【学生の人数】1人【面接官の人数】4人【面接官の肩書】各部署の技術部長【面接の雰囲気】初見の人だったが、温厚な人だった。自分の研究室の先輩が新日鐵住金にいるが、「あいつの後輩なら安心ですね」と言っていただいた。【志望動機について。なぜ新日鐵なんですか?】私は今まで学んできた土木工学の知識を活かして、設備保全の業務に携わりたいと考えています。産業の根幹である鉄製品を製造する製鉄所を見学して、この設備を支えたいと強く感じました。また製鉄所における企画・計画・設計・工事といったすべての工程に関われる所に魅力を感じました。特に狭いエリアで周りに影響を及ぼしてはいけない点や、高温効果中の設備の基礎の設計など製鉄所特有の条件下での、設計工事に挑戦できる。研究や水泳のインストラクターで培った問題解決能力を活かし、製鉄所の建設及び維持管理に関する土木的な問題に対して素早く解決策を提案していきたいと考えています。また他の部署でも自分がやりたいと考えていることはできる可能性があると感じている。例えば、研究開発においては土木の現場に最新の製鉄技術を持ち込むことで、社会インフラに貢献したいと考えたからです。鉄鋼メーカーにしかない材料や製造に関する知識を活かして、新たな建材商品を開発し、それらを利用した新構造、さらには施工方法まで含めたソリューション問題解決能力は研究においても生かせると考えています。【あなたが学生時代に力を入れて取り組んだこと、その経験を通じて何を学びましたか?】私はベトナムでのインターンシップで専門外のwebページのデザイン製作を経験しました。当初は知識不足が原因でデザイン案がほとんど思い浮かびませんでした。しかし、様々な企業のwebページを参考にしてデザインし、クライアントに提案することで、引き続き案件を受注契約することが出来ました。この経験から未経験の分野であっても、きちんと戦略を練ることで達成できることを実感しました。研究に関しては、私の研究テーマが、『大阪湾における地下水湧出現象の実態把握』を目的としており、何度も現地調査を実施し、試料の分析のために1週間以上実験室にこもることも珍しくありませんでした。自身の研究内容を発表する土木学会では他の研究者からも良い評価を頂き、優秀発表賞を受賞することができました。この経験から自分で提案した計画は最後までやりきるという責任感と粘り強さを学びました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】第一志望っぽさを見せるのは当たり前で、どこまで業務内容を知っているか(工場見学で聞いたレベルで十分)が重要だと思う。工場見学でのメモも残っているみたいで印象はよかった。
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