20卒 本選考ES
総合職
20卒 | 千葉大学大学院 | 男性
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Q.
研究概要
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A.
私はカテーテル等の医療機器への応用に向けた電気活性高分子(EAP)アクチュエータの作製を行っています。アクチュエータとは電気などのエネルギーを与えて動作するものです。電極膜、および電解質膜から構成される高分子素材のEAPアクチュエータは軽量で柔軟といった特徴を持ち、生物のような柔らかい動作が実現可能です。一方で、EAPアクチュエータを複雑な体内を巡るカテーテルへ応用するためには、体内で時には鋭角に曲がり、かつ進んでいくことが必要となり、変位量向上が課題です。そこで私は変位量が電極膜の比表面積に依存する点に注目し、電極膜をナノファイバー化することで比表面積を増大させ、変位量向上を目指しています。 続きを読む
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Q.
上記テーマで、あなたなりのオリジナリティを発揮した点、画期的な点など特に主張したい点を3つあげて下さい。
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A.
・電極膜の比表面積を増大させるための発想としてナノファイバー化を試みた点 ・ナノファイバーを生成させるために三種類の材料の複合量を一から多角的に調査した点 ・ナノファイバーを高分子アクチュエータに応用したため、様々な機能を付与できる点 続きを読む
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Q.
専攻区分で選択した専攻のさらに詳細な専門分野(得意とする分野)を最大3つまでご記入ください。
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A.
高分子複合材料、高分子加工、繊維材料 続きを読む
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Q.
学生時代に、あなたが最も力を入れて取り組んだことを述べて下さい。
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A.
私は体育会準硬式野球部に所属し、部活動に最も力を入れていました。私の大学は東都大学準硬式野球連盟に加盟しており、その中で私たちはリーグ戦優勝、上位リーグ昇格といった目標を掲げ日々練習に励んでいました。しかしながら、優勝争いどころかリーグ最下位となり、降格という屈辱的な思いを経験しました。そこでこの状況を打開すべくチームの弱みと強みをあぶり出し、勝てるチームになるよう話し合い、練習内容を犠打等の小技や弱みの打撃に重点を置きました。さらに投手である私個人はリーグ戦スコアから対戦データを分析し、打者や走者との間合いの工夫、および新球種の必要性を感じたため練習で多くの打者、走者と対戦、また新球種の習得に励みました。その結果降格からわずか一期で上位リーグに昇格、かつ日本体育大学などの強豪校がひしめくリーグで優勝争いに加わるまでチーム力が向上し、さらに個人は同リーグで最多勝を挙げることが出来ました。 続きを読む
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Q.
あなたが東レというフィールドで成し遂げたいことを述べてください。
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A.
私は、貴社で研究開発を行うことにより現在、世界で常識となっていることに驚きと革新を与えたいと考えています。私は研究生活を通して挑戦することの楽しさ、困難を乗り越えたときの喜びを体感しました。その中で自分が行っている研究を世に発信することで常識を打ち破り、世界に驚きと感動を与えたいと考えるようになりました。また、大学院で受講した講義において、イノベーションは自身が得意とするコア技術に何かを組み合わせることによって産み出されると学びました。貴社では炭素繊維などの繊維事業を筆頭に樹脂・ケミカル事業、複合材料事業など幅広い事業があり、イノベーションのきっかけは数多く点在していると思います。そのような環境下で私の分析力と課題設定、さらには解決力を活かし、今まででは考えられない新たな素材を開発することで、ものづくりの常識を卓越し、さらに便利で安心な世界を作っていきたいと考えています。 続きを読む