【未知への挑戦、輝くチャンス】【19卒】オリンパスの冬インターン体験記（文系/総合職）No.3955（早稲田大学/男性）（2018/11/21公開）

メーカー志望であったため、オリンパスの企業研究が深まることと本選考での優遇があることを期待して参加した。また、インターンに参加するにはグループディスカッション選考があったため、本選考の練習になると思い受けてみようと思った。

エントリーシート選考とグループディスカッション選考に通過すれば参加できるインターンシップであったため、まずはエントリーシートの質にこだわった。また、グループディスカッション選考に合格できるように、グループディスカッションのコツなどをインターネットで調べた。

紙をできるだけ高く積み上げよ（グループ対抗）/今後１０年の成長を考えたときに、オリンパスの３事業のどこにどれくらい力を入れるべきか考えよ/とある病院の課題解決をせよ

1日目にやったこと

グループ内での自己紹介・アイスブレイク、会社説明、最後にグループワークを行った。アイスブレイクは、グループ対抗で白紙を高く積み上げるゲームをした。グループワークは、今後１０年の成長を考えたときに、オリンパスの３事業のどこにどれくらい力を入れるべきか考えよというお題に取り組んだ。

2日目にやったこと

とある病院の課題解決をせよというお題で、グループワークをした。このグループワークの設定が高度で、オリンパスの社員のレベルの高さに驚いた。終わった後に、様々な社員との懇親会が行われた。

人事社員

なし

社員の方は、マナーにとても厳しい方であった。メモを取ることは絶対であり、挨拶ができていな人は注意されていた。厳しかったが、社員の方が就活生と本気で向き合っていることがわかった。

限られた時間の中で、あまり知識がない医療や病院経営に関するお題の答えを導くことに苦労した。オリンパスの社員は、時間内に成果を出すことを大切としていて、時間の延長は認められなかった。また、グループ内に少し自己中心的な人がいたため、うまくコミュニケーションをとることが大変だった。

医療機器メーカーでの仕事内容がイメージできるようになったことは、とても良かったと思う。イメージがつきにくい医療機器メーカーの仕事が詳しくわかるグループワークであったため、参考になった。また、医療機器メーカーで働くことの大変さややりがいもわかったのは収穫であった。

あまりないが、グループでの価値の発揮方法などは知っておくべきだと思った。グループで価値を発揮する方法はいろいろあると思うので、それを知っているとグループワーク主体のインターンシップでは役に立つ。

懇親会でかなり深く仕事の話が聞けたため、働いている姿を想像できるようになった。また、人事の方ともお話でき、雰囲気やスタッフ職での働き方も理解することができた。営業の社員は、物を売るだけでなく、病院全体の課題を見つけていくことが大事だと知った。

インターンシップ参加者は、かなりレベルが高い賢い学生が多かった。また、社内の雰囲気も私には少し会っていないと思った。そのため、レベル的にも雰囲気的にも、内定をもらうことは厳しいのではないかと感じた。そして、実際に２次面接で落選という結果になった。

懇親会で医療営業をしている方のお話を聞いたときに、「実際、商品自体は他者と大きな差があるわけではない。大切なことは、医者から信頼されるように営業を積み重ねること」と言っていて、志望度が下がった。自社の商品にこだわりがないこともそうだし、常に医者に媚びる働き方に疑問を感じた。

インターンシップ参加者は、本選考で特に優遇がなかった。企業研究が深まったというメリットはあるが、内定に直結というようなものでもなかった。ただ、インターンシップ参加者は優秀な人が多かったため、内定者の多くはインターンシップ参加者だったのではないだろうか。

インターンシップ参加前は、メーカーを幅広く見ていた。働きやすい環境、ものづくりへのこだわりが良いと思い、メーカーに興味を持っていた。メーカーのなかでも人々に身近な化学メーカー、食品メーカー、日用品メーカー、健康に貢献できる医療機器メーカーなどを志望していた。具体的には、明治、森永乳業、三菱ケミカル、ライオン、花王、オリンパス、二プロなどである。

医療機器メーカーでの働き方は、あまり好きではないと感じた。医療機器メーカーで働くことのやりがいもわかったが、きつそうという印象を持った。そのため、医療機器メーカーのエントリー数は、かなり少なくした。私自身、医療機器メーカーに向いていなかったのだと思うが、本選考で受けた医療機器メーカーはことごとく落ちた。