20卒 本選考ES
総合職
20卒 | 上智大学 | 男性
-
Q.
自分なりにチャレンジングな目標を立てて何かに取り組んだ経験、その目標を立てた背景を教えてください。(500字以内)
-
A.
大学二年の夏に部の同期三人で南アルプスを11泊12日かけて長期縦走したことだ。背景としては主に二つある。一つは、大学から体育会ワンダーフォーゲル部に所属し、本格的に始めた登山の魅力に圧倒される中で、時間に余裕のある大学生ならではの登山がしたいと思うようになった。また、部活動の主将就任が決まり、自ら未知の挑戦を経てレベルアップしたいと思い、日本百名山が七座も連なる南アルプスを通る長期縦走登山をする決意をした。登山用品店でアルバイトをしていたために知り合った登山ガイドの方や、部で参加した講習会でお世話になった講師の方など、登山の玄人の方に多くのアドバイスを頂きながら、ルート編成や食糧計画、体力作り等の準備に半年を費やした。山行当日は、水や食料など計25㎏以上の荷物を持ち、満足に着替えられず、風呂も入れない状況に加え、台風に直撃される等の悪条件だったが、苦しい時も互いに励まし合うことでその場での行動判断を慎重に行うことができ、無事に約70㎞の道のりを踏破することができた。この経験で、様々な状況下でも冷静に判断できるようになり、その後の主将としての活動に自信が持てるようになった。 続きを読む
-
Q.
周囲と協力して集団で課題に取り組んだ経験について、自らの意志で担った役割とその取り組み内容や集団に与えた影響を具体的に教えてください。(500字以内)
-
A.
体育会ワンダーフォーゲル部での主将としての活動だ。主に登山を行う当部では、70人の部員を抱える中で、部員の主体性という課題を抱えていた。登山は安全第一であり、「自分の身は自分で守る」という主体性を持って準備しないと、命の危険に晒されてしまう。しかし、登山の準備は「楽しくない」ことが多いため、当部は準備を入念に行うことから避けてきた。そこで、私は主将として、この課題を改善する取り組みを先導しようと決意した。まず、部内での技術講習に少人数の班で課題解決する学習方法を取り入れ、部員が主体的に学べるようにした。また、各自の目標とやるべきことを記入する「目標設定シート」を導入した。内容は部内で共有し、各自の目標に対して責任を持たせた。これらの取り組みに対して部内から反発の声が多く上がったが、「楽しくない」準備が至上の「楽しみ」を生む、という考えを一人一人と対話する中で明確に伝え続け、部員を巻き込んでいった。結果として部員の主体性を向上させることができた。そしてこれらの取り組みは後輩の代にも引き継がれ、今や部活のシステムとしてなくてはならないものとなるなど、部活そのものに大きな影響を及ぼした。 続きを読む
-
Q.
あなたが就職活動および、今後働く上で大切にしている軸について教えてください。(500字以内)
-
A.
私が就職活動で大切にしている軸は、本気で仕事ができる仲間や環境であるかということだ。私は中学校から大学まで、10年間で三種類のスポーツを部活動で取り組んできた。スポーツの形態はそれぞれ異なるが、共通していたことは「本気で取り組む仲間」と「本気で取り組める環境」であった。大学で所属している体育会ワンダーフォーゲル部での主将としての活動では、特にそれが顕著に表れた。活動の安全性に課題があった当部において、それに対する改善策としてどうすることが最適解なのかと幹部で意見をぶつけ合い、納得できるまで議論した。全員が納得できるものにするまでに多くの時間を要したが、最終的には部員が一体となって同じ方向を向き改善策に取り組み、部の安全性を高めることができた。このような経験から、一人一人が当事者であるという自覚と責任を持ち、本気で取り組むことが最適解と至上のやりがいを生み出すことができると考え、今後実際に働く際においてもそのような点を重要視したいと考えるようになった。そしてそのような軸があるからこそ、「お客様第一」の精神と人や街の未来をつくる責任と誇りを大切にして事業を展開する貴社の姿勢に共感している。 続きを読む