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- A.
森永乳業株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒森永乳業株式会社のレポート
公開日:2018年9月12日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 生産技術職
投稿者
- 大学
-
- 北海道大学大学院
- 内定先
- 入社予定
選考フロー
企業研究
会社が行っている事業内容の把握と強みについて具体的に把握しておくことが大切だと思います。森永乳業は乳で培った技術を生かすことで、健康で幸せな生活に貢献し豊かな社会を創造していくことを目標としています。このような考えを持つ中で、機能性食品事業では強みである研究開発力を生かし、様々な機能性食品素材(シールド乳酸菌、ラクトフェリン、アロエステロールなど)を展開しているという特徴があります。また、BtoCのみならず、BtoBを行っていることも森永乳業の特徴であり、今後の展開としてBtoBの拡大を図るためにドイツの子会社ミライの新工場を稼働させることやインドネシア、パキスタンで育児用粉ミルクの市場を開拓を試みていることも企業研究として押さえておくと良いと思います。
志望動機
「世の中に美味しい体験を発信していき、笑顔で元気な人を増やす」という就職活動の軸があり、森永乳業はこの目標を実現していける数少ない企業であると感じました。森永乳業はシールド乳酸菌やアロエステロールといった健康機能性素材の研究開発力に加えて、今後更なるグローバル展開を促進するためにドイツの子会社ミライで新工場を稼働させていくことで生産体制強化を強化していくなど、新たな100年を見据え積極的に動き出しています。このような特徴を持つ森永乳業で働き、会社と私が共に成長していくことで、現代だけでなく孫や曾孫といったこれからの未来を創造していく世代にも美味しさから笑顔や健康を生み出していきたいと考えています。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
あなたの研究内容について説明してください。(全半角200文字以内)
捨てられている海藻から健康機能性を見出すことで有効利用へ繋げる研究をしています。海藻の中でも紅藻と呼ばれる種は研究が進んでおらず、漁の妨げとなる理由で大量に廃棄されています。そこで私は紅藻に豊富に含まれているタンパク質成分に着目し、タンパク質の設計図の解読や血圧上の昇を抑える作用を調べています。この研究が有効利用への一助となることを夢見て日々研究をしています。
ES対策で行ったこと
多くの人に読んでもらうことに加えて、自分でも何回も読み直した。読み直す際は時間をおいてから読むと、間違いなどに気づきやすかったです。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 入社8年目の人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
質問に対して、自らの考えを言葉にして述べられた点だと思います。面接では緊張して上手く話せないこともありましたが、それでも何とかして言葉にした点が評価されたのだと感じています。
面接の雰囲気
温厚の人だと感じました。面接を始める時に雑談から入り、学生側の緊張をほぐしてくれるとてもやさしい方でした。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代頑張ったことについて教えて下さ。
大学から始めたセパタクローで北海道大会出場を目標に、日々打ち込んでいました。また、この経験の中で、目標を達成する上で必要であったチームの連携力を高めることに苦労し、練習中にこまめに話し合いの場を設け、良い点は褒めて伸ばし、改善点は具体的な意見を言い合い、練習で動きを修正していくことで乗り超えました。
私が初めて出場したダブルス大会の地区予選では、味方と全く呼吸が合わず、完膚なきまでに叩き潰されました。負けたことへの悔しさと味方を活かすことが出来なかった不甲斐なさから、再び同じ人とチームを組み、北海道大会出場を目標に翌年の大会に挑みました。目標を達成するためには前年度の負けた原因でもある味方との連携力を向上させ、チームとして強くなる必要があると考えました。そこで、「チームワークはお互いの相互理解から生まれる」という考えのもと、練習中に一つのプレーが終わる度にこまめに話し合いの場を設け、プレーの良かった点および改善点を話し合うことを行いました。プレーが終わった瞬間メンバーを呼び、良かった点は褒め合うことで伸ばし、改善点に関してはレシーブ時に立ち位置を半歩前に出るなどの具体的な意見を出し、次のプレーに活かすことで動きの修正をしていきました。1年間粘り強く話し合いと日々の練習に取り組んだ結果、阿吽の呼吸と自分たちの得意な戦略を極め弱点を減らすことでチームは快進撃を続け、目標であった北海道大会出場を果たし、北海道ベスト16に輝くことが出来ました。
この経験を通じて、お互いの考えを知ることはチームワークを生み、チームワークは組織をより強くすることを学びました。
社会人として10年後、20年後どのような人になっていたいか。
物事を様々な角度から捉えることが出来ることに加えて、後輩社員への指導や早期決断をしていける人材になっていたいです。仕事をしていくうえで、大きな壁や困難に直面することがあると思います。このような場面に直面した際に、一つの方向から物事を考えるのではなく、多種多様な考えを持つ人々と話し合いを行い、今まで自分が気づけていなかった視点を吸収していくことで様々な角度から問題にアプローチ出来る力を持っていたいと考えています。また、10年後や20年後は新人時代と異なり、課長や部長といった周囲を統率していく立場にあると考えています。このような立場になるにあたり、将来の可能性を秘めている新人社員を教育できるように多くの経験を積むとともに、物事への判断力を向上させたいと考えています。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
WEBテスト対策で行ったこと
性格診断であったため、テスト対策はほとんどしていません。
WEBテストの内容・科目
性格診断
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 生産部門の方々(役職は不明)
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
職種についての理解が出来ていたことだと思います。最終面接では、生産現場を知っているかどうかが鍵であったと思います。実際に質問の多くが、生産現場を知っているかどうかの確認についてでした。
面接の雰囲気
穏やかな雰囲気でした。常に学生側も面接官側も笑いを交えながら面接が進んでいきました。面接というよりも面談に近い感覚です。
最終面接で聞かれた質問と回答
生産現場ではどのような仕事が行われているか知っているか。
知っています。生産現場では、製造部門や品質管理部門、原料調達部門、設備導入部門などといった部署が互いに連動していくことで、製品を生み出しています。森永乳業の場合、原材料→仕込み→原料保存→調合→殺菌・冷却→製品保存→充填→包装→保管・出荷といった流れで製品が製造されています。仕込みから原料保存を担当する部門を調乳部門、調合から製品保存を担当する部門をコントロール部門、充填から包装を充填部門、各工程の品質を検査する部門を品質管理部門といいます。私は最終的には技術者視点で新商品の開発などに関わりたいと考えているため、4つの部門すべてを10年以内に経験したいと考えています。そして、得られた経験を基に今まで世の中には存在しなかった新たな商品をしっかりと形にしていける人材になっていたいです。
研究や専攻が仕事にどのように活きるか
研究で培った論理的思考が生産現場の課題を考える際に活かされると考えています。私の研究内容は未利用水産資源から新たに機能性見出すというものであるため、専門知識が直接仕事に反映することは少ないと思います。しかし、研究を行っていく上で身に付けた課題に対して仮説を立て、検証していく能力は生産現場で必ず必要とされます。実際に生産現場では、生産ラインの改善を行うために、既存設備の調整や新規設備の導入検討、人件費削減による人員の調整といったような数多くの課題が存在しています。これらの課題に対して、生産現場を自らの目で現場を見て、肌で感じることで課題について真摯に向き合い、どのようにすれば改善できるのかを常に考えて仕事をしていきたいと考えています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定後、森永乳業と他の企業で悩んでいる学生向けに実際に働いている社員さんとの面談が出来る時間を設けてくれました。
内定に必要なことは何だと思うか
自己分析と職種理解が鍵だと思います。一次面接ではESで書いた学生時代打ち込んだことを中心に質問が来ます。面接官の質問は難しいものではなく、取り組んだ内容においてどんなことを工夫したのか、どのような考えをもって行動したのかといったオーソドックスなものなので、しっかりと自己分析をまとめておけば大丈夫だと思います。最終面接では、希望する職種に対しての理解が問われる質問が多かったと思います。私が実際に受けた質問としては、生産現場ではどのような仕事がされているか、工場見学に行ったことがあるか、他社の工場はどのような特徴があるかといったものなので、入念に下調べはしたほうが良いと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自信をもって自分の考えを発していけるかどうかだと思います。自信をもって発言していくためには、自分の頭の中で話す内容を瞬時に整理し、論理的に話すことが必要です。これが出来るようになるためには、ある程度の面接練習が必要だと思うので、話すことに自信がない方は人一倍練習することをお勧めします。
内定したからこそ分かる選考の注意点
性格診断も大切な要素だと考えています。面接官の手元には必ず性格診断の結果がありました。性格診断の結果と学生の発言に食い違いが生じていると面接官は疑問に感じてしまうと思うので、素直に受け答えをすることが大切だと思います。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定後、実際に生産技術職として働いている方と面談する時間がありました。それ以外は特にありません。
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森永乳業の 会社情報
会社名 | 森永乳業株式会社 |
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フリガナ | モリナガニュウギョウ |
設立日 | 1949年4月 |
資本金 | 217億3100万円 |
従業員数 | 7,415人 |
売上高 | 5470億5900万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 大貫陽一 |
本社所在地 | 〒105-0021 東京都港区東新橋1丁目5番2号 |
平均年齢 | 40.1歳 |
平均給与 | 781万円 |
電話番号 | 03-6281-4680 |
URL | https://www.morinagamilk.co.jp/ |
採用URL | https://saiyo.morinagamilk.co.jp/?_ga=2.114893127.134397853.1687923277-450743265.1687923277 |