【電光掲示板の魅力】【21卒】東日本高速道路（NEXCO東日本）の夏インターン体験記（理系/総合職）No.13314（早稲田大学大学院/男性）（2021/3/20公開）

インフラ企業に興味を持っていたので、夏のうちに関連企業のインターンに複数参加して、具体的な業務内容や会社の雰囲気をつかみたいと思ったのが一番の動機です。また、インターンに参加することで本選考で何らかとのプラスになったり、ＯＢを紹介して頂けたりするのではないかとも思い、参加を決意した。

事前にインターンシップの選考の内容（ＥＳだけなのか、それともＥＳに加えて面接もあるのか等）を調べて、対策を行った。具体的には、東日本高速道路の選考はＥＳのみであったので、本選考で受けていた先輩に添削して頂いた。

高速道路の電光掲示板に表示する標語を考える

1日目にやったこと

午前から午後にかけて、会社概要や各職種の業務内容の説明が行われた。また、午後には6名程度でのグループワークや社員との座談会が行われた。そして、夜には近くのお店で社員との懇親会も行われた。

2日目にやったこと

関東近郊の施設見学が一日中行われた。バスで移動するため、移動時間が長かった。しかしながら、サービスエリアや現在工事中の施設等を見ることができたため有意義であった。

採用担当の方

なし

グループワークを進める前に、どれくらいの時間をディスカッションに費やして、どれくらいの時間でまとめるのかといった計画を立ててから始めると、結論がまとまりやすいというフィードバックを頂いた。このような手法はＧＤでも使えると思い、その後の他社の選考でのＧＤでも利用した。

苦労したことは、グループワークで積極的に発言してくれない学生が多かったため、なかなか議論が進行しなかったことだ。大変だったことは、2日目の集合場所・集合時間が郊外の駅に朝早く集合しなければならなかったことだ。現場見学であるため、仕方のないことであるが、自宅より遠い駅であったため、大変だったことを覚えている。

インターンシップに参加して良かったことは、実際に建設工事が進行している施設をはじめとした普段なかなか見ることができない施設を目にすることで、インフラ業界や東日本高速道路株式会社に対する理解がかなり深まったことと、この業界で求められていることを肌で実感できたことである。

高速道路に関して全くの無知であったため、東日本高速道路が保有している代表的な高速道路や、基本的な用語等を理解しておけば、社員の方の話に対してより深い理解を得られたのではないかと感じた。

東日本高速道路株式会社で働いている自分を想像できなかった理由は、自分がやりたい事業を手掛けるようになれるまでに、様々な業務を経験したり転勤を経験したりするために年月がかかるということをインターンで複数の社員の方と話すうちに感じたからである。

本選考で自分は内定が出ると思った理由は、インターンに参加した学生を見る限り、自分の意見や考えを積極的に話すタイプの学生が少ない一方、私は自分の意見や考えを堂々と話すことができるタイプであり、また、入社してから実現したいことや手掛けたい事業について深く考えていたからだ。

インターンシップの参加によって志望度が下がった理由は２点ある。１点目は事業エリアの関係上、転勤がどうしても多くなってしまう点である。２点目は高速道路は今後、日本各地で相次いで老朽化を迎える施設であるために、将来展望に不安を感じたからである。

ＯＢ訪問をしたい学生には紹介する旨の連絡が来たが、早期選考等の本選考で優遇される措置に関する連絡は無かった。ただ、インターンでは普段見れないような施設を見学させてくれるので、インターン参加者は本選考でのＥＳや面接で話すネタにはなると感じた。

インターンシップに参加する前の志望業界はインフラ業界であり、特に、本業に加えて様々な事業の展開により収益を上げているインフラ企業を志望していた。具体的には、東日本旅客鉄道株式会社である。東日本旅客鉄道株式会社は鉄道による運輸部門はもちろんのこと、駅ビルをはじめとした生活サービスのような非運輸部門も展開している。

インターンシップに参加してみて、みんなで一つのものを手掛けたり、社会に必要不可欠なものを提供しているインフラ業界は自分に向いていると感じた。それと同時に、インフラ業界の中でも、自分のやりたいことをある程度早い時期から手掛けることができる企業に向いているのではないかと感じた。したがって、志望業界はインフラ業界のまま変化しなかった。