【地域の特性を生かす】【21卒】野村不動産の夏インターン体験記（文系/総合職）No.8459（一橋大学/男性）（2020/2/7公開）

私はもともと不動産業界に興味があり、その中でも与える人々にインパクトの大きいデベロッパー業界に興味を持ちました。その上で大手総合デベロッパーのインターンに応募し、野村不動産に選んでいただいたからです。

まずデベロッパー業界について、そして野村不動産自体についてを調べました、またいわゆるガクチカをブラッシュアップしてインターン選考に臨みました。

現場配属され、それぞれ違った課題を与えられた

前半にやったこと

初日にグループワークを行い、２日目以降は現場に配属されて、実際に社員の方々がどのような仕事をされているのかを知ることができました。また同じ部署の方々とランチを食べました。

後半にやったこと

与えられた課題を配属された部署のパソコンで仕上げつつ、前半と同様に社員の方に同行して仕事内容を見学させていただきました。そして5日目にプレゼンを全体の前で行い、そのあとは懇親会が開かれました。

人事部と、自分が配属された部署の方

なし

開発する地域の特性を生かした提案を心がけろ、というフィードバックが印象的でした。どこの土地でも通用するようなプランだと、その土地に根ざすことができず、長続きしないという意図のフィードバックでした。そのために実際に足を運んで地域のイメージを掴むという工程が、本気でまちづくりをするということを象徴しているように感じました。

私は課題を行う時間が多く与えられたのでそこまで難しく感じたことはありませんでしたが、課題をする時間がほとんどないスケジュールの方もいました。また会議の同行させていただけるのですが、専門的な内容のものもあり、後で社員の方に質問しないと内容が掴めないものがありました。

実際に地権者などの関係者を集めて会議をしていくという工程が、思っていた以上に大変なもだったので、デベロッパーとして働くことのやりがいと厳しさを同時に感じました。大勢の人をまとめる経験をしていたつもりでしたが、同じ方向を向いていない人々をまとめるというのは本当に大変だと思います。

正直どの現場に配属されるかは1日目の終盤に発表されるので準備というのは難しいのですが、この会社が行なっている事業のおおまかな流れを把握していると、目の前の会議が全体のどこに当たるかを俯瞰して考えることができ、それぞれの発言の意図が少しわかると思います。

実際に現場配属されるので、デベロッパーとして働くことの良い面も悪い面も知ることができます。また他の学生の発表から他の部署のことも知ることができるので、自分が配属されていない部署に関しても、自分が働くイメージを少しは持てると思います。非常に良い経験になりました。

周りの学生のレベルが高く、本当にこの業界で働きたいと思っている人が多いので、競争は熾烈を極めると思います。他のデベロッパーに比べて採用人数は多いほうですが、受けてくる学生は文系トップクラスだと思うので、生半可な準備では内定をいただくのは難しいと思いました。

確かに具体的に働く姿をイメージできるようになったのですが、そのぶんハードな仕事をこなす必要があることがわかりました。こういった仕事でもめげずに働ける人を求めているのだと思います。自分はもう少しゆったりとした仕事の方が合っている気がしました。

参加自体で有利になるわけではなく、参加した上で結果を残せれば有利に働くと思います。逆に良いパフォーマンスを出せなかった人はそのように人事の目に映ってしまうので、むしろ不利な場合もあると思います。

不動産業界の中でも与えるインパクトの大きいデベロッパーを志望していました。不動産仲介や管理会社のインターンにも参加しましたが、インパクトの小ささで志望業界から外しました。他の志望業界は三井住友銀行などのメガバンクや政府系金融機関、そしてアビームコンサルティングなどのコンサルティングファームを志望していました。

総合不動産デベロッパーの中でもリーディングカンパニーである三井不動産や三菱地所などをより強く志望するようになりました。野村不動産は自分の土地を持っておらず、またインハウスで全てを手がけるので業務が必然的にハードになってしまいます。なので土地を所有する上記の会社やＮTT都市開発や森ビル、東急不動産を強く志望するようになりました。