
23卒 本選考ES
総合職
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Q.
あなたの夢は何ですか。その夢の実現のために日々行なっていることを教えて下さい。
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A.
私には「前人未到の挑戦を通じて、人々の生活を進化させ続けたい」という夢がある。そのために三つのことを行なっている。第一に、SIP Nextという次世代イノベーター育成プログラムに参加し、リーダーとしての素養を培っていることだ。私は大きなことを成し遂げるためには、多くの人の協力が必要であると考えている。またNPOでは独学でチームを運営していた。そこで私はチームを運営する上で必要な巻き込み力や有効なビジョンのたて方等を学ぶことでより効果的な挑戦ができると考えている。第二に、国際感覚の醸成だ。これは世界から日本を見る視点を持つことが挑戦の糧になるという考えからだ。この考えから中学時代にホームステイに、高校時代は語学留学を経験した。そして大学では英語のアウトプットを重視し、英語でのスピーチやオンライン英会話、国際系NPOにおけるラオス人、バングラデシュ人との折衝を行なっている。 続きを読む
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Q.
あなた自身を最大限アピールして下さい。
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A.
私の強みは好奇心を原動力に、挑戦する力である。思うままにこの目で世界を見たいと思い、中学時代にニュージーランドで、高校時代にアメリカ東海岸で一人旅をした。それらの地域で少数民族に出会い、先進国にはない独特な価値観に関心を持った。 それを機に大学入学後はNPOでラオスの少数民族の文化保全や就労支援の周知に尽力した。私は元々ラオスの少数民族であるカム族の民話出版事業に従事していたが、この活動に対する寄付が年間200円しか集まっておらず、来年度以降の事業継続が難しいことを知った。そこで、NPO内で聞き取りをすると、そもそもこの活動が十分周知されていないと知った。事業を存続させたかった私は来年度事業維持費分の60万円を調達することを目標に部を新設した。 しかし、私は設立まもない部の部長であり、当初は各部員のやりたいことがバラバラで頻繁に意見が対立した。そのため、まず部の方針を私自ら部員に示し、部の方向感を理解してもらうことに尽力した。そこで私は「支援は誰に、いくら分が、どう使われるか」という活動の方向感を明確化した。しかしそれでもなお目標への意識は浸透しなかったため二つの施策を講じた。第一に、毎回の会議での目標・ターゲットの唱和である。第二に、その目標・ターゲットを定期的に穴埋めテストすることである。結果、目標・ターゲットがメンバーに徹底され、部の方向感をまとめることができた。 次に課題となったことは、支援者がラオスに馴染みがないということだった。そこでラオスに親しみを持ってもらうために以下二つの施策を実行した。第一に日本人とラオス人との交流会の開催だ。ここではディスカッションに「幸せとは何か」という日本人にもラオス人にも共通するテーマについてディスカッションしたり、有識者による講演会の開催を行なった。第二に現地の情報を生き生きと伝えるためにカム族の若者政府高官に対するインタビューを撮影し、それを基にしたPR動画の制作だ。その結果、クラウドファンディングにて約65万円を調達し、大手企業からの支援も頂いた。 以上から自分が価値を感じたものを信じてやり抜く大切さを学んだ。この経験を活かして、好奇心を原動力に、何ごとにも「自分ごと」で挑戦していきたい。 続きを読む
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Q.
ゼミテーマを具体的に教えてください。
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A.
私は日本と世界の死刑制度について学び、その上で各国の死刑制度に影響を与えている政治・文化的背景について研究した。死刑論において重要な判例であるソーリング事件について取り扱った。この事案では死刑囚が直面する「死刑の順番待ち現象」が国際法上拷問に当たるかが争点となった。凶悪な犯罪者であっても、地域によってその取り扱いは異なり、宗教や価値観の違いから人権についても考え方に際があることがよくわかる事例であった。私は世界の各地域の「当たり前」の相違に興味があるため、今後は少数派の常識について研究したい。死刑制度はその賛否が議論になりがちだが、それらは各国の背景を念頭に議論すべきだと学んだ。 続きを読む