21卒 本選考ES
総合職
21卒 | 芝浦工業大学 | 男性
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Q.
現在行っている研究(あるいは専攻)内容について(最大500文字)
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A.
私の研究テーマは「蒸気コーティング法による鉄鋼材料上への耐食性皮膜の作製および評価」です。研究背景としては、鉄鋼材料は実用金属の約95 %を占めており、高強度、靭性、加工性を併せ持つなどの特徴があり、幅広く応用されている一方、錆びやすい欠点があります。そこで、安価で環境に優しい蒸気コーティング法を用い、鉄鋼材料上への皮膜の成膜技術の開発を行うと共に、作製した皮膜の食塩水中での耐食性を調査することを研究目的と致しました。処理温度と時間をコントロールすることにより、鉄鋼材料表面に均一な皮膜を作製する最適な条件を明らかにしました。処理前後の外観を比較した結果、蒸気コーティング法は鉄鋼表面を着色させる効果、つまり、装飾性があることを発見しました。その他、電気化学測定により、皮膜が存在する場合、腐食電位が1桁、腐食電流が2桁低下し、耐食性が向上したことを明らかにしました。 続きを読む
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Q.
最近気になるテクノロジーとその理由(最大500文字)
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A.
最近、私が特に関心を持つテクノロジーはIoTです。IoTは一般に「モノ」をネットワーク接続し、データの収集や分析などをクラウドと連携しながらサービスを実現する仕組みです。最近、IoTを搭載する家電製品を購入し、スマートフォンやスマートスピーカーで自動掃除機の居場所を知るほか、清掃ルートのコントロールが可能となりました。また、各家電を連携して操作でき、窓を開けた際は空気清浄機とエアコンをオフにし、逆に、窓を閉じたときは空気清浄機が自動的にオンになることに驚き、IoTに非常に興味を持ちました。現在では数多くの様々なデバイスが私たちの身の回りに存在するため、各デバイスに接続してデータを収集、保存、分析するためのソリューションが必要となり始めています。貴社は、このソリューションサービスとしてAWS IoTを展開しており、IoT サービスを安全で効率良くエッジからクラウドへ提供することで、その活用は今後さらに拡大していくと予想しています。現在、IoTに関する様々な課題が議論されていますが、私はIoTの発展が人々のより便利な生活を提供できると期待しており注目しています。 続きを読む
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Q.
将来、キャリア上で実現したいこと(最大500文字)
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A.
私は将来、Innovation for everyoneという理念に基づき、テクノロジーの革新をもたらす感動を一人でも多くの人に届けることを実現したいと考えております。そのためには、お客様の手に届かない技術ではなく、知能化、実用化、低コスト化によって私たちの生活を支える製品を作り出すことが必要です。例えば、スーツケースは旅行や出張する際の必須品である一方で、重くかさばるため、移動の妨げとなるということが多々あります。その解決策として、将来、人工知能技術をスーツケースに組込み、顔認識、自動追従、知的障害物回避などの機能を搭載するなどの方法が挙げられます。一方、新しい技術の進歩と共に、コストを抑えなければお客様に受け入れられず、社会には普及しません。そのため、それらを両立するような製品を創出し、技術革新の楽しさを世界中に広げたいと考えております。 続きを読む