18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 大阪工業大学大学院 | 男性
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Q.
あなたの長所・セールスポイントを教えてください。 500文字以下
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A.
私は、設計プロセスの中で段階毎に小さな目標を立て、具体的に完成しなければならない日から逆算して時間を管理することで、能率的に行動するように心がけています。プロペラファンの翼端渦の可視化装置検討の際には、文献もあまり参考にできなかったため、当初は夢中(霧中)で専門外の知識も収集しながら、一から研究にあたっていたと感じます。しかし、短期で成果を出さなければならない研究では、場当たり的で非効率であることを実感し、段階ごとに目標を数値化して明確にし(Plan)、計画に沿って実行(Do)、計画通りに進行しているかと同時に、出来なかった原因を詳細に検討(Check)、そして、その検討結果からどのようにプロセスを改善すべきか(Act)という1つの回路を常に考え行動しました。特に計画に沿って実行する際、実験装置がうまく動かないという予想外の出来事が起こることが多く苦労しましたが、その都度なぜ動かないのか、原因は不釣合いなどの振動現象か、それとも材料や加工方法が悪かったのかを徹底的に調べることで次に自分のやるべきことを明確化し、実現可能な対策を立てることで、最終的に実験装置を組み立てることが出来ました。(500) 続きを読む
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Q.
学生時代に特に力を入れたことを教えてください。 500文字以下
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A.
私は、「プロペラファンの低騒音化手法」について、研究しています。プロペラファンは、換気扇に代表される送風機で、PCなどのデジタル機器、自動車のエンジン冷却ファンなど私たちの身近なところに多く使用されているため、低騒音化が急務となっています。そこで、効率を維持したまま騒音が低いプロペラファンが開発されれば広く社会に貢献できると考え、この専攻テーマを選びました。しかしながら、過去の文献や資料では、効率向上と騒音低減を両面からアプローチしたものはなく、設計手法も経験的な手法が用いられてきました。そこで、CFD解析を用いた設計を考案し、今までの手法にはない、新たな設計手法を開発しました。また、複数の設計パラメータにおいて実験とCFD解析により翼が騒音に与える影響を調べました。研究成果は今までに、国内の学会や国際学会において発表しています。現在は騒音の要因を詳しく知るために独自の可視化装置を用いて研究していています。研究を通じて、加工から実験に至るまで一連のプロセスを一貫して経験することで、現物を意識した設計を行うことができ、コスト面を考慮した設計の大切さを学びました。(487) 続きを読む
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Q.
当社で実現したいあなたの夢を教えてください。 500文字以下
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A.
ヒートポンプユニット全体の機器の設計開発を通して、地球環境保護に次の2点で貢献できるエンジニアに成長していきたいと考えています。 (1)地球規模でボイラからヒートポンプへの移行 (2)省エネだけではなく創エネの観点で、各家庭で気軽に有意義な電力消費を提案 していけるようなヒートポンプを開発したいと思います。 欧州では、依然として石炭焚きボイラを用いた冷暖房空調が用いられており、CO2発生量および電力量がヒートポンプと比べて多くなっています。そのため、高効率・コンパクトなヒートポンプを開発することで地球規模での省エネを目指します。大学ではファン単体の効率や騒音といった要素技術について研究するのが主でしたが、ユニットの開発では、熱交換器や圧縮機の知識もさることながら、プロペラファンと熱交換器の相性を考え、その上でユニットとしての効率やCO2発生量抑制を最大化する必要があり、それを実現することでエンジニアとしてもユニットを統括的に見て設計開発できる技術を将来的には、養っていきたいと思います。また、創エネができるヒートポンプを開発することが出来れば、個人が気軽に地球環境保護に貢献することに繋がります。(500) 続きを読む
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Q.
研究概要(200字)
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A.
可視化を利用して、ファンの空力騒音の原因となる翼端渦の発生・成長過程を詳細に調べるとともに、騒音計測することで騒音レベルと可視化から得られた非定常流れとの関係性を調査しています。ファンによる後流への乱れと翼端渦は空力騒音の大きな要因の一つとして考えられており、ファン形状と乱れ、騒音の関係性を見つけられればより低騒音なファン設計に反映できると考えています。(178) 続きを読む