
23卒 本選考ES
営業職
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Q.
現在所属しているゼミもしくは研究室でご自身が取り組まれていることを教えてください。
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A.
私は日本と世界の死刑制度について学び、その上で各国の死刑制度に影響を与えている政治・文化的背景について研究した。死刑論において重要な判例であるソーリング事件について取り扱った。この事案では死刑囚が直面する「死刑の順番待ち現象」が国際法上拷問に当たるかが争点となった。凶悪な犯罪者であっても、地域によってその取り扱いは異なり、宗教や価値観の違いから人権についても考え方に際があることがよくわかる事例であった。私は世界の各地域の「当たり前」の相違に興味があるため、今後は少数派の常識について研究したい。死刑制度はその賛否が議論になりがちだが、それらは各国の背景を念頭に議論すべきだと学んだ。 続きを読む
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Q.
自らやるべきことを見つけて、積極的に取り組んだ経験について教えてください。
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A.
NPOで民話出版事業を存続させるために、寄付金調達に尽力したことだ。私はNPOでラオスの少数民族の民話出版事業に従事していた。しかし私はこの活動に対する寄付が年間200円しか集まっていないことを知り、愕然とした。そこでNPO内で聞き取りをすると、そもそもこの活動が十分周知されていないと知った。そこで私は寄付金を調達する部を新設し、ラオスに親しみを持ってもらうために2つの施策を実行した。第一に日本人とラオス人との交流会を行うことだ。第二にカム族の若者や政府高官に対するインタビューを撮影し、それを基にしたPR動画の制作だ。結果、クラウドファンディングにて大手企業を含む支援者から65万円を調達した。 続きを読む
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Q.
問題解決に向けて、新しい発想や工夫で、物事にとり組んだエピソードについて教えてください。
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A.
NPOにおいて部を新設した際に部の方向感をまとめ、活動を軌道に乗せた経験だ。PR部を設立したものの、当初は各部員のやりたいことがバラバラで頻繁に意見が対立していた。そこで、まず部のビジョンを設定することで部の方向性を確立しようとした。しかし、前例のない部においていきなり抽象的なビジョンを掲げてもチームはまとまらなかった。そこで私は事業計画の立て方に関する本を読み、「支援は誰に、いくら分が、どう使われるか」という具体的な活動目標を定めた。さらにその目標を毎回の会議で唱和すること、目標穴埋めテストを行うことで活動目標の周知を徹底した。結果、部の方向感がまとまり、無事初めてのイベントも開催できた。 続きを読む