、私がユニーのGMSであるピアゴで働いていた際に、ファミリーマートとユニーが経営統合をする事で内部体制が大きく変わり、このM&Aに注目する事になった。 　ファミリーマートはこの統合でCVSの店舗数を増大し、国内で2位に登り詰めた。一方でユニーの要望で統合せざるを得なかったGMSはお荷物であり、結局はドンキホーテに売却してしまう。また時を同じくして、BtoBの王者であった商社が、時代の流れと共にBtoC情報の獲得に向けてファミリーマートを買収する。 　CVSに選択と集中をするファミリーマート、GMSの知見を活かして躍進を狙うドンキホーテ、BtoCに積極的に投資を行う商社など、この一連のM&A群はまさに業界の再編を表しており、これからも注視していきたい。 続きを読む