20卒 本選考ES
コンサルタント
20卒 | 東京大学大学院 | 男性
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Q.
・このキャリアフィールドで実現したいこと、および実現する場として当社を志望する理由を教えてください。(400文字以内で簡潔に記入してください)
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A.
私は日本企業が健全に経営を行い、世界で競争力を持ち続ける事ができる社会を実現したい。近年、かつて世界でトップであった日本企業でさえ、経営戦略の誤り等から国際的な競争力を低下させている。一人の研究者として、日本企業の技術力はまだ世界で戦えると信じており、それに貢献できる仕事に就きたい。そのため、企業の経営戦略に広く関わりその発展に貢献できる、コンサルタントという職を志望している。 貴社では戦略の立案から実行まで含めた包括的な支援を行う事ができる。戦略のみで机上の空論となるのでも、実行支援ばかりでただの労働力になるでもない貴社のスタイルは圧倒的な魅力を持っている。 また貴社は、長期的な目線から社員を育成する社風であり、それ故社員もみな長期的な問題意識を持ちながら高い当事者意識で仕事をしていると感じた。私もそのような環境で、優秀な人々と刺激し合いながら自身の目標とするコンサルタントへ成長したい。 続きを読む
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Q.
・あなたが大学入学後、「乗り越えた困難」、「挑戦し成し遂げたこと」、「最も力を入れた勉強(研究・ゼミ・授業など)」からいずれかのテーマを選び、具体的に教えてください。 特に、難しかった点、その原因、及び自分なりに創意工夫した点を重点的に教えてください。(400文字以内で簡潔に記入してください)
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A.
私が最も力を入れて取り組んだのは大学の卒業研究だ。卒業研究では‘物理’と全力で向き合おうと考え、前例がなくその手法開拓から手探りで始める必要のある挑戦的な課題を選んだ。その際、年度末の学会で発表できる成果を出すことを目標に定め計画的に実験を行った。 手法開拓ではネックと考えられる部分を洗い出し、試し、結果を解析する事でより良い方法へ修正する作業を網羅的に行う必要があった。そこで通常のカリキュラムで週2日のところを週6日で研究するといった継続的な努力を行った。また従来あまり行われていない他の研究室との共同研究を、直接教授に打診することで、広い知見を取り入れながら研究を行う事ができた。 その結果、私の学科では通常修士以降で行う日本物理学会での発表を、学部4年の時点で実現できた。この経験から、前例のない状態から一定の成果を出す方法、モチベーションの保ち方、異分野間での協力の大切さを学んだ。 続きを読む
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Q.
・NRIは、国内外の大企業、官公庁などの幅広い顧客と接点を持ち、顧客の課題を発見したうえで、その解決策となる戦略・政策の提言や実行支援を行っています。 NRIの顧客となりうる企業を1つ選び、その企業が直面している問題点を1つ挙げてください。また、その問題の原因と、企業がとるべき解決策について、あなたの考えを教えてください。(400文字以内で簡潔に記入してください)
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A.
パナソニックを対象とし、課題をエアコン事業の成長とする。同社は中期経営計画の中で5つの成長事業を定めている。車載電池等の4分野においては技術開発に大きな投資をしており、状勢を静観する段階だと考える。一方でエアコン事業は状況が異なる。エアコンは世界的に技術が飽和し、これまでのように良い商品を作れば売れるという段階にはない。 実際に海外、中でも顧客となる富裕層が年十数%で増加している中国において、販売数の増加に尽力するも、同社のエアコン市場のシェアは約1%に留まっている。その原因として、同社が中国において実店舗、EC共にほぼ販路を持たず、それ故アフターケアを行う事もできず人々に浸透しないという事が挙げられる。 成長する巨大市場に参入するために、大手家電量販店の一事業、もしくはECに強い会社と資本提携を行う等の方法で、早急に販路の取得と現地サービスの拡充に力を入れるべきであると考える。 続きを読む